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今回から4回に分けて、HG ゲルググを黒い三連星風のキャンディ塗装で制作していきます。
今回は、仮組み・塗装準備編となります。
今回の主な内容
- 制作のモチーフに選んだ機体と制作のベースにしたキットの紹介
- 説明書に沿った組み立て手順と合わせ目が必要なポイントなどの確認
- さまざまな角度から見た完成レビュー
- メタルボール、持ち手の調整、合わせ目消しなどの塗装前の加工作業

このブログでキャンディ塗装を紹介するのは初めてだね。
元キットとは違って、パープルとブラックを中心に塗装する予定だから、色をよく確認しながら作業を進めようね。

制作のモチーフと使用した元キット
制作のモチーフ
モチーフは、HG 1/144 高機動型ザクII(ガイア/マッシュ専用機)です。
黒い三連星仕様のザクは、ほかにHG、RGなどでも商品化されていますが、過去に制作したHG 1/144 高機動型ザクII(ガイア/マッシュ専用機)が手元にあったのでモチーフにしています。
また、すでに多くの方がゲルググを黒い三連星風に制作し、インターネットやSNSにアップされているので、塗り分けなどを参考にさせていただきました。
使用したキット
今回の制作に使用したキットは、2006年発売のHG 1/144 シャア専用ゲルググです。
このキットは、パーツ数が比較的少なく、大きなパーツで構成されているので、キャンディ塗装が映えるかなと思っています。

量販店でガンプラ探しをしているときに、運良く入手することができたんだ。
まめに店頭をチェックしていると、ときどきいいものに出会えるね。

仮組み
説明書に沿って組み立てていきます。説明書はとてもシンプルで、組み立ては3ページで終わります。



パーツの色は、濃いレッド、シャアピンク、グレー(関節やシールドなど)、イエロー(シールド外縁など)、クリアイエロー(ビームナギナタ)の5色で構成されています。
ボディ
まずはタミヤの「薄刃ニッパー(ゲートカット用)」でランナーから切り離した後、ゲート跡を二度切りして、組み立てていきます。
ボディ部分は、濃いレッドと腕取り付け部分のグレーの2色です。

真ん中の円形のパーツだけシャアピンクになっているよ。
円形のパーツは、取り外せなくなるから、塗装後に取り付けるよ。


頭部
頭部は、シャアピンク1色です。

モノアイの部分が、ザクなどに比べると奥まっているから、しっかり見えるようにする工夫がいるね。

ボデイ部分の前後の合わせ目が目立っているね。


ライフル
ビーム・ライフルは、グレー1色です。

ライフルは左右に組み合わせるけど、あまり目立たないね(画像2枚目)。
照準の円形部分は、塗り分けるか、他の方法で色分けする必要があるね。



シールド
シールドは、グレーとイエローの2色です。

グレーの部分は、ヒケ(凹み)が目立っているので表面処理が必要かな。

腕・肩
腕と肩の部分は、シャアピンク1色です。

肩の部分も前後の合わせ目が目立ってしまうね。


脚
脚の部分は、シャアピンクとグレーの2色です。


ディテールが少ないぶん、キャンディ塗装はやりやすいかな。

外からは見えづらいバーニアや、足の裏までしっかり成形されているね。



腰
腰の部分は、濃いレッドとグレーの2色です。

全体で見ると、胴体の部分が濃いレッドで、腕、脚などがシャアピンクのコントラストになっているね。

腰の裏側にもバーニアが装備されているよ。


仮組みレビュー
フロントビュー
ビーム・サーベルとシールドを装備した状態で、正面から撮影しています。

色分けはシンプルだけど、要所にグレーが取り入れられているので、引き締まっている印象だね。
脚が大きいから、自立はすごく安定しているね。


バストアップ
ボデイ部分のスリット部分や腰回りの造形がゲルググならではの造形だと思います。モノアイはシールが付属していますが、今は取り付けていません。

今回もいくつかメタルパーツを取り付けようかな。

リアビュー
シールドは、背中に取り付けることができます。


トップビュー
頭部は、アンテナ下の庇ののような部分が前方に出ているので、モノアイの部分が見えにくいです。
ボディと肩の合わせ目はやっぱり目立つから、処理が必要だね。


塗装前の加工をする
塗装に入る前に、ゲート跡の処理、武器の合わせ目消し、シールドのヒケ消し、持ち手の調整、メタルパーツの取り付け準備を行います。
ゲート跡の処理
ゲート跡は、800番の紙やすりでゲート跡を整えていきます。使用するのは、タミヤのフィニッシングペーパー800番です。
過去記事でもご紹介したとおり、紙やすりは、画像のように100均(ダイソー)のウッドブロックに同じく100均(ダイソー)の強力スポンジ両面テープ(幅15mm)で貼り付けて使用しています。

ウッドブロックの正式な商品名は、工作材料直方体(60mm/30mm/15mm)で、8個入100円だよ。
強力スポンジテープを使うことで、適度にクッション性が出て使いやすいよね。


合わせ目消し
合わせ目消しは、外から目立つボディと肩のパーツ4つに絞りました。

合わせ目消しには、タミヤの瞬間接着剤イージーサンディングを使用しています。
接着剤を両面に塗り、むにゅっとはみ出るまで押し付けます。

はみ出しが少ない場合は、イージーサンディングを合わせ目の上から塗り重ねてね。


イージーサンディングは、硬化した後が削りやすく、今回のような合わせ目を消したり、うっかりつけてしまった傷を修正する時などに愛用しています。
合わせ目がきれいに消えたかどうか確認するため、ガイアノーツのサーフェイサー・エヴォを軽く吹いているよ。サーフェイサーは目印になれば何色でもいいと思うよ。

一日置いておけば十分に硬化すると思いますが、急いで仕上げたい時は、ガイアノーツのM-08 クイックハードスプレーなどを使用すると、すぐに硬化します。
クイックハードスプレーは匂いがきついので、塗装ブースやベランダなどの屋外で使用しています。


シールドのヒケ消し
仮組みの際にもご紹介したとおり、シールド表面にはヒケ(凹み)が目立つので、タミヤのフィニッシングペーパーを600番、800番の順で使用し、整えていきます。


紙やすりだけでは消えない部分には、イージーサンディングを盛って、表面を整えています。


持ち手の調整
塗装前レビューのとき、左右の持ち手がゆるく、武器を固定できないことに気が付きました。

持ち手の裏側にマスキングテープを重ねて貼り、武器を保持できるようにしたよ。
塗装すればわからなくなるし、しっかり保持できているから、これでいいんじゃないかな。



ビームナギナタ、ライフルともにしっかり持てるようになりました。


メタルパーツの取り付け準備
腰や肩のパーツにメタルパーツを取り付けるため、穴を彫っています。
使用しているのはゴッドハンドのショートパワーピンバイス、ドリルビット5本組B、スピンブレードです。

腰のパーツと脚のパーツには1mmの穴を彫っているよ。
肩のパーツには、2mmの穴を彫っているよ。



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まとめ(ふりかえり・塗装レシピ・使用ツール)
今回のふりかえり
ゲルググも好きな機体の一つです。
シャア専用機のレッドでキャンディ塗装をしてもよかったのですが、パープルのキャンディ塗装にはチャレンジしたことがなく、手元の高機動型ザクを参考に、制作することにしました。
仮組みのときにもご紹介しましたが、組み立てはシンプルで、サクサク進みました。持ち手の部分以外に、ゆるかったり、合いが悪いこともありませんでした。
色分けがシンプルで、面の大きいパーツが多いので、キャンディ塗装には向いているキットかなと思います。
ただし、合わせ目が多いので、どこまで処理するか悩みました。腕や脚にも合わせ目があるのですが、関節の処理など筆者にはハードルが高すぎたので、外から見えやすい部分に留めました。
なお、古いバージョンでは、シールドなどのパーツにABS樹脂が使われていたようで、塗装される方は説明書などで確認が必要です(筆者のキットはすべてスチロール樹脂でした)。
次回は、色の選択を事前に確認してから、塗装作業に進みます。
あわせて読みたい
塗装レシピ
使用したツール
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は「HGゲルググを黒い三連星風のキャンディ塗装で作る」塗装編の記事を投稿する予定です。