色違いレックウザ(黒レックウザ)を作る #1 仮組み編

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全塗装で制作したポケモンコレクション・色違いレックウザのアイキャッチ1

ご覧いただき、ありがとうございます。

今回から3回に分けて、ポケモンコレクションNo.46のレックウザを、色違いの黒レックウザで制作します。

今回は仮組み編となります。

この記事の内容
  • 制作のモチーフとポケモンコレクションNo.46のレックウザ・キットの内容
  • 組み立てのポイントと仮組みレビュー(バトルポーズとノーマルポーズ)
  • ゲート跡の処理やボディの合わせ目消しなどの塗装前準備

ガンプラ制作を一休みして、ポケモンのレックウザを作っていくよ。

色分けが細かくされているキットだけど、塗装前の準備をていねいに行ってカッコよく仕上げたいね。

目次

制作のモチーフとポケモンコレクションNo.46のレックウザ・キットの内容

制作のモチーフ

制作のモチーフは、ポケモン図鑑No.384、ホウエン地方の伝説ポケモン「レックウザ」のうち、稀に出現する色違いの通称「黒レックウザ」です。

通常のレックウザは、ボディカラーがグリーンですが、色違いはブラック(に近いグレー)になっていて、人気のあるポケモンです。

全塗装で制作したポケモンコレクション・色違いレックウザの完成レビュー(ノーマルポーズ1)
完成した色違いレックウザの画像

使用するキット

使用するキットは、ポケモンコレクションNo.46のレックウザです。

全塗装で制作するポケモンコレクション・色違いレックウザの仮組みレビュー5

使用したツールと塗料のまとめ記事

ポケモン・色違いレックウザ(黒レックウザ)の制作に使用したツールと塗料は、下記の記事にまとめています。

説明書

組み立ては、頭部からスタートし、腕部、胴体、尻尾・ツノの順に作っていき、最後にすべての部分を組み立てる順番になっています。

6ページの説明書は、フルカラーで印刷されていて、小さい子供でも間違わないよう配慮されているよ。

全塗装で制作するポケモンコレクション・色違いレックウザの説明書

ランナー

ランナーは、A1、A2、B1がボディ、B2は雲の台座の4つになっています。

目と口の中以外は完全に色分けされているね。

全塗装で制作するポケモンコレクション・色違いレックウザのランナー1
全塗装で制作するポケモンコレクション・色違いレックウザのランナー2
全塗装で制作するポケモンコレクション・色違いレックウザのランナーと付属シール

組み立てる(仮組み)

説明書に沿って組み立てていきます。

説明書には、「道具を使わなくてもパーツを取り外すことができます」と記載されていますが、キレイに仕上げたいので、タミヤの薄刃ニッパー(ゲートカット用)を使用しています。

頭部

口は開いた状態を再現でき、目はシールを貼るようになっています。

ボディカラーのグリーンだけでなく、イエロー、レッド、ホワイトで細かく色分けされているよ。

全塗装で制作するポケモンコレクション・色違いレックウザの仮組み(頭部1)
全塗装で制作するポケモンコレクション・色違いレックウザの仮組み(頭部2)

腕部

腕の部分は、ブラックの骨格にグリーンのボディパーツを取り付けるようになっています。

腕は、肩の部分で可動できるけど、肘の部分は動かなくて細いから、取り扱いに注意が必要だね。

全塗装で制作するポケモンコレクション・色違いレックウザの仮組み(腕部1)
全塗装で制作するポケモンコレクション・色違いレックウザの仮組み(腕部2)

ボディ

ボディは、グリーンにイエローの模様が入ったパーツと、グリーンとピンクのパーツを交互に組み立てるようになっています。

4つあるグリーンとイエローのパーツのうち、一つだけ細くなっているパーツがあるから、取り付ける順番に注意が必要だね。

全塗装で制作するポケモンコレクション・色違いレックウザの仮組み(胴体1)
全塗装で制作するポケモンコレクション・色違いレックウザの仮組み(胴体2)

尻尾・ツノ

尻尾はレッドのパーツをグリーンのパーツで挟み込むようになっています。

ツノは左右2本、それぞれ1パーツで頭部に取り付けるようになっているよ。

全塗装で制作するポケモンコレクション・色違いレックウザの仮組み(シッポ)
全塗装で制作するポケモンコレクション・色違いレックウザの仮組み(ツノ)

仮組みレビュー(バトルポーズ)

フロントビュー

ボディはほぼ完全に色分けされてるので、塗装しなくても十分楽しめると思います。

全塗装で制作するポケモンコレクション・色違いレックウザの仮組みレビュー7

サイドビュー・左

バトルポーズは、ボディと尻尾のピンクの部分で設置すると、安定して飾ることができます。

全塗装で制作するポケモンコレクション・色違いレックウザの仮組みレビュー2

リアビュー

イエローの模様パーツは、塗装する前に分解するので、深くはめ込んで外れにくくならないよう、浅めに取り付けています。

全塗装で制作するポケモンコレクション・色違いレックウザの仮組みレビュー3

トップビュー

頭部は、イエローの模様や2本のツノなど、他の部分と比べると細かく作り分けられている印象です。

全塗装で制作するポケモンコレクション・色違いレックウザの仮組みレビュー4

仮組みレビュー(ノーマルポーズ)

フロントビュー

ノーマルポーズは、前後20cm程度とかなり長くなりますが、雲の台座に載せると安定して飾ることができます。

全塗装で制作するポケモンコレクション・色違いレックウザの仮組みレビュー5

トップビュー

上から見ると、まさしくドラゴンという印象です(レックウザはドラゴン系のポケモンです)。

全塗装で制作するポケモンコレクション・色違いレックウザの仮組みレビュー6

ゲート跡や合わせ目を消す

分解する

イエローの模様パーツは、外れやすくするために、浅めにはめ込んでいましたが、どうしても外れない場合は、裏側に1mmの穴をドリルで開けてから、取り外しています。

外からは完全に見えなくなるから、最初からすべてドリルで穴を開けてもよかったかな。

全塗装で制作するポケモンコレクション・色違いレックウザのボディパーツ1
浅めにはめ込んでいたイエローの模様パーツ
全塗装で制作するポケモンコレクション・色違いレックウザのボディパーツ3
ドリルを使って取り外したパーツ

イエローは、明るくて、オレンジ味のないスッキリした色、レッドは少しピンクの入った色になっているよ。

全塗装で制作するポケモンコレクション・色違いレックウザのボディパーツ6
明るいイエローのパーツ
全塗装で制作するポケモンコレクション・色違いレックウザのボディパーツ5
少しピンク色の入ったレッドのパーツ

分解したパーツは、百均(ダイソー)の整理トレー(小)で、塗装する色ごとに仕分けしています。

全塗装で制作するポケモンコレクション・色違いレックウザの分解・仕分けしたパーツ

ゲート跡などを消す

ゲート跡をタミヤのフィニッシングペーパー600、800番や、百均(ダイソー)のスポンジやすり(600、800、1000番)で消しています。

過去記事でもご紹介したとおり、紙やすりは、画像のように百均(ダイソー)のウッドブロックに同じく百均(ダイソー)の強力スポンジ両面テープ(幅15mm)で貼り付けて使用しています。

もともと工具を使わずにランナーから取り外せる造りなので、ゲート跡は目立ちにくくなっているよ。

パーティングラインやヒケが目立つところがあったので、ゲート跡処理と一緒にキレイに整えているよ。

全塗装で制作するポケモンコレクション・色違いレックウザのゲート跡処理
ゲート跡や表面処理をしたパーツとスポンジやすり
ガンプラのゲート跡や合わせ目消しに使用する百均のツール
ウッドブロックに貼った紙やすり

合わせ目を消す

ボディや腕のパーツは、左右に合わせ目ができるので、次の手順で合わせ目を消しています。

  • タミヤの瞬間接着剤・イージーサンディングをパーツの両面に塗る
  • 瞬間接着剤が少しあふれるようにして、パーツを接着する
  • あふれ具合が不十分なところは、イージーサンディングを少量盛り付ける
  • 急いで仕上げたい時は、ガイアノーツのM-08 クイックハードスプレーなどを使用する
  • 合わせ目がきれいに消えたかの目印となるサーフェイサー(今回はGSIクレオスの缶スプレー・ホワイトサーフェイサー1000を使用)を軽く塗装する
  • サーフェイサーが消えるまで600〜800番のヤスリ、ペンサンダー、ウェーブのHGキサゲナイフで整える
全塗装で制作するポケモンコレクション・色違いレックウザの合わせ目消し1
イージーサンディングを両面に塗る
全塗装で制作するポケモンコレクション・色違いレックウザの合わせ目消し2
接着してホワイトのサーフェイサーを塗装
全塗装で制作するポケモンコレクション・色違いレックウザの合わせ目消し3
キサゲナイフでイージーサンディングを削る
全塗装で制作するポケモンコレクション・色違いレックウザの合わせ目消し4
合わせ目消しの完了

色違いレックウザは、2022年に制作した作品の中で番外編・その1に選んでいます。

まとめ(ふりかえり・塗装レシピ・使用ツール)

今回のふりかえり

今回からは、いったんガンプラを離れ、3回に分けてポケモンコレクションNo.46のレックウザを、色違いの黒レックウザで制作していきます。

筆者はガンプラだけでなく、ポケモンも好きで、模型店などでポケモンのプラモを見かけたときに、いつか作ってみたいと思っていたので、今回一休みのつもりで、制作することにしています。

そのままの色で制作してもよかったのですが、ガンプラをカスタムカラーで制作することが多いので、今回も色違いのブラックで制作します。

このキットは、対象年齢が6歳以上で、ニッパーなどの工具も不要と、組み立ては簡単でしたが、塗装して仕上げる場合は、パーツを強くはめ込み過ぎないようにするなど、注意が必要です。

特にイエローの模様パーツは、しっかりとはめ込んでしまうと、裏側に穴を開けなければ分解が難しくなるので、軽めにはめ込んでいましたが、工具が揃っているのであれば、ドリルで穴を開けておいたほうが取り外しやすかったと思います。

全体的に一つひとつのパーツは大きく、破損のリスクは少ないと思いますが、腕やツノのパーツ、イエローの模様パーツは繊細なので、取り扱いに注意が必要です。

特に腕のパーツは、組み立て後に肩の部分は可動しますが、肘の部分は動かないので、誤って力を入れてしまうと破損するリスクがあります。

仮組みレビューのように、バトルポーズやノーマルポーズなど、いろいろ動かして遊ぶときは、腕だけは慎重に取り扱ったほうがいいと思います。

今回のレックウザ制作は、手軽に制作するつもりでしたが、「もう少しこだわりたいな」と思う部分が出てきて、合わせ目消しやパーティングラインの処理などを行っています。

そのほか、ツノやツメ、シッポなどが丸みを帯びているのでシャープに加工することも考えたのですが、全体的なフォルムのバランスが変わりそうだったので、手を付けないことにしています。

次回は塗装する色を決めてから、サーフェイサー、仕上げの色の塗装まで一気に作業を進める予定です。

使用したツール

メモ
  • タミヤ 薄刃ニッパー(ゲートカット用)
  • ダイソー 整理トレー(大)
  • タミヤ フィニッシングペーパー・600、800番
  • ダイソー スポンジやすり(600、800、1000番)
  • ダイソー ウッドブロック・強力スポンジ両面テープ(幅15mm)
  • タミヤ 瞬間接着剤・イージーサンディング
  • ガイアノーツ M-08 クイックハードスプレー
  • GSIクレオス 缶スプレー・ホワイトサーフェイサー1000
  • ウェーブ HGキサゲナイフ

今回の制作で使用したキット

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

次回はポケモンコレクションNo.46のレックウザを、色違いの黒レックウザで作る」塗装編の記事を投稿する予定です。

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