ご覧いただき、ありがとうございます。
前回に続き、HG インフィニットジャスティスガンダムをストライクフリーダムカラーで制作していきます。
今回は完成編となります。
制作のモチーフと使用したキット
制作のモチーフ
制作のモチーフは、RG 1/144 ストライクフリーダムガンダムです(下記画像はHG ストライクフリーダム)。
アニメのガンダムSEEDシリーズでは兄弟機という設定だったので、「搭乗するキャラクターが入れ替わったら」という想像で制作しています。
使用したキット
今回の制作に使用するのは、HG 1/144 インフィニットジャスティスガンダムです。
2020年5月発売と比較的新しいキットなので、細かく色分けされており、組み立てやすいキットだと思います。
塗装イメージ
塗装イメージは、SengaChan(iOS版のみ)とibisPaintXというアプリを使用して作成しています(どちらも無料でインストール可能)。
最終組み立て
頭部
ツインアイは、レジンを入れた部分と揃えて、クリアブルーにしています。
頬の部分とバルカンは、フラットシルバーで塗装しています。
アンテナの中央部は、ブライトレッドをマスキングで塗り分けています。
脚部
脚部は、RGのストライクフリーダムの塗り分けを参考に、ホワイトの濃淡と、ブルー、ネイビー、シルバーを組み合わせています。
この部分の塗り分けは、第2回の塗装準備編で作成した塗装イメージがとても役に立っています。
腕部
腕部の関節などは、スターブライトゴールドを塗装しています。
肩の先端部分は、追加したラインモールドを境に、ホワイトとレッドで塗り分けています。
スカート
スカートは、メインカラーとサブカラーのホワイトをベースに、レッド、ブルー、ゴールドがアクセントになるよう塗装しています。
バックパック
バックパックの塗り分けは、ストライクフリーダムだけでなく、フリーダムのウイングの塗り分けも参考にして塗装しています。
色の配置はストライクフリーダムのブルー、ネイビー、ゴールドをベースにしています。
ホワイトの部分は、フリーダムのウイングのデザインを参考にしています。
完成レビュー
フロントビュー
ボディの造形は異なりますが、モールドの追加やマスキングの塗り分けなどで、RG ストライクフリーダムに近い仕上がりになったと思います。
ビームシールドとウイングのエフェクトパーツを取り付けています。
ファトゥム-01(バックパック)を水平まで展開してみましたが、自立は安定しています。
バックパックの砲門の先端はマスキングでシルバーを塗装しています。
バストアップ
ゴールドは、明るいスターブライトゴールドと落ち着いているEx- ゴールドで迷いましたが、つや消しトップコートの効果もあり、よくまとまったかなと思います。
ツインアイはクリアブルーの部分をぱっちり目にしたので、外からよく見えています。
エナメル塗料で筆塗りした部分(胸部正面のシルバーの内側)やメタルボールもよいアクセントになっています。
サイドビュー・左
少しわかりにくいですが、頭部の前後やシールド(ビームシールドの内側)もメインカラーとサブカラーのホワイトで塗り分けています。
リアビュー
バックパックは、ブルーとネイビーの配置と色のバランスに注意して塗装しています。
バックパック後部のバーニアやスリットの内側は、シルバーやガイアノーツのフレームメタリック1を塗装しています。
脚の後ろ側は、ゴールドの内部フレームがよく見えていて、ストライクフリーダムっぽさが出ている部分です。
トップビュー
ネイビーやホワイトの中に、ブライトレッドがよいコントラストになっていると思います。
ウイングを展開すると、ブルーやホワイト、ゴールドのコントラストが鮮やかな印象です。
この部分は、RBコーションデカールを貼っています。
ビームライフル
ビームサーベルは、ホワイトと円形のブルーのほか、フレームメタリック1とブルーをマスキングで塗り分けています。
スコープの部分には、百均(ダイソー)のラインストーンシールを貼っています。
塗装前後を比較する
インフィニットジャスティスのオリジナルの塗り分けを活かしつつ、ホワイトとブルーを中心としたストライクフリーダムカラーに生まれ変わりました。
フロントビュー
バストアップ
リアビュー
トップビュー
塗装イメージと比較する
細部の塗り分けで変わったところはありますが、概ねイメージどおりに仕上がったと思います。
アクションポーズ
ビームライフル
ビームサーベル
エフェクトパーツ
まとめ(ふりかえり・塗料レシピ・使用ツール)
ふりかえり
デカールとマスキングでRGに近い仕上がりを目指した前々回のHG ガンダムMk-IIに対して、今回はモールドの追加と細かい塗り分けで、RGストライクフリーダムのイメージ再現を目指しました。
追加したモールドが歪んでいたり、細かい塗装のミスはありましたが、概ねイメージしていたものが作れたと思っています。
今回制作の最大のポイントは、塗装イメージを作成したことでした。
特に今回のように全く違う色に塗り替える場合では、モチーフが明確でも、一つ一つのパーツに落とし込むと色の選択に迷ってしまい、塗装ミスにつながります。
塗装では、「ライトグレー(ニュートラルグレーのⅠとⅡを1:1)の調色」と「新しいネイビーの発見(GSIクレオスのブルーFS15044)が収穫でした。
どちらもイメージ通りの色合い、濃さだったので、これからも使用していきつつ、引き続き、新しい色にチャレンジしようと思います。
ライフルやウイングの部分など、マスキングも苦労しましたが、イメージに近い色分けになって満足しています。
今回のような全く異なった色に制作するのはとても楽しいので、いずれストライクフリーダムを∞ジャスティス風に作るなど、別の制作も試してみたいと思います。
塗装レシピ
- ガイアノーツ サーフェイサー・エヴォシルバー
- ガイアノーツ サーフェイサー・エヴォスカイブルー
- ガイアノーツ サーフェイサー・エヴォブラック
- ガイアノーツ サーフェイサー・NAZCA ピンクサフ
- ガイアノーツ サーフェイサー・エヴォレモンイエロー
- ガイアノーツ ニュートラルグレーⅠ
- ガイアノーツ ウォームライトグレー
- GSIクレオス MSブルーZ系
- GSIクレオス ブルーFS15044
- ガイアノーツ スターブライトゴールド
- ガイアノーツ フラットシルバー
- ガイアノーツ ブライトレッド
- ガイアノーツ サンシャインイエロー
- ガイアノーツ フレームメタリックⅠ
- タミヤ スミ入れ塗料・ダークグレイ
- タミヤ スミ入れ塗料・ブラック
- ガイアノーツ クリアーブルー
- タミヤ エナメル塗料・ブラック
- タミヤ エナメル塗料・ニュートラルグレー
- タミヤ エナメル塗料・ガンメタル
- ガイアノーツ Ex- フラットクリアー
使用したツール
- タミヤ 薄刃ニッパー(ゲートカット用)
- タミヤ フィニッシングペーパー、600・800番
- ダイソー ウッドブロック・強力スポンジ両面テープ(幅15mm)
- ダイソー スポンジやすり(細目)
- タミヤ 瞬間接着剤・イージーサンディング
- ガイアノーツ M-08 クイックハードスプレー
- ハセガワ モデリングスクライバー(けがき針)
- スジボリ堂 BMCタガネ0.2mm
- ゴッドハンド ショートパワーピンバイス
- ゴッドハンド ドリルビット5本組B
- ゴッドハンド スピンブレード
- ハイキューパーツ 円形マスキングシール
- プーズモデリングワークス ベルテクス・システムマーキングN1s
- ハイキューパーツ RBコーションデカール
- バンダイ ガンダムデカール RG ストライクフリーダム用
- GSIクレオス Mr.グルー・アプリケーター
- ダイソー 速乾UVレジン液のクリア・ハード
- ガイアノーツ M-09 UVライト
- 1mmのメタルボール
- ダイソー ラインストーンシール
今回の制作で使用したキット
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は「ipadアプリを使用してガンプラの塗装イメージを作る」記事を投稿する予定です。