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前回に続き、HG 百式(旧キット)のメッキを落としてシャア専用機カラーでリメイクしていきます。
今回は、完成編となります。

メッキ落としや水性塗料のスミ入れにチャレンジしたので、とても思い入れがある制作になったよ。
腕や脚のジョイント部分は、軸構造になっているから、慎重に組み立てていこうね。

最終組み立て
採取組み立ての前に、頭部のカメラ部分にUVレジンを入れています。
UVレジン液は、商品の説明欄などをよく確認してから、室内の換気、マスクや手袋の着用などに十分注意してください。
UVレジンは、ハイキューパーツのサークルステッカー・グリーンの余白部分を切り抜いて貼った後、百均(ダイソー)の速乾UVレジン液のクリア・ハードを流し込んでいます(レジン液の硬化には、ガイアノーツのM-09 UVライトを使用)。

レジンを入れた部分は、パーツを左右に組み合わせた部分からレジンが漏れてしまったから、次回以降は事前に漏れないように手を入れることにするよ。
頭部・ボディ
顔のツインアイの部分は、ガイアノーツのEx- シルバーの上に、ガイアノーツのクリアーグリーンを塗装しています。
ミラーゴールドのデカールや、メタルパーツ、水性塗料のゴールドがワンポイントになっています。
塗り分けのモチーフがRGのサザビーなので、ツインアイは、クリアグリーンにしているよ。



スカート・脚部
スカートと脚部は、レッドとダークグレがよいコントラストになっています。

トップコート(ガイアノーツのEx- フラットクリアー)で、水性塗料のゴールドが傷まないか心配だったけど、影響なく仕上がっているよ。


腕部・バックパック
腕やバックパックは、マスキングやスミ入れでブラックが入り、立体感のある仕上がりになったと思います。
ゴールドの塗装とブラックのデカールの組み合わせもよかったね。



完成レビュー
フロントビュー
合わせ目の処理やモールドのラインなど、まだまだ粗いところがありますが、色の組み合わせやバランスは、概ねイメージどおりに制作できたと思います。

レッドの3色をメリハリが強過ぎない色の組み合わせにしたことで、自然にまとまったかな。
腕や脚の内部フレーム、バックパックの合わせ目は少し目立っているので、次回以降は仮組みの時などによくチェックして仕上げていこうね。


バストアップ
ツインアイなどのクリアグリーンやブラックのデカールも、レッドのボディによく映えていると思います。

RGサザビーのイメージに近くなったかな。

襟の部分や、動力パイプをゴールドにしたのは、レッド、ダークグレーとの相性がよかったと思います。

サイドビュー・左
古いキットなので、パーツの合いが悪かったところもありましたが、ポリキャップの状態は良かったので、塗装後も安定して立つことができます。
肩の合わせ目やバックパックのラインの引き方などは引き続き工夫していこうね。


関節や内部フレームなどは、次回以降もう少し細かく塗り分けようと思います。

リアビュー
ライフルの合わせ目消しが少し丸くなってしまったので、次回以降注意したいと思います。

トップビュー
段落ちモールドで処理した顔や肩などのパーツは、粗くなってしまったので、合わせ目を消しておけばよかったなと思っています。

右サイド
ビームライフルのマスキングはうまく仕上がるか心配していましたが、キレイに塗り分けができてよかったです。

塗装前後を比較する
メルカリで入手した直後の画像と塗装後を比較しています。
メッキやマーキングが傷み、ところどころ汚れもあったHG百式(旧キット)が、シャア専用機カラーで鮮やかに蘇りました。

メッキを落とす作業は始めてだったけど、パーツが痛むこともなく、無事に完成してよかったよ。
フロントビュー
塗装前のレビューでお伝えしたとおり、1999年発売の古いキットですが、スリムでカッコいいフォルムだと思います。


バストアップ
もともとボディ部分や腕などはしっかり色分けされていますが、モールドを追加したり、色を塗り分けたことで、メリハリのある仕上がりになったと思います。


リアビュー


トップビュー


サイドビュー


塗装イメージと比較する
#2の塗装準備編で作成した塗装イメージと比較すると、概ねイメージ通りに制作できたと思います。
塗装イメージよりもゴールドの部分を増やしたから、コントラストがついた仕上がりになったね。



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【ガンプラ全塗装】HG 百式(旧キット)のメッキを落としてシャア専用機カラーでリメイクする #2 塗装準備編
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まとめ(ふりかえり・塗装レシピ・使用ツールなど)
制作全体のふりかえり
今回は、メッキ落としや水性塗料のマジックリン拭き取りなど、新しいことにチャレンジしましたが、無事にイメージ通り制作できてホッとしています。
古いキットを作った経験がなかったので、合わせ目の処理などまだまだ粗いところがあるのは今後の反省材料だと思っています。
完成レビューの後、ポージングの画像を掲載していますが、関節の部分が軸構造のため、無理に動かすと危ないかなと思い、見送っています。
今回の制作を通して感じたポイントは、次の4つです。
- メッキ落としの作業
- 塗装イメージの作成
- マスキングによる塗り分け
- 水性塗料ゴールドのマジックリン拭き取り
メッキ落としは、キッチンハイターで比較的手軽に作業できたので、いずれメルカリなどで手頃なキットを入手できたら、再度チャレンジしたいと思います。
塗装イメージの作成は、これまでの記事でも何度かお伝えしてきましたが、完成イメージの把握、塗装するパーツと色の決定、マスキング部分の確認など、自分の作業では不可欠な工程なので、キット本来の色と別の色に塗り替える場合は、引き続き作成していこうと思います。
マスキングによる塗り分けは、今回の制作で一番手間と時間がかかる作業になりました。
パーツ数の少ないHGのキットで、外装の色を3色で塗り分けたことや、下地の色(グレー・ピンク)で仕上がりの色を調整したこともあり、塗り間違いのないよう慎重に作業を進めました。
その甲斐あって、RGサザビーの塗り分けに近く仕上がったかなと思っています。
水性塗料ゴールドのマジックリン拭き取りは、もう少し簡単に拭き取れるのかなと思っていましたが、
塗装の仕方、洗剤の濃度、拭き取りの方法など、自分が不慣れだったことが原因だと思いますので、他の色などで少しずつ試していこうと思います。
中古品でメッキ以外の状態は良好でしたが、古いキットの制作は自分にとってまだハードルが高いなと感じています。
百式は好きな機体なので、いずれリバイブ版のHG百式や、MGの百式も制作したいと思っています。
最後に、メッキ落としの方法やマジックリン拭き取りの方法などを紹介していただいた皆さま、ありがとうございました。
次回からは、同じくメルカリで入手したHGゴッグをリメイクしていきます。
あわせて読みたい
塗装レシピ
使用したツール
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は「HG ゴッグを百均マスキングダイカットシールで迷彩カラーにリメイクする 」仮組み編の記事を投稿する予定です。