本ページはアフィリエイト広告を利用しています。
ご覧いただき、ありがとうございます。
今回から2回に分けて、メルカリで入手したHG ハイゴッグをカスタムカラー(パールプレミアムレッド)で全塗装リメイクしていきます。
今回は塗装準備編です。
今回の主な内容
- 制作のモチーフと入手したHG ゴッグの状態
- 仮組みレビュー(合わせ目があるポイントのチェックなど)
- ゲート跡の処理、合わせ目消し、パーツの洗浄など
- レッドとグレーの塗料比較と塗装する色の組み合わせ

最近はなかなかガンプラを入手できないから、メルカリなどで購入できるのは助かるよ。
まめにチェックしていると、定価より安く、状態のよい品を入手できるね。

制作のモチーフと入手したHG ゴッグの状態
制作のモチーフ
お台場にあるガンダムベース東京に行ったとき、下記画像のようにグロス(ツヤあり)仕上げのレッドで塗装されたHG ハイゴッグが展示されていました(作者の方のお名前を紹介できず申し訳ありません)。
これほど上手に作れる自信はありませんが、参考にさせていただき、自分なりのツヤあり仕上げで制作していこうと思います。

入手したキット
今回入手したハイゴッグは、次のような状態の品(メルカリの出品ページより抜粋)でした。

一部のパーツが欠損しているのは残念だけど、十分にハイゴッグのプロポーションを楽しむことができるね。
今回は、定価以下で入手できたけど、購入しやすい価格のキットから、最近入手しづらいのが残念だね。

仮組みレビュー
フロントビュー
色分けは、ライトブルー(ボディ装甲)と、ライトグレー(腕・脚の骨格など)の2色のみのシンプルな組み合わせです。

他の水陸両用MSよりも肩や腕が大きくて、爬虫類的のような、ちょっと悪役さを感じる印象だよ。

バストアップ
モノアイは、クリアパーツが使用されていますが、奥の方に取り付けるので、外からあまり見えないのが少し残念です。
肩のモールドは、彫りが浅いので、後ほど彫り直そうと思います。
脚のパーツの正面に目立つ縦の合わせ目があるから、後ほど合わせ目消しをしようね。


両肩のにそれぞれ5個ある円形モールドは、塗装で塗り分けたいので、後ほどドリルで彫り直すつもりだよ。

肩のパーツ
肩のパーツは、前後に大きな合わせ目ができるので、後ほど合わせ目消しをします。
凹凸のモールドがあるので、削り過ぎで形が崩れないよう注意して作業しようね。


腕のパーツ
肩のパーツと同じように、腕のパーツも合わせ目があります。

今回はグロス(ツヤあり)仕上げにするので、以前制作したHG ズゴック以上に慎重に合わせ目消しをするつもりだよ。

リアビュー
中央の角形の穴は、水中ジェットパックを取り付ける穴ですが、今回は欠損しているので使用できないのはちょっと残念です。
後ろから見ると、カエルが笑っているようにも見えるのが面白いね。


ゲート跡を消す
ゲート跡はニッパーでカットされただけなので、ゲート跡をタミヤのフィニッシングペーパーや百均(ダイソー)のスポンジやすり(細目)、600・800番などで消していきます。




以前制作したHG ズゴックでもご紹介したとおり、紙やすりは、画像のように百均(ダイソー)のウッドブロックに同じく百均(ダイソー)の強力スポンジ両面テープ(幅15mm)で貼り付けて使用しています。


合わせ目を消す
ボディや腕の合わせ目は、次の手順で消しています。
- タミヤの瞬間接着剤・イージーサンディングをパーツの両面に塗る
- イージーサンディングが少しあふれるようにして、パーツを接着する
- あふれ具合が不十分なところは、イージーサンディングを少量盛り付ける
- 急いで仕上げたい時は、ガイアノーツのM-08 クイックハードスプレーなどを使用する
- 合わせ目がきれいに消えたかの目印となるサーフェイサー(今回はガイアノーツのサーフェイサー・エヴォブラックを使用)を軽く塗装する
- 目印となるサーフェイサーが完全に消えるまで、600、800番のヤスリなどで整える
イージーサンディングで接着する
先ほど、左肩にあった合わせ目をイージーサンディングで接着しています。
イージーサンディングは、硬化した後が削りやすく、今回のような合わせ目(スキマ)を埋めたり、うっかりついてしまった傷を修正する時などに使用しています。
一日置いておけば十分に硬化すると思いますが、急いで仕上げたい場合は、ガイアノーツのM-08 クイックハードスプレーなどを使用しています。

今回は、目印にブラックのサーフェイサー(ガイアノーツのサーフェイサー・エヴォブラック)を塗装しているよ。
瞬着硬化スプレーは匂いが強いので、塗装ブースやベランダなどの屋外で使用しているよ。


紙やすりで整える
イージーサンディングとサーフェイサーが乾燥したら、タミヤのフィニッシングペーパー600、800番で整えていきます。

ブラックのサーフェイサーの跡が完全に消えるまで、600番、800番の順に紙やすりで整えていくよ。

-
-
【Akabeko Factory】ガンプラなどの制作に使用しているサーフェイサー・トップコート
本ページはアフィリエイト広告を利用しています。 ご覧いただき、ありがとうございます。 今回は、塗装の下地として使用してい ...
続きを見る
合わせ目の処理と同時に、両肩にあるそれぞれ5つの円形モールドを彫り直しているよ。


ブラックが残っている凹みモールドの部分は、最後にブラックで筆塗りする予定なのでそのままにしているよ。

肩のほかに、脚と腕のパーツも同様に合わせ目を消しています。
今回はグロス(ツヤあり)仕上げにする予定なので、ていねいに作業しているよ。


ボディの合わせ目を整える
ボディのパーツは、前後にはめ込む形なので合わせ目ができますが、ライトグレーのボディ下部を挟み込む構造になっているので、合わせ目消しは難しく、今回は、できるだけ段差のないように、ヤスリがけで表面を整えるだけにしています。


パーツを洗浄する
合わせ目消しが終了したので、塗装前に薄めた中性洗剤でパーツを洗浄します。今回はやすりがけしたパーツが多いので念入りに洗浄しています。
パーツ洗浄には、百均(ダイソー)の粉ふるいを使用しています。

百均のお菓子作り用品のコーナーで見つけたよ。
粉ふるいは、網目が細かくて、パーツをなくしてしまう心配が少ないから安心して使えるね。


マンガ・ラノベならBOOK☆WALKER!
BOOK☆WALKERではガンダムシリーズのマンガ・ラノベ・小説などを多数取り揃えています!
ガンプラ制作に役立つ書籍やガンダムシリーズの設定本など実用本も多数!
はじめてBOOK☆WALKERで購入すると、初回購入の合計金額から半額を還元【上限なし】!
制作に使用しているツール
ガンプラなどの仮組み・加工の工程でよく使用しているツールは、下記の記事にまとめています。
-
-
【Akabeko Factory】ガンプラなどを制作する仮組み・加工の工程で使用しているツール
当ページのリンクには、広告が含まれています。 ご覧いただき、ありがとうございます。 今回は、ガンプラなどを制作する仮組み ...
続きを見る
仮組みと塗装前の加工に使用した百均ツールは、下記の記事にまとめています。
-
-
【Akabeko Factory】ガンプラなどの制作に使用している百均ツール #1 組み立て編
当ページのリンクには、広告が含まれています。 ご覧いただき、ありがとうございます。 今回から2回に分けて、ガンプラなどの ...
続きを見る
塗装する色を比較する
今回の塗装で使用するレッド、グレーの塗料を比較してから、塗装作業に進んでいきます。
塗料の比較は、百均のクリアスプーンに、サーフェイサー、比較する色、トップコートの順に塗装した状態で行っています。
できるだけ実際の色に近くなるよう画像を調整していますが、使用するモニター等の環境により、本文の説明と異なっていたり、色の違いが分かりづらい場合があります。
また、それぞれの色の説明は、筆者が感じた印象となりますので、ご了承ください。
レッド
レッドは、次の3種類で比較しています(下地は、ガイアノーツのサーフェイサー・NAZCAピンクサフ、タミヤのファインシルバーを使用、トップコートはガイアノーツのEx- クリアーを使用)。
- ガイアノーツ ブライトレッド(ソリッドカラー)
- ガイアノーツ パールプレミアムレッド(パールカラー)
- タミヤ ピュアーメタリックレッド(メタリックカラー)
画像は、左から、ブライトレッド、パールプレミアムレッド、ピュアーメタリックレッドの順です。

今回は、表面の仕上げをグロス(ツヤあり)にするつもりだよ。
ブライトレッドはソリッドカラー、パールプレミアムレッドはパールカラー、ピュアーメタリックレッドはメタリックカラーだよ。


色合いを比べると、ブライトレッドとパールプレミアムレッドは、わずかにブライトレッドが濃い色になっているよ。
ピュアーメタリックレッドは、他の2色と比べると紅葉のような枯れたような色になっているよ。


パールメタリックレッドは、拡大してみると細かいパールの粒子がキラキラと輝いています。

グレー
グレーは、次の3種類で比較しています(下地はすべて、ガイアノーツのサーフェイサー・エヴォブラックを使用)。

明るめのグレー、濃いめのグレーと、メタリックカラーの3種類を比較しているよ。
ソリッドカラーのボディとコントラストになることを狙って、フレームメタリック1を候補に入れているよ。

- ガイアノーツ メカサフ・ライト
- ガイアノーツ ニュートラルグレーⅣ
- ガイアノーツ バーチャロンカラー・フレームメタリック1

塗装前に塗料比較を行った制作は、下記の記事にまとめています。
-
-
【Akabeko Factory】ガンプラなどを塗装する前に塗料を比較した記事の一覧(2022年)
当ページのリンクには、広告が含まれています。 ご覧いただき、ありがとうございます。 今回は、2022年に掲載した記事の中 ...
続きを見る
塗装する色を決める
塗装する色
レッド、グレーの塗料を比較した結果、今回のHG ハイゴックの塗装には、次の色を使用します。
色の組み合わせ
レッドは、グロス(ツヤあり)、フレームメタリック1は、フラット(ツヤなし)の組み合わせにして、コントラストを出したいと思っています。

グロス仕上げでよりキラキラと輝く仕上がりにしたいので、パールプレミアムレッドを選んでいるよ。
グレーは、ソリッドカラーとメリハリとメカ感が出そうなフレームメタリック1を選んでいるよ。


Amazonでガンプラを購入してみませんか?
Amazonでは「機動戦士ガンダム 水星の魔女」ほか、HG、MG、RGなどのガンプラを多数取り揃えています。
Amazon Prime会員なら送料無料・翌日配達(一部除く)!
まとめ(ふりかえり・塗装レシピ・使用したツール)
今回のふりかえり
パーツ数はそれほど多くないので、組み立ては比較的簡単だったと思います。
ただし、腕や脚の関節は、似たような形、大きさのものがあり、今回のように説明書のないリメイク制作では、区別がつきにくいパーツがありました。
特徴としては、やはり「合わせ目消しをする部分が多い」という点かなと思います。
特に肩のパーツや腕のパーツは、凹凸のモールドと合わせ目が重なっているので、慎重に作業を進めました。
いちばん大きな胴体の合わせ目は止めてしまいましたが、腕や脚のパーツなら、後ハメ加工も不要で、やすりがけをていねいに行うことで対応可能でした。
肩のパーツの合わせ目消しで後ハメ加工する方法もありますが、今回はマスキングで塗り分けています。
レッドの塗料比較では、枯れたように色になったピュアーメタリックレッドは、自分のイメージと違ったので、最初に候補にから外しています。
残る2色は甲乙付け難かったのですが、パールの粒子が輝いてくれることを期待して、パールプレミアムレッドを選んでいます。
フレームメタリック1は、以前制作したHG ズゴックで、レッドとの相性がよかったので、今回も踏襲しています。
初回制作したHG ズゴックと同様に、レッドとそれ以外の色のコントラストを大事にして作業を進めていきます。
-
-
【ガンプラ全塗装】HG シャア専用ズゴックを作る #3 完成編
本ページはアフィリエイト広告を利用しています。 ご覧いただき、ありがとうございます。 前回に続き、HG シャア専用ズゴッ ...
続きを見る
塗装レシピ
使用したツール
今回の制作で使用したキット
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は「HG ハイゴッグをカスタムカラー(パールプレミアムレッド)でリメイクする」塗装・完成編の記事を投稿する予定です。