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今回から、HG ベギルペンデをダークシンカリオンカラーで制作します。
今回は仮組み編となります。
HG ベギルペンデはHG ベギルベウと共通パーツが多いから、ベギルベウとの比較を交えて制作を進めていきます。
制作のモチーフと使用するキット
制作のモチーフ
制作のモチーフは、新幹線変形ロボシンカリオンZに登場する闇の新幹線・ダークシンカリオンです。
使用するキット
使用するキットは、2023年1月14日に発売されたHG ベギルペンデです。
HG ベギルペンデ・キットの内容
説明書
組み立ての順序は、頭部、ボディ、腕部、脚部、バックパック、ビームライフル、ノンキネティックシールドの順になっています。
見開きの頭部から腕にかけてのページは、カラフルに印刷されているから、とてもわかりやすくなっています。
2ページ以降はモノクロ印刷になっているけど、組み立てる部分ごとに使用するランナーが表示されていて、組み立てやすくなるよう配慮されています。
ランナー
ランナーは、A(パープル)、B(グレー)、D(レッド)とE(クリアー)は、HG ベギルベウと共通で、色違いになっています。
ランナーBのグレーは、わずかにパープルを帯びた色になっています。
シールドの色などを補うシールやクリアグリーンのサーベル、シールドの射出状態を表現するためのスタンド(クリアー)が付属しています。
ランナーG(いろプラ)とH(わずかにパープルを帯びたグレー)は、ベギルペンデ専用のランナーで、ランナーCとFは欠番になっています。
組み立てる(仮組み)
ニッパー
ランナーからの切り出しには、ゴッドハンドの片刃ニッパーSTを使用し、ゴッドハンドのアルティメットニッパーでゲートを二度切りしています。
アルティメットニッパーは、ゲート跡を「押し潰す」のではなく、「スッと切る」感覚で、ゲート跡がほとんど目立たなくなります。
HG ベギルペンデとHG ベギルベウ
先ほどもお伝えしましたが、ランナーA(パープル)、B(グレー)、D(レッド)とE(クリアー)はHG ベギルベウと共通なので、頭部以外のボディ、腕部、脚部はベギルベウと全く同じになります。
今回は、HG ベギルベウの仮組み画像と比較しながら、制作を進めていきます。
頭部
ベギルペンデの頭部はランナーGのみで組み立てるので、ベギルベウと共通する部分はありませんが、全体的なフォルムやクリアパーツの形状はよく似ています。
パープルとレッドの組み合わせはあまり見たことがなかったから、新鮮な印象です。
ボディ
パーツが同じなので、全く同じフォルムですが、ホワイトメインで明るいベギルベウに対し、ベギルペンデはレッドの部分がないので、落ち着いた印象になっています。
背面も全く同じなので、お互いのバックパックを交換して取り付けることができると思います。
腕部
腕部の形状も基本的な構造は同じですが、サーベルを腕に固定するベギルベウに対し、ベギルペンデはシールドからサーベルを取り出して装備する一般的なスタイルになっています。
握り手以外の持ち手は付属していないので、サーベル、ライフルともに同じ持ち手を使用します。
脚部
脚部も全く同じで、装備するアイテムもないので、単純な色違いになっています。
ベギルベウと同じく、関節がしっかりしていて、ひざは90度以上曲げることが可能です。
バックパック
バックパックからは、ベギルペンデ独自パーツの構成になります。
バックパックの形状は、フライトユニットやノンキネティックポッドなど大ぶりだったベギルベウと比べると、シンプルでコンパクトになっています。
レッドの補助型アンチドートが展開すると、クリアパーツが見えるようになっています。
補助型アンチドートだけでなく、中央のメインスラスターの角度も調整可能です。
ビームライフル
ベギルベウにはビームライフルが付属していなかったので、ベギルペンデオリジナルの装備になります。
左右に組み合わせるシンプルな構造だけど、段落ちモールドになっているので、合わせ目は目立ちにくくなっています。
ノンキネティックシールド
ノンキネティックシールドは、いったんハンドパーツを分解し、付属のアダプターを組み込んで腕に固定するようになっています。
シールドを腕に固定するから、とても安定していて角度もつけやすくなっています。
ノンキネティックシールドは、外側に展開することができますが、塗装しない場合は、付属のシールでメタリックグリーンなどを補うようになっています。
今回の制作では、マスキングで2色を塗り分けるつもりです。
仮組みレビュー
フロントビュー
ベギルペンデとベギルベウはボディが同じですが、色の組み合わせや大きなビームライフルとノンキネティックシールドを装備しているベギルペンデの方がずっしりしたボリュームを感じます。
ホワイトとパープルの同系色でまとめられたベギルベウと比べると、ベギルペンデは、パープルとレッドのコントラストがビビットな印象になっています。
バストアップ
ベギルペンデの頭部は後部にアンテナ(頭部のパーツと一体構造)が付いていて、クリアパーツの下のパーツには、太めのラインモールドが施されています。
ベギルベウ制作のときはクリアパーツをGXメタルバイオレットで塗装したけど、今回はクリアパーツをそのまま活かして明るく仕上げるつもりです。
サイドビュー・左
足の設置部分はとても華奢ですが、関節がしっかりしていて、バックパックも小さめなので自立は安定しています。
仮組みのときも触れたけど、シールドの保持は安定しています。
リアビュー
後方から見ると、パープルよりもレッドとグレーの印象が強くなっています。
ウイングやノンキネティックポッドを装備していたベギルベウと比べると、装備は控えめな印象です。
トップビュー
ボディの前後、肩の前後、ビームライフルの左右の合わせ目は段落ちのようになっているので、そのまま仕上げる予定です。
サイドビュー・右
装甲のパーツ(パープル・レッド)と内部フレームなどのパーツは、色の違いだけでなく、光沢の違いを出したいと思います。
大きいビームライフルは、持ち手の部分が可動するので、肩に担ぐように装備しやすくなっています。
まとめ(ふりかえり・塗装レシピ・使用ツール)
今回のふりかえり
ベギルペンデはベギルベウと共通のパーツが多く、塗装も過去の制作を参考にして、シンプルに進める予定です。
具体的には、組み立てはHG ベギルベウ、塗装は色違いレックウザとFULL MECHANICS レイダーガンダムを参考にしています。
組み立てでは、説明書がわかりやすく、同じ部分のパーツがまとまっていたり、ゲート跡が目立たない部分になっているなど、配慮が行き届いているところは、過去に制作した水星の魔女シリーズのキットと同じです。
ランナーの数やパーツの構成もシンプルなので、組み立てやすいキットだと思います。
組み立てや仮組みレビューでは、過去に制作したHG ベギルベウと比較しながら作業を進め、記事にまとめています。
仮組みを終えてみると、ホワイトとパープルの同系色でまとめられたベギルベウに対し、ベギルペンデは、パープルとレッドのコントラストがビビットな印象です。
鮮やかな色の組み合わせや、大きなビームライフルとノンキネティックシールドの違いで、ベギルペンデの方がボリューム感があり、ほぼ色違いキットでも制作を楽しめそうです。
使用したツール
- ゴッドハンド 片刃ニッパーST
- ゴッドハンド アルティメットニッパー
今回の制作で使用したキット
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は「HG ベギルペンデをダークシンカリオンカラーで作る 」塗装準備編の記事を投稿する予定です。