HG ベギルペンデをダークシンカリオンカラーで作る #2 塗装準備編

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ご覧いただき、ありがとうございます。

前回に続き、HG ベギルペンデをダークシンカリオンカラーで制作しています。

今回は塗装準備編となります。

この記事の内容
  • ラインモールドの彫り直しとパーツの角出し(鋭角に整える)
  • iPadのアプリで塗装イメージを作る(SengaChanとibisPaintX)
  • HG ベギルペンデ・ダークシンカリオンカラー塗装のポイント

HG ベギルペンデはHG ベギルベウと共通パーツが多いから、ベギルベウとの比較を交えて制作を進めていくよ。

過去の制作を参考にシンプルに制作するけど、工程のポイントやベギルベウなとどの印象の違いをていねいにお伝えしようね。

目次

制作のモチーフと使用するキット(HG ベギルペンデ)

制作のモチーフ

制作のモチーフは、新幹線変形ロボシンカリオンZに登場する闇の新幹線・ダークシンカリオンです。

使用するキット

使用するキットは、2023年1月14日に発売されたHG ベギルペンデです。

ダークシンカリオンカラーで制作する全塗装HGベギルペンデの仮組みレビュー8

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HG ベギルペンデ(ダークシンカリオンカラー)の制作で使用したツールと塗料は下記の記事にまとめています。

水星の魔女シリーズ制作記事へのリンク

HG ベギルペンデのほか、ダリルバルデ、ガンダムルブリス、ガンダムエアリアルなどを制作しています。

塗装前の加工をする

ゲート跡を消す

いったん分解してから、ゲート跡をタミヤのフィニッシングペーパーや、百均(ダイソー)のスポンジやすり600・800番で消しています。

ダークシンカリオンカラーで制作する全塗装HGベギルペンデのパーツ(ゲート跡処理前1)
処理前(赤枠が主なゲート跡)
ダークシンカリオンカラーで制作する全塗装HGベギルペンデのパーツ(ゲート跡処理後)
処理後

過去記事でもご紹介したとおり、紙やすりは、画像のように百均(ダイソー)のウッドブロックに同じく百均(ダイソー)の強力スポンジ両面テープ(幅15mm)で貼り付けて使用しています。

組み立てや塗装前加工に使用している百均ツールは、下記の記事に掲載しています。

モールドを彫り直す

ダークグレーをベースにした色に塗装する予定なので、あまり目立たないかもしれませんが、ラインモールドをハセガワのモデリングスクライバー(けがき針)スジボリ堂のBMCタガネ0.15mmで彫り直しています。

タガネでラインモールドを彫り直したダークシンカリオンカラーで制作する全塗装HGベギルペンデのパーツ1
ノンキネティックシールド
タガネでラインモールドを彫り直したダークシンカリオンカラーで制作する全塗装HGベギルペンデのパーツ2
脚と肩のパーツ

パーツの角を鋭角に整える

ダークシンカリオンは悪役の設定のようなので、少し尖った雰囲気を出すために、いくつかのパーツの角を鋭角に整えています。

角を鋭角に整えたダークシンカリオンカラーで制作する全塗装HGベギルペンデのパーツ1
上段が調整前、下段が調整後
角を鋭角に整えたダークシンカリオンカラーで制作する全塗装HGベギルペンデのパーツ2
すべて調整後のパーツ

ノンキネティックシールドや頭部などは、組み合わせたときにズレが生じないよう注意して整えているよ。

角を鋭角に整えたダークシンカリオンカラーで制作する全塗装HGベギルペンデのパーツ3
ノンキネティックシールドの角を調整
角を鋭角に整えたダークシンカリオンカラーで制作する全塗装HGベギルペンデのパーツ4
頭部のアンテナと後部の先端を調整

加工が終わったパーツは、百均(ダイソー)の整理トレー(大)に塗装する色ごとに仕分けているよ。

塗装する色ごとに仕分けたダークシンカリオンカラーで制作する全塗装HGベギルペンデのパーツ

ガンプラなどの仮組み・加工の工程でよく使用しているツールは、下記の記事にまとめています。

iPadのアプリで塗装イメージを作る(SengaChanとibisPaintX)

今回の制作では、新幹線変形ロボシンカリオンZに登場する闇の新幹線・ダークシンカリオンを参考に塗装イメージを作成し、パーツごとの塗り分けやマスキングする部分などをチェックしています。

塗装イメージは、SengaChan(iOS版のみ)とibisPaintXというアプリを使用して作成しています(どちらも無料でインストール可能)。

ご紹介するアプリは、自己責任でインストール、ご使用ください。当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねます。

SengaChan(線画を抽出する)

  • SengaChanで画像から線画を抽出し、画像を保存する
  • モードとシャープネス、しきい値を設定する(モードを「分割」、シャープネスを「中」か「高」、しきい値を「低」に設定)
  • 線画を保存し、SengaChanを終了する
ダークシンカリオンカラーで制作する全塗装HGベギルペンデの仮組みレビュー1
ダークシンカリオンカラーで制作するHGベギルペンデの塗装イメージ11
SengaChanで抽出した線画

ibisPaintX(線画を加工する)

  • 先ほど保存した線画をibisPaintXで開く
  • 黒側と白側の色を調整して線画の輪郭線をできるだけ明確にする
  • 保存ボタンを押していったん画像を保存する
  • 保存した画像の途切れている輪郭線をブラシでつなぐ(この作業が不十分だと隣の部分まで同じ色に塗りつぶされる)
ダークシンカリオンカラーで制作するHGベギルペンデの塗装イメージ12
ibisPaintXで輪郭線を追加した線画

塗装イメージの作成手順は、下記の記事に詳しく掲載しています。

ibisPaintX(線画に色を入れる)

  • 作業レイヤーを追加し、輪郭線のレイヤー1、塗りつぶしに使うレイヤー2を追加する
  • 塗りつぶしを使って、レイヤー2の輪郭線の内側を塗りつぶす
  • 塗りつぶしが完了したら、レイヤー1とレイヤー2を入れ替え、輪郭線が前面になるようにする
  • PNG保存を選び、ibisPaintXを終了する
ダークシンカリオンカラーで制作するHGベギルペンデの塗装イメージ13
塗り分けが完了した塗装イメージ

HG ベギルペンデ・ダークシンカリオンカラー塗装のポイント

今回の塗装は、原則的にランナーの色に沿って塗り分け、ノンキネティックシールドの展開する部分などをマスキングで塗り分けたいと思います。

塗装する色は、ダークグレー、ブラック、ビビットなピンクを組み合わせて、シールドなどのアクセントにはメタリックグリーンを使用します。

塗装の組み合わせは、過去に制作したポケモンの色違いレックウザ(黒レックウザ)や、レイダーガンダム(リサーキュレーションカラー・パープル)を参考にしています。

ポケモン・色違いレックウザ(黒レックウザ)の完成画像は、下記の記事に掲載しています。

レイダーガンダム(リサーキュレーションカラー・パープル)の完成画像は、下記の記事に掲載しています。

まとめ(ふりかえり・塗装レシピ・使用ツール)

今回のふりかえり

仮組み後の分解作業は、他の水星の魔女シリーズのキットと同様、関節がすべてプラスチックでキツめなので慎重に行っています。

シンプルに制作を進めるため、塗装前の加工はラインモールドの彫り直しと角を鋭角に整える作業に留めています。

ラインモールドは、ダークグレーにブラックをスミ入れして、引き締まった印象に仕上げたいと思います。

パーツの角を鋭角に整えたのは、全体的に尖った、悪役感のある印象にしたいと思ってやっていますが、塗装後にどのように仕上がるか楽しみにしています。

塗装イメージはほぼポケモン・色違いレックウザの完成画像をベースに、ブラックとダークグレーの組み合わせやメタリックカラーの色(パープル)は、レイダーガンダムを参考に、塗装イメージを作成しています。

ダークシンカリオンカラーで制作するHGベギルペンデの塗装イメージ13
ベギルペンデの塗装イメージ
全塗装で制作したポケモンコレクション・色違いレックウザの完成レビュー(フロントビュー)
色違いレックウザの完成画像

次回は、塗装する色を決めた後、サーフェイサーの塗装、仕上げの色の塗装の順に制作を進めていきます。

使用したツール

メモ
  • ゴッドハンド 片刃ニッパーST
  • ゴッドハンド アルティメットニッパー
  • ダイソー 整理トレー(大)
  • タミヤ フィニッシングペーパー、600・800番
  • ダイソー スポンジやすり600・800番
  • ダイソー ウッドブロック・強力スポンジ両面テープ(幅15mm)
  • ハセガワ モデリングスクライバー(けがき針)
  • スジボリ堂 BMCタガネ0.15mm

今回の制作で使用したキット

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

次回は「HG ベギルペンデをダークシンカリオンカラーで作る 」塗装編の記事を投稿する予定です。

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