HG 百式(REVIVE版)をパールプレミアムレッドとプレミアムガラスパール(シャア専用機カラー)で作る #1 仮組み編

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全塗装HG百式・リバイブ版アイキャッチ1

ご覧いただき、ありがとうございます。

今回から、HG 百式(REVIVE版)をパールプレミアムレッドとプレミアムガラスパール(シャア専用機カラー)で制作します。

今回は仮組み編となります。

この記事の内容
  • iPadのアプリで塗装イメージを作る(SengaChanとibisPaintX)
  • 塗料を比較する(パールカラーのレッド・ゴールド)
  • 塗装する色を決める(レッド、ブラック、ゴールド、ダークグレー)

昨年6月に制作したHG 百式(旧キット)に続き、REVIVE版の百式を制作していくよ。

REVIVE版と旧キットのフォルムや構造の違いなどをていねいにお伝えしていこうね。

目次

制作のモチーフと使用するキット

制作のモチーフ

モチーフは、昨年制作したHG 百式(旧キット)のシャア専用機カラーです。

HG 百式(旧キット)・色の組み合わせ
  • レッド(メインカラー) フィニッシャーズ ディープレッド(ピンクサフ)
  • レッド(サブカラー・明るい色) GSIクレオス スーパーイタリアンレッド(ピンクサフ)
  • レッド(アクセントカラー・暗い色) ガイアノーツ ブライトレッド(グレーサフ)

旧キットと同じレッド系で塗装することで、REVIVE版とのフォルムの違いをよりはっきりさせたいと思っているよ。

旧キットは手脚の関節の可動範囲が狭くてポージングができなくて残念だったから、REVIVE版ではポージングを楽しめるといいね。

完成した全塗装・メルカリリメイク・HGシャア専用百式のバストアップ

使用するキット

使用するキットは、2016年8月11日に発売されたHG 百式(REVIVE版)す。

前回はフラット(ツヤ消し)で仕上げたので、今回はパールカラーを使ってグロス(ツヤあり)仕上げにする予定です。

パールプレミアムレッドでシャア専用機カラーで作る百式リバイブ版の仮組みレビュー4
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使用したツールと塗料のまとめ記事

HG 百式(REVIVE版)パールプレミアムレッド・プレミアムガラスパール塗装(シャア専用機カラー)の制作で使用したツールと塗料は下記の記事にまとめています。

HG 百式(REVIVE版)・キットの内容

説明書

組み立ての順序は、ボディ、頭部、腕部、脚部、腰部、バックパック、武器(ビームライフルとクレイ・バズーカ、ビームサーベル)になっています。

説明書はバックパックの後半と武器のページを除いてモノクロで印刷されている、HGキットで標準的な仕様になっているよ。

パールプレミアムレッドでシャア専用機カラーで作る百式リバイブ版の説明書2
パールプレミアムレッドでシャア専用機カラーで作る百式リバイブ版の説明書1

ランナー

ランナーAとB(2個)はゴールドで、旧キットはメッキ仕上げでしたが、REVIVE版は成形色でゴールドが表現されています。

パールプレミアムレッドでシャア専用機カラーで作る百式リバイブ版のランナー6

メッキを落とす必要がないので、塗装する場合は作業が楽になるね。

パールプレミアムレッドでシャア専用機カラーで作る百式リバイブ版のランナー5

ランナーAとBにはアンダーゲートになっていて、ゲート跡が目立たないように配慮されているパーツがあるよ。

ランナーC1、C2はダークグレー(内部フレームと武器など)、D1はネイビー(ボディとバックパック)です。

パールプレミアムレッドでシャア専用機カラーで作る百式リバイブ版のランナー4

ダークグレーで塗装する部分は、フラット仕上げにして、グロス仕上げのボディとメリハリが出るようにするつもりだよ。

パールプレミアムレッドでシャア専用機カラーで作る百式リバイブ版のランナー3

ランナーD2は深めのレッド、シールは両肩の「百」マーキングと頭部のセンサーを表現するものが付属しています。

パールプレミアムレッドでシャア専用機カラーで作る百式リバイブ版のランナー2

旧キットで軸構造になっていた腕や手などの関節部分は、ポリキャップとボールジョイントに変わっているよ。

HGシャア専用百式塗装前レビューのボディ部分
旧キットの首や腕の接続部分
HGシャア専用百式塗装前レビューの腕のパーツ
旧キットの手の接続部分

REVIVE版は、武器を構えたり、躍動感のあるポージングがしやすくなりそうだね。

パールプレミアムレッドでシャア専用機カラーで作る百式リバイブ版の仮組みパーツ9
REVIVE版の首や腕の接続部分
パールプレミアムレッドでシャア専用機カラーで作る百式リバイブ版の仮組みパーツ4
REVIVE版の腕や手の接続部分

組み立てる(仮組み)

ニッパー

ランナーからの切り出しには、ゴッドハンドの片刃ニッパーSTを使用し、ゴッドハンドのアルティメットニッパーでゲートを二度切りしています。

パールプレミアムレッドでシャア専用機カラーで作る百式リバイブ版の仮組みパーツ11
ランナーカット直後

アルティメットニッパーは、ゲート跡を「押し潰す」のではなく、「スッと切る」感覚で、ゲート跡がほとんど目立たなくなります。

パールプレミアムレッドでシャア専用機カラーで作る百式リバイブ版の仮組みパーツ10
ゲート跡二度切り後

頭部

頭部は細かくパーツ分けされているので、組み立てると立体感があり、合わせ目が目立たないようになっています。

センサーや左右のバルカンは色分けされていないので、シールや塗装などで色を補う必要があるよ。

パールプレミアムレッドでシャア専用機カラーで作る百式リバイブ版の仮組みパーツ16
パールプレミアムレッドでシャア専用機カラーで作る百式リバイブ版の仮組みパーツ1

ボディ

ボディは、ネイビー、ゴールド、グレーのパーツを組み合わせることで、キレイに色分けされています。

パールプレミアムレッドでシャア専用機カラーで作る百式リバイブ版の仮組みパーツ9

スカート

スカートは、ネイビーのパーツを除きゴールド一色で単調に感じるので、塗装ではいくつかの色を組み合わせる予定です。

パールプレミアムレッドでシャア専用機カラーで作る百式リバイブ版の仮組みパーツ6
パールプレミアムレッドでシャア専用機カラーで作る百式リバイブ版の仮組みパーツ10

腕部

腕部は、スラスターや動力パイプなどがレッドの別パーツで表現されていて、ゴールドのアクセントになっています。

肘や手首のパーツが細かくパーツ分けされているから、合わせ目が目立ないようになっているよ。

パールプレミアムレッドでシャア専用機カラーで作る百式リバイブ版の仮組みパーツ4

脚部

脚部も腕部と同様、レッドが効果的に使われていてメリハリがあり、足の取付部分もボールジョイントで可動しやすくなっています。

脛にあたる内部フレームのパーツの正面にある合わせ目が少し目立つけど、膝や足首の関節のパーツを挟み込む構造になっているので、合わせ目処理は諦めることにするよ。

パールプレミアムレッドでシャア専用機カラーで作る百式リバイブ版の仮組みパーツ5

バックパック

バックパックのサイドパネル(フレキシブル・バインダー)の取付部分もボールジョイントになっていて、角度がつけやすくなっています。

動力パイプやバーニアは、別パーツで色分けされているよ。

パールプレミアムレッドでシャア専用機カラーで作る百式リバイブ版の仮組みパーツ7
パールプレミアムレッドでシャア専用機カラーで作る百式リバイブ版の仮組みパーツ8

仮組みレビュー

フロントビュー

百式はもともと細身のデザインですが、REVIVE版のキットは小顔になり、脚が長くなっているので、とてもスリムな印象です。

パールプレミアムレッドでシャア専用機カラーで作る百式リバイブ版の仮組みレビュー8

クレイ・バズーカは、持ち手の部分が前後に可動するので、持ちやすくなっているよ。

パールプレミアムレッドでシャア専用機カラーで作る百式リバイブ版の仮組みレビュー3

バストアップ

頭部のセンサーやバルカン、スカートの凹モールドなどは色分けが不十分なので、塗装などでしっかり塗り分けたいと思います。

パールプレミアムレッドでシャア専用機カラーで作る百式リバイブ版の仮組みレビュー11

サイドビュー・左

脚の側面やバックパック(フレキシブル・バインダー)は、一部のモールドが色分けされていないので、マスキングなどで塗り分けたいと思います。

バックパックとフレキシブル・バインダーの保持はしっかりしていて、自立も安定しているよ。

パールプレミアムレッドでシャア専用機カラーで作る百式リバイブ版の仮組みレビュー9

リアビュー

クレイ・バズーカとビームライフルは、旧キットと同じく左右に合わせ目が目立ってしまうので、後ほど合わせ目消しをします。

パールプレミアムレッドでシャア専用機カラーで作る百式リバイブ版の仮組みレビュー7

トップビュー

ランドセルの前後の合わせ目だけ気になりますが、他は段落ちモールドなどで合わせ目が目立たないようになっています。

パールプレミアムレッドでシャア専用機カラーで作る百式リバイブ版の仮組みレビュー5

サイドビュー・右

露出している内部フレームは百式の特徴的な部分なので、動力パイプなどを塗り分けたいと思います。

パールプレミアムレッドでシャア専用機カラーで作る百式リバイブ版の仮組みレビュー6

旧キットの百式と比較する

REVIVE版と旧キットではメッキの有無という違いがありますが、それ以外にも腕や脚などのディテールが進化し、全体的な印象も変わっています。

フロントビュー

REVIVE版は旧キットに比べると頭部が小さく、脚が長いので全体的にスリムなフォルムになっています。

また、旧キットよりも肩や腕のモールドがレッドの別パーツになっているので、精密感が増しています。

旧キットは足の甲に左右の合わせ目が目立っていたけど、REVIVE版はパーツの構成が見直されて、合わせ目がなくなっているね。

パールプレミアムレッドでシャア専用機カラーで作る百式リバイブ版の仮組みレビュー8
REVIVE版
HGシャア専用百式塗装前レビューのフロントビュー
旧キット

リアビュー(拡大)

REVIVE版は、動力パイプや左右のスラスターがレッドの別パーツで表現されていて、メリハリを感じます。

旧キットは、脚が太く設置部分もワイドになっているので、がっしりした印象だね。

パールプレミアムレッドでシャア専用機カラーで作る百式リバイブ版の仮組みレビュー10
REVIVE版
HGシャア専用百式塗装前レビューのリアビュー
旧キット

トップビュー

旧キットは、頭部の左右の合わせ目と肩の前後の合わせ目が目立っていましたが、REVIVE版はランドセル以外、合わせ目が目立たないようになっています。

パールプレミアムレッドでシャア専用機カラーで作る百式リバイブ版の仮組みレビュー5
REVIVE版
HGシャア専用百式塗装前レビューのトップビュー
旧キット

塗装前の加工をする

分解する

加工や塗装の準備のため、いったん分解します。

分解したパーツは、百均(ダイソー)の整理トレー(大)で、塗装する色ごとに仕分けしているよ。

パールプレミアムレッドでシャア専用機カラーで作る百式リバイブ版の仮組みパーツ14

ゲート跡を消す

ゲート跡をプロクソンのペンサンダーや、タミヤのフィニッシングペーパー、600・800番で消していきます。

過去記事でもご紹介したとおり、紙やすりは、百均(ダイソー)のウッドブロックに同じく百均(ダイソー)の強力スポンジ両面テープ(幅15mm)で貼り付けて使用しています。

パールプレミアムレッドでシャア専用機カラーで作る百式リバイブ版の仮組みパーツ11
ゲート跡処理前
パールプレミアムレッドでシャア専用機カラーで作る百式リバイブ版の仮組みパーツ12
ゲート跡処理後

組み立てや塗装前加工に使用している百均ツールは、下記の記事も参考にしてね。

合わせ目を消す

ビームライフルとクレイ・バズーカの合わせ目をタミヤの瞬間接着剤・イージーサンディングを使って消しています。

  • イージーサンディングをパーツの両面に塗る
  • 瞬間接着剤が少しあふれるようにして、パーツを組み合わせる
  • ガイアノーツのM-08 クイックハードスプレーでイージーサンディングの接着を早める
  • サーフェイサーが消えるまで、ペンサンダーや600〜800番のやすりで削る
パールプレミアムレッドでシャア専用機カラーで作る百式リバイブ版の仮組みパーツ13
イージーサンディングを塗布
パールプレミアムレッドでシャア専用機カラーで作る百式リバイブ版の仮組みパーツ18
合わせ目消しの完了

円形モールドを彫りなおす

頭部の左右にあるバルカンのモールドをゴッドハンドのショートパワーピンバイス、ドリルビット5本組のA、スピンブレードで彫り直し、仕上げの段階で0.5mmのメタルパーツを取り付ける予定です。

パールプレミアムレッドでシャア専用機カラーで作る百式リバイブ版の仮組みパーツ17
ゴッドハンドのショートパワーピンバイス、スピンブレード
ピンバイスとスピンブレード
ゴッドハンドのドリルビット5本組AとC
ドリルビット

ガンプラなどの仮組み・加工の工程でよく使用しているツールは、下記の記事にまとめています。

まとめ(ふりかえり・塗装レシピ・使用ツール)

今回のふりかえり

旧キットを制作してからちょうど1年、今度はREVIVE版の百式を制作します。

昨年制作した旧キットも色分けが十分で、よいキットだなと思っていましたが、手脚の接続部分が軸構造で可動範囲が狭く、ポージングができなかったことを残念に感じていました。

REVIVE版は接続部分がポリキャップとボールジョイントに変わり、可動範囲が広くなったので、完成後のポージングを楽しみにしています。

設定そのままの色や別の色に塗装してもよかったのですが、同じレッド系で塗装すれば旧キットとの違いがさらによく分かるかなと思ったので、前回と同じシャア専用機カラーを選んでいます。

レッドの色合いはザクやゲルググのようなシャアピンクではなく、サザビーのようなレッドを目指しています。

同じレッド系で塗装しますが、フラットで仕上げると全く同じになってしまうので、パールカラーのグロス仕上げを選んでいます。

REVIVE版のキットは、ほぼ完全に色分けされており、アンダーゲートでゲート跡が目立たないように配慮されているので、組み立てるだけでカッコよく仕上がります。

百式はもともと細身のデザインですが、REVIVE版は頭部が小さく脚が長くなって、さらにスリムな印象になりました。

色分けが十分なキットなので、塗装前の加工も最低限に留め、シンプルに制作したいと思います。

次回は塗装イメージを作成してから、仕上げの色に使用する塗料を決めていきます。

使用したツール

メモ
  • タミヤ 薄刃ニッパー(ゲートカット用)
  • ゴッドハンド アルティメットニッパー
  • ダイソー 整理トレー(小)
  • プロクソン ペンサンダー
  • タミヤ フィニッシングペーパー、600・800番
  • ダイソー ウッドブロック・強力スポンジ両面テープ(幅15mm)
  • タミヤ 瞬間接着剤・イージーサンディング
  • ガイアノーツ M-08 クイックハードスプレー
  • ゴッドハンド ショートパワーピンバイス
  • ゴッドハンド ドリルビット5本組A
  • ゴッドハンド スピンブレード

今回の制作で使用したキット

バトンストア 楽天市場店
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。

次回は「HG 百式(REVIVE版)をパールプレミアムレッドとプレミアムガラスパール(シャア専用機カラー)で作る」塗装準備編の記事を投稿する予定です。

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