ご覧いただき、ありがとうございます。
引き続き、HG イモータルジャスティスガンダムをリアルタイプカラーで制作しています。
今回は塗装編となります。
- サーフェイサーの塗装(スカイブルー、ホワイト、メカサフ・ライト)
- 本番の塗装(スカイブルー、キャラクターブルー、アルティメットホワイト)
- 塗装後の色の組み合わせチェック
成形色のレッドからブルーに塗り替えるパーツがあるから、仕上がりに影響が出ないようていねいに塗装を進めていくよ。
最後に軽く組み立てて色合いをチェックしてみようね。
制作のモチーフと使用するキット
制作のモチーフ
制作のモチーフは、METAL ROBOT魂のジャスティスガンダム(リアルタイプカラー)です。
使用するキット
使用するキットは、2024年1月26日に発売されたばかりのHG イモータルジャスティスガンダムです。
映画「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」に登場するシン・アスカの搭乗機です。
HG ライジングフリーダムと同様、新しい可動構造(SEEDアクションシステム)の採用で、劇中のようなダイナミックなポージングが可能になっているとのことです。
塗装イメージと塗装する色の組み合わせ
塗装イメージ
ボディカラーは、モチーフを参考にライトブルーを多めにし、ブルーは全体のバランスがよくなるように配置しています。
モチーフでは頭部のアンテナ、シールド、バックパックのウイングに使われていたイエローは、頭部のアンテナとウイングの他、ボディのアクセントになる部分に使っています。
塗装する色
ライトブルー、ブルーの塗料を比較した結果、今回のHG イモータルジャスティス・リアルタイプカラーの塗装には、次の色を使用します。
- GSIクレオス スカイブルー
- GSIクレオス キャラクターブルー
- ガイアノーツ ボトムズカラー オレンジイエロー
- ガイアノーツ アルティメットホワイト
- ガイアノーツ メカサフ・ライト
色の組み合わせ
ブルーとライトブルーはコントラストがよくニュートラルな、スカイブルーとキャラクターブルーの組み合わせをベースに、アクセントには少しオレンジ寄りのオレンジイエローを合わせます。
ホワイトは、スカイブルーやキャラクターブルーとフレッシュなコントラストを出したいので、明るいアルティメットホワイトを使います。
関節などのグレーは、MG Zガンダム Ver.Kaを制作したときにホワイトやライトブルーと相性がよかった、明るめのメカサフ・ライトを選んでいるよ。
塗装する色は、#2塗装準備編で、塗料を比較してから決めているよ。
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使用したツールと塗料のまとめ記事
「【ガンプラ全塗装・SEED FREEDOM】HG イモータルジャスティスガンダムをリアルタイプカラーで作る」記事で使用したツールと塗料をまとめています。
HG ライジングフリーダムガンダム制作記事(塗装編)
同時並行で制作したHG ライジングフリーダムガンダムの塗装編記事です。
サーフェイサーを塗装する
サーフェイサーは、ガイアノーツのサーフェイサーを使用しています。
エヴォスカイブルー
スカイブルーとキャラクターブルーの下地は、ガイアノーツのサーフェイサー・エヴォスカイブルーを塗装しています。
今回の塗装は、レッドのパーツをブルーに塗り替えるものが多いから、少ししっかり目にサーフェイサーを塗装して、成形色の影響を受けないようにしているよ。
エヴォホワイト
アルティメットホワイトの下地は、ガイアノーツのサーフェイサー・エヴォホワイトを塗装しています。
メカサフ・ライト
肩や腕の関節などのパーツは、ガイアノーツのメカサフ・ライトを塗装しています。
メカサフ・ライトはそのまま仕上げの色にして、トップコートも省略するよ。
エヴォレモンイエロー
オレンジイエローの下地は、ガイアノーツのサーフェイサー・エヴォレモンイエローを塗装しますが、マスキングでホワイトと塗り分けるパーツがあるので、塗装は後回しにしています(仕上げ編の記事に掲載)。
エアブラシで塗装する
ライトブルー
ライトブルーは、GSIクレオスのスカイブルーを塗装しています。
スカイブルーは鮮やかな明るい色で、色ムラができにくく、隠蔽力も高い色になっているよ。
ブルー
ブルーは、GSIクレオスのキャラクターブルーを塗装しています。
ホワイト
ホワイトは、ガイアノーツのアルティメットホワイトを塗装しています。
スカイブルーやキャラクターブルーとフレッシュなコントラストが出るように、明るいアルティメットホワイトを選んでいるよ。
エアブラシ塗装に使用するツール
エアブラシのハンドピースは、GSIクレオスのプロコンBOY・ダブルアクションエアブラシ・0.3mmを使用しています。
エアブラシの塗装では、塗料と溶剤の比率を1:1.5程度にしていることが多いので、ガンプラの制作では、ほぼこのハンドピースだけで塗装をしています。
コンプレッサーの圧力を調整することで、メタリックカラーやサーフェイサーの塗装も問題なく対応可能です。
コンプレッサーは、タミヤのスプレーワークパワーコンプレッサーを使用しています。
タミヤのスプレーワークパワーコンプレッサーは、出力が高いので、サーフェイサーや粒子の粗いメタリックカラーなどを均一に塗装できます。
また、夏季の湿度の高い時期など、こまめに水抜きをする必要があるので、水抜きが簡単にできるのも助かります。
塗装した色の組み合わせをチェックする
全パーツの塗装が完了したので、少し組み立てて色の組み合わせをチェックしています。
全体的に明るい印象で、ほぼ塗装イメージのとおりにまとまっていると思います。
赤い矢印の部分は、マスキングでキャラクターブルーと塗り分けるつもりだよ。
グレーにメカサフ・ライトを使ったのも明るい印象につながっているね。
まとめ(ふりかえり・塗装レシピ・使用ツール)
今回のふりかえり
今回の工程は、前回の塗装準備編で決めた塗装イメージの塗り分けと使用する塗料に沿って、作業を進めています。
サーフェイサーで注意したポイントは、レッドの成形色の影響を受けないようにスカイブルーを少ししっかり目に塗装したところです。
塗装後の色に成形色の差は見られないので、狙いどおりになっていると思います。
本番の塗装では、そのままサーフェイサー・エヴォスカイブルー、エヴォホワイトを仕上げの色に使ってシンプルに塗装することも考えました。
どちらもフラットの仕上がりでスミ入れがやりにくくなるので、スカイブルーとアルティメットホワイトを塗装しています。
オレンジイエローの塗装は、マスキングのときに先送りしています。
オレンジイエローのパーツは少なく、シールドの一部をマスキングで塗り分ける(下記画像の黄枠の部分)ので、その段階で一緒に塗装する予定です。
ライトブルーとキャラクターブルーの色合い、アルティメットホワイトとのフレッシュなコントラストなど、塗料の仕上がりはイメージのとおりになっています。
次回は、マスキング、スミ入れ、デカールの順に、仕上げの作業を進めていきます。
塗装レシピ
- ガイアノーツ サーフェイサー・エヴォスカイブルー
- ガイアノーツ サーフェイサー・エヴォホワイト
- ガイアノーツ メカサフ・ライト
- GSIクレオス スカイブルー
- GSIクレオス キャラクターブルー
- ガイアノーツ ボトムズカラー オレンジイエロー
- ガイアノーツ アルティメットホワイト
塗料の比較のみに使用したものはこちらです。
- GSIクレオス RX-78 ブルー Ver.アニメカラー
- GSIクレオス MSライトブルー
- ガイアノーツ バーチャロンカラー アイスコバルトブルー
- GSIクレオス コバルトブルー
- GSIクレオス インディブルー
- フィニッシャーズ ピュアブルー
使用したツール
- ゴッドハンド 片刃ニッパーST
- ゴッドハンド アルティメットニッパー
- タミヤ フィニッシングペーパー、600・800番
- ダイソー ウッドブロック・強力スポンジ両面テープ(幅15mm)
- ダイソー スポンジやすり(細目)
- ハセガワ モデリングスクライバー
- スジボリ堂 BMCタガネ0.15mm
今回の制作で使用したキット
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は「HG ライジングフリーダムガンダムをCROSS CONTRAST COLORで作る」仕上げ編の記事を投稿する予定です。