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前回に続き、HG ミカエリスとHG ギャンをキャンディ塗装(騎士ガンダムカラー)で制作していきます。
今回は塗装準備編となります。
今回の主な内容
- 塗装前の加工をする(ミカエリスにモノアイを追加する)
- iPadのアプリで塗装イメージを作る
- 塗料を比較する(シルバー・メタリックブルー・メタリックレッド)
- 塗装する色を決める

少しいたずらをして、ミカエリスにモノアイを取り付けるモールドを追加して、ギャンと似た雰囲気になるよう工夫してみるよ。
モチーフの騎士ガンダムの鎧のような重みのある色やアクセントになる色を見つけていこうね。

HG ミカエリス・HG ギャン(キャンディ塗装・騎士ガンダムカラー)の制作で使用したツールと塗料は下記の記事にまとめています。
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【ガンプラ全塗装・ガンダム水星の魔女】HG ミカエリス・HG ギャン(キャンディ塗装・騎士ガンダムカラー)で使用したツールと塗料のまとめ
本ページはアフィリエイト広告を利用しています。 ご覧いただき、ありがとうございます。 今回の記事は、「【ガンプラ全塗装・ ...
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制作のモチーフと使用するキット
制作のモチーフ
制作のモチーフは、BB戦士370 LEGEND BB 騎士(ナイト)ガンダムです。
騎士(ナイト)ガンダムを参考に、メタリックカラーのシルバー、ブルー、レッド、イエローを組み合わせたキャンディ塗装に仕上げる予定です。
使用するキット
使用するキットは、2023年1月14日に発売されたHG ミカエリスと、2016年5月16日に発売されたHG ギャン(REVIVE版)です。


塗装前の加工をする
ゲート跡を消す
いったん分解してから、ゲート跡をタミヤのフィニッシングペーパーや、百均(ダイソー)のスポンジやすり600・800番で消しています。
過去記事でもご紹介したとおり、紙やすりは、画像のように百均(ダイソー)のウッドブロックに同じく百均(ダイソー)の強力スポンジ両面テープ(幅15mm)で貼り付けて使用しています。




組み立てや塗装前加工に使用している百均ツールは、下記の記事に掲載しています。
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【Akabeko Factory】ガンプラなどの制作に使用している百均ツール #1 組み立て編
当ページのリンクには、広告が含まれています。 ご覧いただき、ありがとうございます。 今回から2回に分けて、ガンプラなどの ...
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モノアイを加工する
ミカエリスにモノアイはありませんが、さらにギャンに似せてみようと考え、ゴッドハンドのショートパワーピンバイス、ドリルビット5本組のAとB、スピンブレードを使用して、円形モールドを彫っています。

クリアパーツは硬くて割れやすいので、細いドリルで少しずつ彫って、1.8mmのHアイズが取り付けられる大きさにしているよ。


ギャンの方は2.5mmの穴を彫って、百均のラインストーンシールを取り付けるつもりだよ。



円形モールドを追加する
脚部の円形モールドを彫り直し、仕上げの段階でメタルパーツを取り付ける予定です(円形モールドのサイズは直径2.0mmと1.0mm)。


加工が終わったパーツは、百均(ダイソー)の整理トレー(大)に塗装する色ごとに仕分けているよ。


ガンプラなどの仮組み・加工の工程でよく使用しているツールは、下記の記事にまとめているよ。

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【Akabeko Factory】ガンプラなどを制作する仮組み・加工の工程で使用しているツール
当ページのリンクには、広告が含まれています。 ご覧いただき、ありがとうございます。 今回は、ガンプラなどを制作する仮組み ...
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iPadのアプリで塗装イメージを作る(SengaChanとibisPaintX)
今回の制作では、BB戦士370 LEGEND BB 騎士(ナイト)ガンダムを参考に塗装イメージを作成し、パーツごとの塗り分けやマスキングする部分をチェックしています。
塗装イメージは、SengaChan(iOS版のみ)とibisPaintXというアプリを使用して作成しています(どちらも無料でインストール可能)。
ご紹介するアプリは、自己責任でインストール、ご使用ください。当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねます。
塗装イメージの作成手順は、下記の記事に詳しく掲載しています。
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iPadのアプリ(SengaChan・ibisPaintX)を使用してガンプラの塗装イメージ(下絵)を作る
当ページのリンクには、広告が含まれています。 ご覧いただき、ありがとうございます。 今回は、これまでの制作で何度かご紹介 ...
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SengaChan(線画を抽出する)
- SengaChanで画像から線画を抽出し、画像を保存する
- モードとシャープネス、しきい値を設定する(モードを「分割」、シャープネスを「中」か「高」、しきい値を「低」に設定)
- 線画を保存し、SengaChanを終了する




ibisPaintX(線画を加工する)
- 先ほど保存した線画をibisPaintXで開く
- 黒側と白側の色を調整して線画の輪郭線をできるだけ明確にする
- 保存ボタンを押していったん画像を保存する
- 保存した画像の途切れている輪郭線をブラシでつなぐ(この作業が不十分だと隣の部分まで同じ色に塗りつぶされる)


ibisPaintX(線画に色を入れる)
- 作業レイヤーを追加し、輪郭線のレイヤー1、塗りつぶしに使うレイヤー2を追加する
- 塗りつぶしを使って、レイヤー2の輪郭線の内側を塗りつぶす
- 塗りつぶしが完了したら、レイヤー1とレイヤー2を入れ替え、輪郭線が前面になるようにする
- PNG保存を選び、ibisPaintXを終了する


今回のベースの色は、シルバーにする予定ですが、青みのあるシルバーか、ニュートラルもしくは暗めのシルバーを比較して決める予定なので、塗装イメージも色を変えて作っています。
ミカエリスは、右手のビームブレイザーの内側をレッドやイエローで塗り分ける予定です。
ギャンの方は、もう少し騎士ガンダムに配色を寄せたかったのですが、うまくまとまらなかったので、オリジナルの塗り分けをベースにしています。
仕上げの段階でエングレービングシールなどを活用して、騎士らしくドレスアップしたいと思います。
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塗料を比較する(シルバー)
塗料の比較は、百均のクリアスプーンに、サーフェイサー、比較する色の順に塗装した状態で行っています。
できるだけ実際の色に近くなるよう画像を調整していますが、使用するモニター等の環境により、本文の説明と異なっていたり、色の違いが分かりづらい場合があります。
また、それぞれの色の説明は、筆者が感じた印象となりますので、ご了承ください。
用意した塗料
シルバーの塗料比較に使用した色は、次の4色です。
- ガイアノーツ Ex- シルバー
- ガイアノーツ スターブライトアイアン
- GSIクレオス GXアイスシルバー
- ガイアノーツ フレームメタリック2
塗料の比較
画像は左から、Ex- シルバー、スターブライトアイアン、GXアイスシルバー、フレームメタリック2の順です。

ニュートラルな色合いのEx- シルバーに比べると、スターブライトアイアンは重みのある色のシルバーで、わずかにイエローやゴールドを感じる色になっているよ。
GXアイスシルバーは青みがあり、冷たい印象のシルバーで、フレームメタリック2はキメが細かく、パープルが入った色になっているよ。


塗料を比較する(メタリックブルー・メタリックレッド)
用意した塗料
ブルーとレッドの塗料比較に使用した色は、次の4色で、それぞれ明るめの色と暗めの色を選んでいます。
- ガイアノーツ プライマリーメタリックブルー
- GSIクレオス GXメタルダークブルー
- タミヤ ピュアーメタリックレッド
- ガイアノーツ プライマリーメタリックレッド
- GSIクレオス GXメタルブラッディレッド
塗料の比較
画像は左から、プライマリーメタリックブルー、GXメタルダークブルー、ピュアーメタリックレッド、プライマリーメタリックレッド、GXメタルブラッディレッドの順です。

プライマリーメタリックブルーはベーシックな色合いで、GXメタルダークブルーは深みや重みのあるメタリックブルーになっているよ。
プライマリーメタリックレッドは少しピンクに寄った色合い、GXメタルブラッディレッドは暗い色だけど、GXメタルダークブルーのような深み、重みはあまり感じないかな。ピュアーメタリックレッドは両方の中間くらいの色合いだね。


エアブラシ塗装に使用するツール
エアブラシのハンドピースは、GSIクレオスのプロコンBOY・ダブルアクションエアブラシ・0.3mmを使用しています。
エアブラシの塗装では、塗料と溶剤の比率を1:1.5程度にしていることが多いので、ガンプラの制作では、ほぼこのハンドピースだけで塗装をしています。
コンプレッサーの圧力を調整することで、メタリックカラーやサーフェイサーの塗装も問題なく対応可能です。
コンプレッサーは、タミヤのスプレーワークパワーコンプレッサーを使用しています。
タミヤのスプレーワークパワーコンプレッサーは、出力が高いので、サーフェイサーや粒子の粗いメタリックカラーなどを均一に塗装できます。
また、夏季の湿度の高い時期など、こまめに水抜きをする必要があるので、水抜きが簡単にできるのも助かります。
ハンドピース、コンプレッサー以外の塗装環境は、下記の記事に詳しく掲載しています。
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【Akabako Factory】ガンプラなどの塗装に使用しているエアブラシ・コンプレッサー・塗装ブース
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塗装する色を決める
塗装する色
- シルバー GSIクレオス GXアイスシルバー
- ブルー GSIクレオス GXメタルダークブルー
- レッド タミヤ ピュアーメタリックレッド
- イエロー ガイアノーツ スターブライトブラス
- メタリック ガイアノーツ フレームメタリック1
- グレー メカサフ・スーパーヘヴィ
色の組み合わせ
今回の塗装は、メインカラーに青みのあるシルバーのGXアイスシルバー、サブカラーにGXメタルダークブルーを組み合わせ、ピュアーメタリックレッドとスターブライトブラスをアクセントカラーに使用します。
内部フレームは、フラット仕上げのメカサフ・スーパーヘヴィでキャンディ塗装とメリハリを出そうと思います。

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まとめ(ふりかえり・塗装レシピ・使用ツール)
今回のふりかえり
今回の行程のポイントは、ミカエリスにモノアイを取り付ける円形モールドを追加したところです。
ミカエリスにモノアイを取り付けると、さらにギャンに似た雰囲気に仕上がるかなと思い、いたずらをしています。
クリアパーツは硬く、クロスの中心が頂点になっていたので作業は難しく、0.5mmくらいの細いドリルから0.2mm刻みくらいで、少しずつ穴を彫り広げていきました。
途中傷ができたりしましたが、やすりで整えて問題なく修復できています。
塗装イメージは、今のところミカエリスとギャンでアクセントカラーの使い方に違いがありますが、ミカエリスのビームブレイザー内側の塗り分けなどを工夫して、仕上げていきたいと思います。
塗料の選択は、制作当初はGXアイスシルバーをベースに、重みのあるGXメタルダークブルーとGXメタルブラッディレッドを組み合わせるつもりでした。
GXアイスシルバーとGXメタルダークブルーはほぼイメージどおりでしたが、GXメタルブラッディレッドは予想外に色が薄く、あまり深みや重みを感じなかったので、候補から外しています。
当初、明るいプライマリーメタリックレッドを使うつもりでしたが、塗装途中でピュアーメタリックレッドの方がいいかなと感じたので、軌道修正しています。
GXアイスシルバーとGXメタルダークブルー、ピュアーメタリックレッドは、どれも少し暗めの色なので相性がよさそうです。
次回は、騎士の鎧のような色合いに仕上がるよう塗装作業を進めていきます。
あわせて読みたい
塗装レシピ
塗料の比較のみに使用したものはこちらです。
- ガイアノーツ Ex- シルバー
- ガイアノーツ スターブライトアイアン
- ガイアノーツ フレームメタリック2
- ガイアノーツ プライマリーメタリックブルー
- ガイアノーツ プライマリーメタリックレッド
- GSIクレオス GXメタルブラッディレッド
使用したツール
アルティメットニッパーは、ゲート跡を「押し潰す」のではなく、「スッと切る」感覚で、ゲート跡がほとんど目立たなくなります。
今回の制作で使用したキット
HG ミカエリス
HG ギャン
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は「HG ミカエリスとHG ギャンをキャンディ塗装(騎士ガンダムカラー)で作る」塗装編の記事を投稿する予定です。