HG ペーネロペーを白迷彩カラーで作る #8 最終組み立て編

当ページのリンクには広告が含まれています。
白迷彩カラーで制作した全塗装HGペーネロペー記事のアイキャッチ8

ご覧いただき、ありがとうございます。

前回に続き、HG ペーネロペーを白迷彩カラーで制作しています。

今回は最終組み立て編となります。

この記事の内容
  • オデュッセウスガンダムの最終組み立て
  • ペーネロペー・フライトユニットの最終組み立て
  • アクセントの追加(ラインストーンシールとUVレジン)

迷彩塗装やデカールの貼り付けなど、負荷の高い作業が続いてきたので、ようやくここまでたどり着いたという感じだよ。

せっかくここまで制作してきたから、パーツや塗膜を傷めないよう、慎重に組み立てを進めようね。

目次

制作のモチーフと使用するキット

制作のモチーフ

モチーフの一つ目は、迷彩服などに使われているホワイトのカモフラージュ柄です。

ホワイトカモフラージュの迷彩

もう一つのモチーフは、航空自衛隊のF-15DJアグレッサー機(仮想敵機)です。

白迷彩カラーで制作する全塗装HGペーネロペーのモチーフF-15DJ

なお、上記の画像は、フリー写真素材サイト「写真AC」からダウンロードしています。

使用するキット

使用するキットは、2019年10月26日に発売されたHG ペーネロペーです。

白迷彩カラーで制作する全塗装HGペーネロペー(仮組みレビュー)10

塗装イメージ

ボディカラーは、ホワイトに近い明るめのグレーをベースに、その他2つのグレー系の色を組み合わせて、マスキングで塗り分けます。

白迷彩カラーで塗装するのは、成型色がホワイトのパーツのみで、その他の成型色のパーツは、白迷彩カラーのアクセントになる色を塗装します。

白迷彩カラーで制作する全塗装HGペーネロペーの塗装イメージ8
ペーネロペー
白迷彩カラーで制作する全塗装HGペーネロペーの塗装イメージ5
オデュッセウスガンダム

白迷彩カラーの塗装イメージは、#3の塗装準備編で作成しています。

使用したツールと塗料のまとめ記事

HG ペーネロペー・白迷彩カラーの制作で使用したツールと塗料は下記の記事にまとめています。

オデュッセウスガンダムを組み立てる

説明書の手順では、先にペーネロペーを完成させてから、オデュッセウスガンダムとフライトユニットに変形する手順になっています。

この記事では、仮組みのときと同じく、先にオデュッセウスガンダムを組み立ててから、ペーネロペーの順に組み立てています。

仮組みの時に撮影した画像と比較しながら、最終組み立てを進めていきます。

ボディ

ボディは、鮮やかなトリコロールカラーから、スーパーシェルホワイトとディープオーシャンブルーをベースにしたモノトーンな印象に変わっています。

白迷彩カラーで制作する全塗装HGペーネロペーのパーツ5
塗装前
白迷彩カラーで制作する全塗装HGペーネロペーの最終組み立て1
塗装後

頭部

頭部も鮮やかな組み合わせから、モノトーンな組み合わせに変わり、ツインアイとカメラ部分のプライマリーメタリックレッドがアクセントになっています。

白迷彩カラーで制作する全塗装HGペーネロペーのパーツ6
塗装前
白迷彩カラーで制作する全塗装HGペーネロペーの最終組み立て12
塗装後

アンテナはペーネロペーへの変形時に可動するので、壊れやすくならない程度に先端を整えているよ。

白迷彩カラーで制作する全塗装HGペーネロペーのパーツ7
塗装前
白迷彩カラーで制作する全塗装HGペーネロペーの最終組み立て11
塗装後

腕部

腕部は迷彩色をベースに、レッドのパーツをディープオーシャンプルーに塗り替えましたが、適度なツヤを残したEx- フラットクリアーを塗装したので、落ち着いた印象になっています。

ハンドパーツは、握り手、開き手、ライフルの持ち手(右手のみ)が用意されているよ。

白迷彩カラーで制作する全塗装HGペーネロペーのパーツ8
塗装前
白迷彩カラーで制作する全塗装HGペーネロペーの最終組み立て3
塗装後

脚部

脚部は、迷彩色の中にディープオーシャンブルーとバーニアのフレームメタリック1がアクセントになっていて、ダークグレーのスミ入れがメリハリを出しています。

白迷彩カラーで制作する全塗装HGペーネロペーのパーツ11
塗装前
白迷彩カラーで制作する全塗装HGペーネロペーの最終組み立て2
塗装後

迷彩の模様は、作成した塗装サンプルや塗装イメージに近くなっているよ。

白迷彩カラーで制作する全塗装HGペーネロペーの迷彩塗装サンプル28
オデュッセウスガンダムの塗装サンプル
白迷彩カラーで制作する全塗装HGペーネロペーの塗装イメージ4
オデュッセウスガンダムの塗装イメージ(脚部の拡大)

迷彩の塗装サンプルは、#4の迷彩塗装のサンプル作成編に掲載しています。

塗装イメージの作成は、#3の塗装準備編に掲載しています。

脚部のバーニアには、百均(ダイソー)のラインストーンシール(3mm)のライトブルーを取り付けています。

ラインストーンシールの色は、ピンクやブルーと比較して、バーニアの燃焼状態のイメージに近いライトブルーを選んでいるよ。

ライトブルーの百均ラインストーンシールをバーニアに取り付けた白迷彩カラーで制作する全塗装HGペーネロペーのパーツ
百均のデコレーションシール・ブルー・3mm

腰部

迷彩色とレッドのデカールや、内部フレームのメカサフ・スーパーヘヴィの組み合わせは、よくまとまっていると思います。

白迷彩カラーで制作する全塗装HGペーネロペーのパーツ9
塗装前
白迷彩カラーで制作する全塗装HGペーネロペーの最終組み立て9
塗装後

リアスカートの円形モールド(2mm)には、ウェーブのベーシックエッチング・丸④を取り付けています。

5つの円形モールドは、ハイキューパーツの円形マスキングシールを使って塗り分けているよ。

白迷彩カラーで制作する全塗装HGペーネロペーのパーツ10
塗装前
白迷彩カラーで制作する全塗装HGペーネロペーの最終組み立て10
塗装後

オデュッセウスガンダムのリアスカート以外のメタルパーツ取り付けは、前回#7の仕上げ編に掲載しています。

ペーネロペー・フライトユニットを組み立てる

脚部

つま先とかかとのパーツは、オデュッセウスガンダムの足に、靴を履くように装着します。

白迷彩カラーで制作する全塗装HGペーネロペー(仮組みレビュー)4
塗装前
白迷彩カラーで制作する全塗装HGペーネロペーの最終組み立て14
塗装後

脚部リアアーマーのバーニアは、オデュッセウスガンダムのバーニアと同じく、メカサフ・ライトとフレームメタリック1で塗り分けてから、ラインストーンシールを取り付けています。

バーニアは、ペーネロペーの状態では見えづらいけど、フライトユニットに変形すると目立つ部分なので、手を抜かずに制作しているよ。

白迷彩カラーで制作する全塗装HGペーネロペーのパーツ13
塗装前
白迷彩カラーで制作する全塗装HGペーネロペーの最終組み立て13
塗装後

アーマー裏側のフォグブルーと迷彩色の組み合わせは、違和感なくまとまっているね。

白迷彩カラーで制作する全塗装HGペーネロペーのパーツ14
塗装前
白迷彩カラーで制作する全塗装HGペーネロペーの最終組み立て4
塗装後

腰部(スカート)

スカートの先端は、ハイキューパーツのサークルステッカー・ピンクの余白部分を切り抜いて貼り、百均(ダイソー)の速乾UVレジン液のクリア・ハードを入れて、ワンポイントにしています。

UVレジン液は、商品の説明欄などをよく確認してから、室内の換気、マスクや手袋の着用などに十分注意してください。

  • キットに付属しているホイルシールなどを貼る(またはハイキューパーツのサークルステッカーの余白部分など)
  • レジン液をGSIクレオスのMr.グルー・アプリケーターなどで慎重に流し込む
  • ガイアノーツのM-09 UVライトなどを使用してUVレジン液を十分に硬化させる
白迷彩カラーで制作する全塗装HGペーネロペーのパーツ15
塗装前
白迷彩カラーで制作する全塗装HGペーネロペーの最終組み立て5
塗装後

胸部

胸部は、イエローのパーツをフォグブルーに塗装して、モノトーンな雰囲気にまとめています。

胸部のセンサーもレジン液を入れて、ピンクをアクセントにしているよ。

白迷彩カラーで制作する全塗装HGペーネロペーのパーツ19
塗装前
白迷彩カラーで制作する全塗装HGペーネロペーの最終組み立て6
塗装後

バックパック

バックパックは非常に大きいパーツで構成されているので、全体的な迷彩色のバランスが自然にまとまるように注意して塗装しています。

塗装前の画像で、赤枠のシールで色を補う部分は、マスキングで迷彩色とディープオーシャンブルーを塗り分けているよ。

白迷彩カラーで制作する全塗装HGペーネロペーのパーツ14
塗装前
白迷彩カラーで制作する全塗装HGペーネロペーの最終組み立て8
塗装後

オデュッセウスガンダムとペーネロペーの迷彩塗装は、#6の塗装編その2(迷彩塗装)に掲載しています。

肩部

肩の部分は今回のペーネロペー塗装に使用した全ての色を使用していますが、よくまとまっていると思います。

使用した色は、スーパーシェルホワイト、ニュートラルグレーⅠとⅡを1:1で調色した色、メカサフ・ライト、フォグブルー、ディープオーシャンブルー、メカサフ・スーパーヘヴィの6種類だよ。

白迷彩カラーで制作する全塗装HGペーネロペーのパーツ17
塗装前
白迷彩カラーで制作する全塗装HGペーネロペーの最終組み立て7
塗装後

まとめ(ふりかえり・塗装レシピ・使用ツール)

制作全体のふりかえり

もともと控えめながらもトリコロールカラーで鮮やかな組み合わせだったペーネロペーを、迷彩塗装とモノトーンの組み合わせにしたいと思って制作してきましたが、今のところほぼイメージどおりに仕上がっています。

塗装が終了したときとトップコートの塗装が完了したときに、パーツ単位で色のイメージや表面の仕上がりは、イメージどおりだと感じていましたが、組み立てが終わって自然にまとまったことで安心しています。

最終組み立て作業は、ところどころ塗料の付着などで調整するところがありましたが、パーツや塗膜を傷めることなく、順調に進みました。

迷彩塗装やデカール、細かい部分の塗装やメタルパーツなど、意図を持って制作してきた内容が形になっていくのはとても嬉しいものでした。

組み立てが完了しないと最終的には判断できませんが、今のところ迷彩の模様や全体的なバランスは、違和感なくまとまっていると思います。

細かいところでは、ラインストーンシールとUVレジンをアクセントに使用しています。

ラインストーンシールの色は、ツインアイやUVレジンに合わせたピンクと迷いましたが、正面から見える部分ではないので、バーニアの燃焼状態をイメージしたライトブルーにを選んでいます。

UVレジンの色は、説明書の作例やツインアイのプライマリーメタリックレッドとの相性を考えて、ピンクを選びましたが、ホワイトやネイビーとよいコントラストになりました。

ここまで、迷彩色の塗装、デカールの貼り付け、トップコートなど負荷の高い作業が続いてきましたが、ようやく完成が見えてきました。

次回はオデュッセウスガンダム、ペーネロペーそれぞれの完成レビューと可能な限り(サイズが大きく重いのでパーツや塗膜が傷まない範囲で)ポージングなどをお届けしたいと思います。

塗装レシピ

メモ
  • フィニッシャーズ スーパーシェルホワイト
  • ガイアノーツ フォグブルー
  • GSIクレオス ディープオーシャンブルー
  • ガイアノーツ メカサフ・ライト
  • ガイアノーツ ニュートラルグレーⅠとⅡを1:1で調色した色
  • ガイアノーツ メカサフ・スーパーヘヴィ
  • タミヤ エナメル塗料・スカイグレイ
  • タミヤ スミ入れ塗料・ダークグレイ
  • タミヤ エナメル塗料・ブラック
  • タミヤ スミ入れ塗料・ブラック
  • ガイアノーツ Ex- フラットクリアー
  • ガイアノーツ プライマリーメタリックレッド
  • ガイアノーツ フレームメタリック1

塗料の比較のみに使用したものはこちらです。

  • ガイアノーツ ウォームライトグレー
  • ガイアノーツ ニュートラルグレーⅣ
  • GSIクレオス ジャーマングレー
  • GSIクレオス ブルーFS35622
  • GSIクレオス RLMライトブルー78
  • ガイアノーツ スレートブラック
  • GSIクレオス RLMライトブルー76

使用したツール

メモ
  • ゴッドハンド 片刃ニッパーST
  • ゴッドハンド アルティメットニッパー
  • ダイソー キューティクルプッシャー
  • スリーコインズ スライド式カトラリーケース
  • ダイソー 整理トレー(大)
  • ダイソー キューティクルプッシャー
  • 機動戦士ガンダムペンサンダー
  • タミヤ フィニッシングペーパー、600・800番
  • ダイソー ウッドブロック・強力スポンジ両面テープ(幅15mm)
  • ダイソー スポンジやすり(細目)
  • ハセガワ モデリングスクライバー(けがき針)
  • スジボリ堂 BMCタガネ0.15mm
  • ゴッドハンド ショートパワーピンバイス
  • ゴッドハンド ドリルビット5本組B
  • ゴッドハンド スピンブレード
  • タミヤ スパーマックス エアーブラシ SX0.5D
  • タミヤ 静電気防止ブラシ(モデルクリーニングブラシ 静電気防止タイプ)
  • ダイソー チークブラシ
  • バンダイ ガンダムデカール・HG 閃光のハサウェイ汎用①
  • バンダイ 30 MINUITES MISSIONSデカール
  • バンダイ ガンダムデカール・逆襲のシャアシリーズ用
  • ベルテクス システムマーキングN3
  • ハイキューパーツ RB CAUTION DECAL(レッド・ホワイト)
  • ウェーブ ベーシックエッチング・丸④
  • ハイキューパーツ ジーレップ1
  • 1mmのメタルボール
  • ダイソー ラインストーンシール(3mm)のライトブルー
  • ハイキューパーツ 円形マスキングシール
  • ハイキューパーツ サークルステッカー・ピンク
  • ダイソー 速乾UVレジン液のクリア・ハード
  • GSIクレオス Mr.グルー・アプリケーター
  • ガイアノーツ M-09 UVライト

今回の制作で使用したキット

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

次回は、「HG ペーネロペーを白迷彩カラーで作る」完成編の記事を投稿する予定です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次