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前回に続き、HG ペーネロペーを白迷彩カラーで制作していきます。
今回は迷彩塗装のサンプル作成編となります。
今回の主な内容
- 迷彩塗装のサンプル作成1(色の組み合わせ)
- 迷彩塗装のサンプル作成2(迷彩の模様)
- 迷彩塗装のサンプル作成3(塗装の手順)

グレー系とブルー系の色を用意して、迷彩色の組み合わせから比較していくよ。
迷彩模様の出し方や、塗装する手順も大事だから、よく確認していこうね。

HG ペーネロペー・白迷彩カラーの制作で使用したツールと塗料は下記の記事にまとめています。
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【ガンプラ全塗装・閃光のハサウェイ】HG ペーネロペー(白迷彩カラー)で使用したツールと塗料のまとめ
本ページはアフィリエイト広告を利用しています。 ご覧いただき、ありがとうございます。 今回の記事は、「【ガンプラ全塗装・ ...
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制作のモチーフと使用するキット
制作のモチーフ
制作のモチーフは、航空自衛隊のF-15DJアグレッサー機(仮想敵機)です。

なお、上記の画像は、フリー写真素材サイト「写真AC」からダウンロードしています。
上記のモチーフ画像のほか、ホワイトカモフラージュの迷彩服などを参考に、塗装する色の組み合わせや迷彩の柄を決めていく予定です。
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https://beautiful-sail.com/?pid=144696222
beautiful-sail.com
使用するキット
使用するキットは、2019年10月26日に発売されたHG ペーネロペーです。

白迷彩カラー塗装のポイント
ボディカラーは、ホワイトに近い明るめのグレーをベースに、その他2つのグレー系の色を組み合わせて、マスキングで塗り分けます。
白迷彩カラーで塗装するのは、成型色がホワイトのパーツのみで、その他の成型色のパーツは、白迷彩カラーのアクセントになる色を塗装します。


白迷彩カラーの塗装イメージは、前回の塗装準備編で作成しています。
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【ガンプラ全塗装・閃光のハサウェイ】HG ペーネロペーを白迷彩カラーで作る #3 塗装準備編
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白迷彩の塗装サンプルを作成する(1回目)
白迷彩カラーで塗装するのは初めてで、使用するグレー系の色の組み合わせや濃淡をチェックするために、百均のプラバンを使用して、塗装サンプルを作成しています。
塗装サンプルは、色の組み合わせのほか、迷彩の柄や3色の色の配分(面積)を少しずつ変えて、仕上がりの差をチェックしています。
塗装サンプル(1回目)の作成手順
塗装サンプルは、ベースの色を4種類用意して、次の手順で作成しています。
- ベースの色を塗装してから、マスキング
- 2色目を塗装してから、再度マスキング
- 3色目を塗装して、マスキングを剥がして完了



ベース色・スーパーシェルホワイト
少しグレーの入ったフィニッシャーズのスーパーシェルホワイトをベースにした塗装サンプルは、グレー系とブルー系の色を組み合わせた2パターンを作成しています。
スーパーシェルホワイトとガイアノーツのウォームグレー、ニュートラルグレーⅢの組み合わせは、2色目のウォームライトグレーの割合が多くなるようにしています。
- フィニッシャーズ スーパーシェルホワイト
- ガイアノーツ ウォームライトグレー
- ガイアノーツ ニュートラルグレーⅢ

ホワイトカモフラージュの迷彩服に近い、オーソドックスな組み合わせだね。

スーパーシェルホワイトとガイアノーツのフォグブルー、GSIクレオスのディープオーシャンブルーの組み合わせは、1色目のスーパーシェルホワイトの割合が多くなるようにしています。
- フィニッシャーズ スーパーシェルホワイト
- ガイアノーツ フォグブルー
- GSIクレオス ディープオーシャンブルー
モチーフのF-15DJを参考に色を組み合わせてみたけれど、白迷彩よりも、洋上迷彩に近い印象だよ。


ベース色・ニュートラルグレーⅢ
ガイアノーツのニュートラルグレーⅢをベースにした塗装サンプルは、グレーの濃度を変えた2パターンを作成しています。
暗めの迷彩になるニュートラルグレーⅢをベースにした塗装サンプルは、コアとなるオデュッセウスガンダムの塗装を想定しています。
ニュートラルグレーⅢとガイアノーツのメカサフ・ライト、ニュートラルグレーⅣの組み合わせは、3色の割合が均等に近くなるようにしています。
- ガイアノーツ ニュートラルグレーⅢ
- ガイアノーツ メカサフ・ライト
- ガイアノーツ ニュートラルグレーⅣ

グレーの濃度が近いせいか、あまりメリハリを感じない組み合わせだね。

ニュートラルグレーⅢとニュートラルグレーⅣ、GSIクレオスのジャーマングレーの組み合わせは、ジャーマングレーの割合が控えめになるようにしています。
- ガイアノーツ ニュートラルグレーⅢ
- ガイアノーツ ニュートラルグレーⅣ
- GSIクレオス ジャーマングレー
ジャーマングレーがメリハリになって迷彩らしく感じるけど、少し暗過ぎるかな。


ベース色・ブルーFS35622
ホワイトに近いライトブルーベースの塗装サンプルは、濃度が異なるGSIクレオスのブルーFS35622とRLMライトブルー76の2種類をベースカラーにして、合計4パターン作成しています。
GSIクレオスのブルーFS35622をベースにした塗装サンプルは、3色目のブルーの濃度を変えて、メリハリが異なる2パターンを作成しています。
ブルーFS35622とGSIクレオスのRLMライトブルー78、フォグブルーの組み合わせは、3色の割合が均等に近くなるようにしています。
- GSIクレオス ブルーFS35622
- GSIクレオス RLMライトブルー78
- ガイアノーツ フォグブルー

ヨーロッパなどの戦闘機の迷彩をイメージして塗装しているよ。

ブルーFS35622とRLMライトブルー78、ガイアノーツのスレートブラックの組み合わせは、スレートブラックの割合が控えめになるようにしています。
- GSIクレオス ブルーFS35622
- GSIクレオス RLMライトブルー78
- ガイアノーツ スレートブラック
スレートブラックは、濃いネイビーのアクセントになっているね。


ベース色・RLMライトブルー76
ベース色に選んだGSIクレオスのRLMライトブルー76は、ブルーFS35622と比べると、グレーが入った色になっています。
RLMライトブルー76とRLMライトブルー78、フォグブルーの組み合わせは、3色の割合が均等に近くなるようにしています。
- GSIクレオス RLMライトブルー76
- GSIクレオス RLMライトブルー78
- ガイアノーツ フォグブルー

ブルーFS35622とRLMライトブルー78、フォグブルーの組み合わせと似ているけど、ベースカラーが少し暗いぶん、落ち着いた印象になっているよ。

RLMライトブルー76とフォグブルー、ディープオーシャンブルーの組み合わせは、2色目のフォグブルーの割合が多くなるようにしています。
- GSIクレオス RLMライトブルー76
- ガイアノーツ フォグブルー
- GSIクレオス ディープオーシャンブルー
スーパーシェルホワイト、フォグブルー、ディープオーシャンブルーの組み合わせと同じく、白迷彩よりも、洋上迷彩に近い印象だよ。


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白迷彩の塗装サンプルを作成する(2回目)
塗装サンプルを比較した結果、使用する色はホワイトカモフラージュの迷彩服に近い、オーソドックスなホワイトとグレーの組み合わせにします。

色の組み合わせは決まりましたが、迷彩模様の出し方をもう少し工夫したかったので、2回目の塗装サンプルを作成しています。
塗装サンプル(2回目)の作成手順
2回目の塗装サンプルは、スーパーシェルホワイトに加え、ガイアノーツのニュートラルグレーⅠをベースの色に追加して、塗装の手順を変えています。
- ベースの色を塗装してから、マスキング
- 2色目を塗装してから、いったんマスキングを剥がす
- 3色目のマスキング
- 3色目を塗装して完了




ベース色・スーパーシェルホワイト
スーパーシェルホワイトとウォームライトグレーをベースに、3色目をニュートラルグレーⅢ、メカサフ・ライト、ディープオーシャンブルーの3パターンを作成しています。


ニュートラルグレーⅢとメカサフ・ライトを比較すると、グレーが濃いぶんメカサフ・ライトの方がメリハリを感じるね。

ディープオーシャンブルーの組み合わせは、明るい雰囲気の中にメリハリが出ているね。


ベース色・ニュートラルグレーⅠ
ニュートラルグレーとニュートラルグレーⅠとⅡを1:1で調色した色をベースに、3色目をニュートラルグレーⅢ、メカサフ・ライト、スレートブラックの3パターンを作成しています。


迷彩の模様は、ニュートラルグレーⅢのサンプルがイメージに合っているよ。

いったんマスキングを剥がしてから、3色目のマスキングをすると、迷彩模様のバランスを取るのが難しいね。


白迷彩の塗装サンプルを作成する(3回目)
2回目の塗装サンプルを比較した結果、迷彩模様はニュートラルグレー・ニュートラルグレーⅠとⅡを1:1で調色した色・ニュートラルグレーⅢのサンプルの形にしようと思います。

迷彩模様は決まりましたが、いったんマスキングを剥がして、マスキングし直す負荷が大きく、迷彩模様の偏りを見つけにくいので、塗装の手順を変えた3回目のサンプルを作成しています。
3回目の塗装サンプルは、濃い色から、中間の色、一番明るい色の順に塗装しています。
- もっとも濃い色を塗装(メカサフ・ライト)してから、マスキング
- 2回目のマスキングをしてから、2色目(ニュートラルグレーⅠとⅡを1:1で調色した色)を塗装
- 3色目(スーパーシェルホワイト)を塗装して完了


塗装の下地を整えるサーフェイサー(メカサフ・ライト)を最も濃い色にすることで、色の組み合わせや迷彩模様の出し方だけでなく、塗料の節約とシンプルな塗装手順にすることを狙っています。

塗装の回数が4回(サーフェイサー・濃い色・中間色・明るい色)から、3回に減るので、塗装作業が効率的になるね。
ペーネロペーは、一つひとつのパーツが大きく、パーツ数も多いから、塗料の節約や作業の省力化がポイントになるね。


オデュッセウスガンダムのボディカラーを想定して、ガイアノーツのサーフェイサー・エヴォ(グレー)を塗装してから、スーパーシェルホワイトを塗装するサンプルも作成しています。

迷彩塗装の組み合わせを決める
今回の迷彩塗装は、ペーネロペーの部分をスーパーシェルホワイト、ニュートラルグレーⅠとⅡを1:1で調色した色、メカサフ・ライトの組み合わせで塗装します。
オデュッセウスガンダムの部分は、スーパーシェルホワイトとサーフェイサー・エヴォ(グレー)の2色で、シンプルに塗装します。
アクセントカラーには、フォグブルーとディープオーシャンブルー、内部フレームの色は、メカサフ・スーパーヘヴィを使用します。


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まとめ(ふりかえり・塗装レシピ・使用ツール)
今回のふりかえり
今回は3回に分けて迷彩塗装のサンプルを作成しましたが、色の組み合わせ、迷彩の模様やバランスを見つけるまでに、試行錯誤を繰り返しました。
手間がかかりましたが、1回目のサンプルで色の組み合わせ、2回目のサンプルで迷彩の模様、3回目のサンプルで塗装の順序を決めていき、制作イメージに近いまとまりになりました。
1回目のサンプル作成で使用しライトブルー(ブルーFS35622・RLMライトブルー76)や、フォグブルー、ディープオーシャンブルーを入れた迷彩塗装は、いずれ別の制作で取り入れたいと思います。
本文でも触れましたが、最終的に迷彩塗装の色を決めるにあたって、色の組み合わせだけでなく、使用する塗料の節約や塗装手順の省力化も考慮しています。
今回の迷彩塗装では、明るい色から順に、中間色、濃い色と割合が少なくなる予定のため、作成したサンプルの1回目、2回目の塗装手順であれば、塗装する色の割合と塗料の使用量が概ね一致します。
今回選んだ3回目の塗装手順で濃いグレーから塗装すると、色の割合と塗料の使用量が一致しないので、濃い色にサーフェイサーを使用することで、下地処理と暗い色の塗装を1回にまとめ、塗料の使用量を節約しています。
同じ考え方でオデュッセウスガンダムもグレーのサーフェイサーにホワイトを塗装して、塗装手順を2回で済むようにしています。
オデュッセウスガンダムの部分は、ペーネロペーに変形すると大部分が隠れてしまうので、ペーネロペーの中間色に近い色合いのグレーのサーフェイサーを濃い色に選んでいます。
ペーネロペーは、一つひとつのパーツが大きく、パーツ数も多いので、塗料を節約したり、塗装手順をシンプルにすることも大事だと思っています。
これから本番の塗装を進めていきますが、今回の塗装サンプルの作成は、ペーネロペー制作の大きなポイントになったと思います。
平らなプラバンよりも形が複雑なペーネロペーのパーツでは、マスキングの難易度が高くなるので、全体のバランスに注意して、塗装を進めていきたいと思います。
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塗装レシピ
エアブラシ塗装に使用するツール
エアブラシのハンドピースは、GSIクレオスのプロコンBOY・ダブルアクションエアブラシ・0.3mmを使用しています。
エアブラシの塗装では、塗料と溶剤の比率を1:1.5程度にしていることが多いので、ガンプラの制作では、ほぼこのハンドピースだけで塗装をしています。
コンプレッサーの圧力を調整することで、メタリックカラーやサーフェイサーの塗装も問題なく対応可能です。
コンプレッサーは、タミヤのスプレーワークパワーコンプレッサーを使用しています。
タミヤのスプレーワークパワーコンプレッサーは、出力が高いので、サーフェイサーや粒子の粗いメタリックカラーなどを均一に塗装できます。
また、夏季の湿度の高い時期など、こまめに水抜きをする必要があるので、水抜きが簡単にできるのも助かります。
ハンドピース、コンプレッサー以外の塗装環境は、下記の記事に詳しく掲載しています。
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【Akabako Factory】ガンプラなどの塗装に使用しているエアブラシ・コンプレッサー・塗装ブース
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塗料の比較のみに使用したものはこちらです。
- ガイアノーツ ウォームライトグレー
- ガイアノーツ ニュートラルグレーⅣ
- GSIクレオス ジャーマングレー
- GSIクレオス ブルーFS35622
- GSIクレオス RLMライトブルー78
- ガイアノーツ スレートブラック
- GSIクレオス RLMライトブルー76
使用したツール
今回の制作で使用したキット
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は「HG ペーネロペーを白迷彩カラーで作る」塗装編1(サーフェイサー・アクセントカラー)の記事を投稿する予定です。