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前回に続き、HG ペーネロペーを白迷彩カラーで制作していきます。
今回は塗装準備編となります。
今回の主な内容
- ラインモールドを彫り直しと円形モールドの追加
- iPadのアプリ(SengaChanとibisPaintX)を使った迷彩塗装イメージの作成
- 白迷彩カラー塗装のポイント

パーツ数が多くて大変だけど、ラインモールドの彫り直しや、メタルパーツを取り付ける予定の円形モールドの追加をていねいに進めていくよ。
モチーフの戦闘機やホワイトカモフラージュの迷彩柄を参考に塗装イメージを作成して、マスキングなどで塗り分けるポイントをチェックしようね。

HG ペーネロペー・白迷彩カラーの制作で使用したツールと塗料は下記の記事にまとめています。
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【ガンプラ全塗装・閃光のハサウェイ】HG ペーネロペー(白迷彩カラー)で使用したツールと塗料のまとめ
本ページはアフィリエイト広告を利用しています。 ご覧いただき、ありがとうございます。 今回の記事は、「【ガンプラ全塗装・ ...
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制作のモチーフと使用するキット
制作のモチーフ
制作のモチーフは、航空自衛隊のF-15DJアグレッサー機(仮想敵機)です。

グレー、ホワイト、ネイビーが組み合わされた色になっているよ。

なお、上記の画像は、フリー写真素材サイト「写真AC」からダウンロードしています。
上記のモチーフ画像のほか、ホワイトカモフラージュの迷彩服などを参考に、塗装する色の組み合わせや迷彩の柄を決めていく予定です。
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https://beautiful-sail.com/?pid=144696222
beautiful-sail.com
使用するキット
使用するキットは、2019年10月26日に発売されたHG ペーネロペーです。

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塗装前の加工をする
分解する
加工や塗装の準備のため、いったん分解してから、300円ショップのスリーコインズで販売されているスライド式カトラリーケースで塗装する色ごとに仕分けしています。

パーツ数が多いので、オデュッセウスガンダムのパーツは、百均(ダイソー)の整理トレー(大)で、塗装する色ごとに仕分けしているよ。


パーツの分解には、百均(ダイソー)のキューティクルプッシャーを使っています(ダイソーのネイル用品のコーナーで見つけました)。
キューティクルプッシャーは、丈夫で先端が滑らかでパーツの合間に入りやすく、テコのように分解できるので、パーツを傷める心配が少なくなっています。


ゲート跡を消す
ゲート跡をプロクソンのペンサンダーや、タミヤのフィニッシングペーパー、600・800番で消していきます。
ランナーからの切り出しに、ゴッドハンドの片刃ニッパーSTを使用し、アルティメットニッパーでゲートを二度切りしているので、もともとゲート跡が目立たず、作業がとても楽になっています。



ゲート跡を処理するパーツ数が多いので、ペンサンダーに600番、800番の紙やすりを貼り付けて、効率的に作業を進めているよ。

過去記事でもご紹介しておりますが、紙やすりは、画像のように百均(ダイソー)のウッドブロックに同じく百均(ダイソー)の強力スポンジ両面テープ(幅15mm)で貼り付けて使用しています。

組み立てや塗装前加工に使用している百均ツールは、下記の記事も参考にしてね。

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【Akabeko Factory】ガンプラなどの制作に使用している百均ツール #1 組み立て編
当ページのリンクには、広告が含まれています。 ご覧いただき、ありがとうございます。 今回から2回に分けて、ガンプラなどの ...
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ラインモールドを彫り直す
ボックスパッケージの塗装済み完成画像などを参考に、ラインモールドをハセガワのモデリングスクライバー(けがき針)とスジボリ堂のBMCタガネ0.15mmで彫り直しています。

下記の胸部のパーツのような、正面で目立つ部分は凹凸のモールドを彫り直して、メリハリが出るようにしているよ。

スカートや肩のパーツなどは、正面は溝のモールド、側面は段差のモールドになっている部分(赤枠部分)があるので、キレイにスミ入れがつながるよう、側面のモールドを彫り直しています。

腕や脚の目立つ部分にある段差モールドも彫り直して、ほかのモールドとバランスが取れるようにしているよ。


円形モールドを追加する
ゴッドハンドのショートパワーピンバイス、ドリルビット5本組のB、スピンブレードを使用して、円形モールドを追加しています。
モールドの直径は、パーツや周囲のモールドの大きさに応じて、1mm、2mm、2.5mmを使い分けています。

ドリルビットである程度彫ってから、同じ直径のスピンブレードでモールドの底を平らに整えているよ。

追加した円形モールドには、迷彩カラーにマッチするメタルパーツを取り付けるつもりだよ。


スカートや脚部には、ラインモールドの形にあわせて、1mmのモールドを多めに追加しています。



ガンプラなどの仮組み・加工の工程でよく使用しているツールは、下記の記事にまとめています。
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【Akabeko Factory】ガンプラなどを制作する仮組み・加工の工程で使用しているツール
当ページのリンクには、広告が含まれています。 ご覧いただき、ありがとうございます。 今回は、ガンプラなどを制作する仮組み ...
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iPadのアプリで塗装イメージを作る(SengaChanとibisPaintX)
今回の制作では、航空自衛隊のF-15DJアグレッサー機(仮想敵機)などの柄を参考に塗装イメージを作成し、パーツごとの塗り分けやマスキングする部分をチェックしています。
塗装イメージは、SengaChan(iOS版のみ)とibisPaintXというアプリを使用して作成しています(どちらも無料でインストール可能)。
ご紹介するアプリは、自己責任でインストール、ご使用ください。当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねます。
塗装イメージの作成手順は、下記の記事に詳しく掲載しています。
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iPadのアプリ(SengaChan・ibisPaintX)を使用してガンプラの塗装イメージ(下絵)を作る
当ページのリンクには、広告が含まれています。 ご覧いただき、ありがとうございます。 今回は、これまでの制作で何度かご紹介 ...
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SengaChan(線画を抽出する)
- SengaChanで画像から線画を抽出し、画像を保存する
- モードとシャープネス、しきい値を設定する(モードを「分割」、シャープネスを「中」か「高」、しきい値を「低」に設定)
- 線画を保存し、SengaChanを終了する

ibisPaintX(線画を加工する)
- 先ほど保存した線画をibisPaintXで開く
- 黒側と白側の色を調整して線画の輪郭線をできるだけ明確にする
- 保存ボタンを押していったん画像を保存する
- 保存した画像の途切れている輪郭線をブラシでつなぐ(この作業が不十分だと隣の部分まで同じ色に塗りつぶされる)

ibisPaintX(迷彩線を追加する)
- 作業レイヤーを追加し、輪郭線のレイヤー1、迷彩線のレイヤー2、塗りつぶしに使うレイヤー3を追加する
- レイヤー2に切り替えて、線画に迷彩で塗り分けるラインを追加する

迷彩で追加するラインは、輪郭のブラックと色を変えて、迷彩塗装で使用する色で描くと見やすくなって、完成後のイメージも自然にまとまるよ。
輪郭線、迷彩線、塗りつぶしに使うレイヤーを分けておくと、レイヤー2と3を削除してから、何度でもやり直すことが可能だよ。


ibisPaintX(線画に色を入れる)
- 塗りつぶしを使って、レイヤー3の輪郭線や迷彩線の内側を塗りつぶす
- 塗りつぶしが完了したら、レイヤー1とレイヤー3を入れ替え、輪郭線が前面になるようにする
- PNG保存を選び、ibisPaintXを終了する

ペーネロペーのコアとなるオデュッセウスガンダムの塗装イメージも作成しています。

白迷彩カラー塗装のポイント
ボディカラーは、ホワイトに近い明るめのグレーをベースに、その他2つのグレー系の色を組み合わせて、マスキングで塗り分けます。
オデュッセウスガンダムは、使用する色を2色に減らして、塗装手順をシンプルにします。
白迷彩カラーで塗装するのは、成型色がホワイトのパーツのみで、その他の成型色のパーツは、白迷彩カラーのアクセントになる色を塗装します。
白迷彩カラーで使用する色は、次回の塗装編で迷彩柄のサンプルを作成し、組み合わせをいくつか試してから、決めていきます。
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まとめ(ふりかえり・塗装レシピ・使用ツール)
今回のふりかえり
今回は、主にモールドの加工と塗装イメージの作成を掲載しています。
ラインモールドの彫り直しは、よく目立つペーネロペーの装甲を中心に、メリハリを出したい部分、他のモールドと統一感を出したい部分を中心に行っています。
細かいモールドの加工はせずに、2〜3色を組み合わせる迷彩カラーと、全体のバランスがごちゃごちゃしないように注意しています。
ラインモールドを彫り直したパーツは、どれもサイズが大きく、目立つパーツばかりだったので、作業はこれまで以上に慎重に行っています。
モデリングスクライバーで力を入れずに、少しずつ深く彫ってから、タガネも力を入れずに少しずつ彫り進めたので、傷を修復する部分も少なく、今のところキレイに仕上がっていると思います。
なお、それでも傷がついてしまったときは、600番と800番の紙やすりで表面を慎重に整えています。
円形モールドは、肩、スカート、脚部など、全体的にバランスがよくなるように配置し、仕上げの段階でメタルパーツを取り付ける予定です。
迷彩塗装とメタルパーツで、ミリタリー感を表現できればと思っています。
塗装イメージの作成は、これまでご紹介してきた手順に、「迷彩線を追加する」工程を追加したことがポイントです。
記事の中でも触れましたが、迷彩線の追加や塗りつぶしに失敗しても、輪郭線、迷彩線、塗りつぶしに使うレイヤーを分けておくと、レイヤー2と3を削除してから、何度でもやり直すことが可能です。
今回作成した塗装イメージも、迷彩の柄を曲線にしたり、ダズル迷彩にしたり、いくつかパターンを作成しましたが、モチーフの戦闘機の迷彩に近い、角形を組み合わせた柄を選んでいます。
完成した塗装イメージは、白迷彩と呼ぶには少しグレーが強くなってしまいましたが、次回いくつかの色を組み合わせて迷彩塗装のサンプルを作成し、塗装する色を決めていく予定です。
あわせて読みたい
使用したツール
今回の制作で使用したキット
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は「HG ペーネロペーを白迷彩カラーで作る」迷彩塗装のサンプル作成編の記事を投稿する予定です。