HG ガンダムパーフェクトストライクフリーダムをストライクルージュカラーで作る #5　完成編

ご覧いただき、ありがとうございます。

前回に続き、HG ガンダムパーフェクトストライクフリーダムをストライクルージュカラーで制作していきます。

今回は完成編となります。

制作のモチーフと使用するキット

制作のモチーフ

制作のモチーフは、ガンダムパーフェクトストライクフリーダムルージュです。

ガンダムビルドメタバースに登場するガンプラで、2024年1月にHGキットが発売される予定になっています。

また、昨年HG ストライクルージュを制作しているので、塗装する色の参考にします。

HG ストライクルージュの制作記事は下記のリンクからご覧いただけると嬉しいです。

記事にはしていませんが、過去にHG ストライクフリーダムガンダムを制作したことがあります。

モチーフのパーフェクトストライクフリーダムルージュと全く同じように塗装してもつまらないので、こちらの要素も盛り込んで制作したいと思います。

使用するキット

使用するキットは、ガンダムブレイカーバトローグに登場し、2021年12月11日にHGで商品化されたガンダムパーフェクトストライクフリーダムです。

どんな塗装で制作しようかまとまっておらず、積みプラになっていました。

パーフェクトストライクルージュと恐らく色違いのキットかなと思うので、2024年1月の発売より一足先に、制作してみようと思います。

塗装イメージと関連記事

塗装イメージと塗り分けのポイント

ボディのホワイトは、ピンクを少量混ぜて、ほのかにピンクを感じる色にします。

レッド、ピンク、ブラックの塗り分けは、概ねモチーフのパーフェクトストライクフリーダムルージュをベースにしています。

膝のパーツをブラックからレッドに変えたほか、フレームが露出しているボディ正面や関節の部分をゴールドにして、ストライクフリーダムの要素も盛り込んでいます。

使用したツールと塗料のまとめ記事

HG ガンダムパーフェクトストライクフリーダム（ストライクルージュカラー）の制作で使用したツールと塗料は下記の記事にまとめています。

最終組み立て

最終組み立ては、仮組みの画像と比較しながら進めていきます。

頭部

塗装前は色分けがシンプルであっさりした印象でしたが、レジンやバルカンのガンメタルなどの細かい塗装で、メリハリある仕上がりになっています。

ボディ

オリジナルのアレンジでブラックのフレーム部分をゴールドにしてみましたが、明るい雰囲気でレッドやピンクとよくマッチしています。

スカート

スカートはスミ入れでメリハリを出して、ブラックだった中央のツノ上の部分をピンクに塗り替えたところがポイントです。

腕部

腕部はピンク、レッド系の色でまとめ、右肩のウィング状の部分はジャーマングレーにして、色を引き締めています。

脚部

脚部はストライクフリーダムの塗り分けを参考に、膝の部分をレッドにしたところがポイントです。

バックパック

バックパックのウィングは塗装前に比べると、コーラルピンクとニュートラルグレーを組み合わせて色を落ち着かせ、自然にまとまりが出るように工夫しています。

武器

サーベル（レーザー対艦刃）とライフル（超高インパルス砲）は、コーラルピンクとジャーマングレーで自然なまとまりになるようにしています。

ビームエフェクトのパーツはブルーなどに塗り替えることも考えましたが、特に違和感なかったので、そのまま使っています。

完成レビュー

フロントビュー

難しい加工などはせず、色を塗り替えただけですが、モチーフのパーフェクトストライクフリーダムルージュとストライクフリーダムの要素をミックスして、華やかな雰囲気に仕上げています。

バストアップ

ボディのフレームや頭部のアンテナ、腕の関節などをゴールドにしたこと（本来はブラック）で、全体的に明るい仕上がりになっています。

サイドビュー

ボディの大きさに対して、バックパックが大きく自立はシビアなので、仮組みのときと同様、少し前傾気味にS字立ちをさせて、体勢を安定させています。

リアビュー

ウイングなどの色をブラックからジャーマングレーに変え、色を明るくしたことで、ピンクやシルバーとのコントラストが控えめになり、一体感が出ています。

塗装前後を比較する

塗装前はブルー、レッド、ライトブルー、ライトグリーンなど、たくさんの色が使われていて賑やかでしたが、塗装後は使用する色を絞り、ピンク、レッド系でまとめたので、まとまりを感じる仕上がりになっています。

フロントビュー

バストアップ

サイドビュー

リアビュー

塗装イメージと比較する

色分けを変えたのは左腕のシールドのジョイント部分くらいで、ほぼ塗装イメージのとおりに完成しています。

ストライクフリーダム・ストライクルージュと比較する

ストライクフリーダム

関節やフレームのゴールド、濃淡の色使い（ブルーとネイビー、ピンクとレッド）などの要素を盛り込んだので、ストライクフリーダムの雰囲気を感じる仕上がりになっています。

ストライクルージュ

ピンクにライラックピンクを使い、パステルに仕上げたストライクルージュに対し、パーフェクトストライクフリーダムはコーラルピンクを使って、落ち着いた仕上がりにしています。

アクションポーズ

アクションベースに載せてポージングをしています。

サーベル（レーザー対艦刃）とライフル（超高インパルス砲）のどちらもとても長いので迫力は出ますが、保持の安定感は今一つといった印象です。

まとめ（ふりかえり・塗装レシピ・使用ツール）

制作全体のふりかえり

2024年1月の発売よりも先に、手元にあったHG パーフェクトストライクフリーダムをストライクルージュカラーで塗装し、自分なりのパーフェクトストライクフリーダムルージュを完成することができました。

モチーフのパーフェクトストライクフリーダムルージュと全く同じに塗装するのではなく、オリジナルのアレンジでストライクフリーダムの要素もうまく取り入れることができ、イメージどおりに仕上がりました。

今回の制作の一番のポイントは塗装だったかなと思います。

ベースのホワイトには、キャラクターホワイトにコーラルピンクを少量調色し、ほんのりした淡い桜色を使っています。

最初にコーラルピンクを入れすぎると戻すのは難しいので、スポイトで数滴ずつ慎重に色を加え、全体的に重たい印象にならないよう、少し淡すぎるかな、くらいの色を作っています。

ボディのコーラルピンクをホワイトに加えることで、一体感が出ることも狙っています。

塗装のもう一つのポイントは、ブラックの代わりに少し明るいジャーマングレーを使ったところです。

モチーフの強い色のブラックと淡い色のピンクのコントラストは、あまりマッチしていないように感じたので、グレーを使っています。

色を明るくしたことで、ピンクやシルバーとのコントラストが控えめになり、一体感が出たのでよい選択だったかなと思います。

完成してみると、思っていた以上に華やかでまとまりがあり、満足できる仕上がりになりました。

まだ発売されていない商品を一足先に入手できたのはうれしいです。

塗装レシピ

塗料の比較のみに使用したものはこちらです。

使用したツール

今回の制作で使用したキット

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

次回は、「FULL MECHANICS ガンダムエアリアルをリサーキュレーションカラー・ブルーで作る」仮組み編の記事を投稿する予定です。