今回もご覧いただき、ありがとうございます。
前回に続き、MG ガンダムF91をMETAL BUILDハリソン・マディン機カラーでリメイクしていきます。
今回は完成編となります。
- 最終組み立て
- 完成レビュー、塗装前後の比較、塗装イメージとの比較、ポージング
今回はマスキングや重ね塗りなどいつも以上に手間と時間がかかったから、やっとここまでこれたという感じだよ。
エクストラフィニッシュの色落としや缶スプレー塗料の使用など新しいことにもチャレンジしたから、キレイに仕上がるといいね。
制作のモチーフとメルカリで入手したキット
制作のモチーフ
モチーフは、METAL BUILD ガンダムF91(ハリソン・マディン機)で、魂ネイション2017の限定商品ということで、現在は入手困難になっています。
メルカリで入手したキット
- 製作状態 素組み、ランナーカット跡はデザインナイフ仕上げ、シール貼り付け済み
- 素材の状態よい、カット跡に多少黄ばみ、ホコリあり、関節状態大変よい
- 手首の差し替え、バズーカ、可変タイプと固定タイプの開口フェイスは欠損
最終組み立て
頭部
顔は、頭頂部がプリズムブルーブラック、側頭部とマスク部分がロッシブルー、アンテナ中央と口元がパールプレミアムレッド、アンテナはフラットシルバー(光沢トップコート)の塗り分けです。
アンテナ上のクリアブルーの部分は、フラットシルバー→クリアーブルーの順に塗装しているよ。
レジンは使わなかったけど、十分キレイに見えているね。
ボディ
ボディは、中央のスリット部分がサーフェイサー・エヴォブラック、スリットの内側がフラットシルバー、左右は、パールイエロー、ロッシブルー、プリズムブルーブラックをマスキングで塗り分けています。
グロス仕上げのネイビーと、フラット仕上げのブラックの組み合わせは、よいコントラストになったかな。
メタルパーツもいいアクセントになっているね。
腕部
腕は、ロッシブルー、プリズムブルーブラック、エヴォブラックの組み合わせです。
腕の縦に入るラインや関節にフラットブラックを使ったので、グロス(ツヤあり)のボディとメリハリが出ているよ。
腰部
腰は、中央のレッド(パールプレミアムレッド)がポイントです。
腰のイエローのパーツの内側のパーツはシルバーで塗装しているよ。
脚部
脚の内部フレームは、サーフェイサー・エヴォブラック、外装はロッシブルー、プリズムブルーブラック、パールイエロー(マスキングで塗り分け)です。
ゴールドのエクストラフィニッシュを落としてシルバーに再塗装したパーツが、外部装甲のスリットからチラ見えしています。
完成レビュー
METAL BUILDのハリソン・マディン機をめざして制作してきましたが、濃淡のメタリックネイビーのコントラストやアクセントのパールイエローの色合いなど、目指していた仕上がりになったと思っています。
フロントビュー
アクセントカラーのパーツイエローの配置、フラットブラックの内部フレームとのコントラストなどもうまくいったと思います。
バストアップ
両肩の「玖」と「壱」のマーキングは、MYKデザインのGMナンバーデカール・サムライナンバーズ #1を使用しています。
専用のデカールは入手できないから、サムライナンバーズデカールを使用したらピッタリの大きさだったよ。
全体のイメージとも違和感なく仕上がったね。
サイドビュー
ボディ側面からもスリット内側のシルバーがよく見えています。
ストライプやコーションのデカールは、全身にバランスよく配置しているよ。
リアビュー
バックパックのランドセルは、中心部分からエヴォブラック、プリズムブルーブラック、パールイエロー、ロッシブルーで塗り分けています。
ヴェスバーは、イエローの割合を多めにしているよ。
ふくらはぎ後部のフィンは展開できます。
塗装前後を比較する
フロントビュー
ボディに改修は施していませんが、色が変わったことで、スリムになった印象があります。
バストアップ
マスキングやデカール、メタルパーツの取り付けなどで情報量が上がり、凛々しい印象になったと思います。
サイドビュー
濃淡のネイビーやアクセントのカラーが多いことで、よりメリハリがついたと思います。
脚の拡大画像
ロッシブルーは本当に美しいメタリックで、メインの色に使用してよかったと思います。
塗装イメージと比較する
マスキングなどに時間がかかりましたが、ほぼ作成した塗装イメージどおりに制作できたかなと思います。
ポージング
まとめ(ふりかえり・塗装レシピ・使用ツール)
制作全体のふりかえり
ロッシブルーの塗り直しなどハプニングもありましたが、無事に完成してホッとしています。
メタリックカラーとパールカラーを使い、光沢のトップコートで仕上げたことで、METAL BUILD F91 の雰囲気は出せたかなと思っています。
今回も塗装イメージを事前に作成したことがポイントだったと思います。
塗装イメージを作成することで、METAL BUILD の塗り分けをMG F91のフォルムにうまく落とし込むことができました。
塗り分けが決まると塗装の順番、マスキングの順番などもわかるので、その後の作業がスムーズになります。
ネイビー、イエローの色は合計5色から選びましたが、塗料サンプルを作って比較したことで、イメージに近い色で塗装することができました。
特にロッシブルーは、自分がイメージしていたボディカラーにぴったりで、キレイなメタリック感のある仕上がりになったので、とても満足しています。
プリズムブルーブラックの使用は初めてでしたが、キャンディ塗装のブラックに使ってコントラストを出すなど、使いみちはまだまだあると思います。
上手に塗ればもう少し色の変化を出せるのかなと思うので、塗り方などをよく情報収集して、いずれ再挑戦しようと思います。
両肩のデカールは、どうしようかと悩んでいたところ、サムライナンバーズ #1を見つけたので使用してみました。
全体のイメージと合うかどうか心配しましたが、違和感なく仕上がったと思うので、今ではお気に入りのポイントです。
今回の制作は、いろいろ新しいことにチャレンジしました(エクストラフィニッシュの色落とし、缶スプレー塗料のエアブラシ塗装、新しい塗料やデカールの使用など)。
加えて、重ね塗りや細かいマスキングなど、いつも以上に手間と時間がかかりましたが、概ね自分がイメージしていたとおりに仕上がって満足しています。
次回以降も少しずつ新しいことにチャレンジしながら、制作していこうと思います。
塗装レシピ
- ガイアノーツ サーフェイサー・エヴォ
- ガイアノーツ サーフェイサー・エヴォレモンイエロー
- ガイアノーツ サーフェイサー・NAZCA ピンクサフ
- ガイアノーツ サーフェイサー・エヴォブラック
- タミヤ TS-53 ディープメタリックブルー
- タミヤ TS-97 パールイエロー
- フィニッシャーズ ロッシブルー
- ガイアノーツ プリズムブルーブラック
- ガイアノーツ メカトロヴィーゴカラー・れもん
- ガイアノーツ パールプレミアムレッド
- ガイアノーツ フラットシルバー
- タミヤ スミ入れ塗料・ブラック
- ガイアノーツ EX- クリアー
- ガイアノーツ クリアーブルー
- タミヤ エナメル塗料・ブラック
- タミヤ ペイントマーカー・クロームシルバー
使用したツール
- タミヤ フィニッシングペーパー800番
- スジボリ堂 BMCタガネ2.0mm
- ハセガワ モデリングスクライバー(けがき針)
- スジボリ堂 BMCタガネ2.0mm
- ハイキューパーツ スジボリ用ガイドテープ(6mm)
- スジボリ堂 エッチングガイド
- ゴッドハンド 目立てヤスリ(右手向き)
- GSIクレオス Mr.カラーうすめ液
- タミヤ 瞬間接着剤・イージーサンディング
- ホビージャパンモデラーズデカール セイラマスオ専用セット01、コーションA(ホワイト)
- ハイキューパーツ RB コーションデカール(ホワイト・ダークグレー)
- GMコーションデカール アヴィエーションテイスト・英語表記#2ほか
- プーズモデリングワークス ベルテクス・システムマーキングN3
- ハイキューパーツ サークルステッカー・ブルー
- GSIクレオス Mr.グルー・アプリケーター
- ダイソー 速乾UVレジン液 クリア・ハード
- ガイアノーツ M-09 UVライト
- 1mm メタルボール
- MYKデザイン GMナンバーデカール・サムライナンバーズ #1
今回の制作で使用したキット
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は「HG 百式(旧キット)のメッキを落としてシャア専用機風カラーでリメイクする」仮組み編の記事を投稿する予定です。