MG モビルジンをミゲル・アイマン専用機カラーで作る #3　仕上げ・完成編

ご覧いただき、ありがとうございます。

前回に続き、MG モビルジンをミゲル・アイマン専用機カラーに制作しています。

今回は、仕上げ・完成編になります。

制作のモチーフと使用するキット

制作のモチーフ

制作のモチーフは、機動戦士ガンダムSEEDに登場したミゲル・アイマン専用機のモビルジンで、HGで2004年5月に商品化されていますが、現在は、入手しづらくなっています。

今回は、このHGキットの色分けをベースに、マスキングで塗り分けを追加するなど、自分なりの工夫を加えて制作していきたいと思います。

使用するキット

制作に使用するキットは、MG 1/100 モビルジンです。

2021年4月発売と比較的新しいキットですが、他の最近発売されたものよりは、店頭で見かける機会が多いと思います。

スミ入れ・デカール・メタルパーツで仕上げる

スミ入れ（ホワイトのパーツがタミヤのスミ入れ塗料・ダークグレイ、それ以外はタミヤのスミ入れ塗料・ダークグレイを使用）をした後、デカールを貼っています。

ガイアノーツのEx-フラットクリアー（ツヤ消し）を塗装してから、ボディや脚などにメタルパーツを取り付け、最終組み立てを進めていきます。

ボディ

エヴァプロトイエローと橙黄色の組み合わせは、コントラストが強くなり過ぎず、自然な組み合わせになったと思います。

スカート

正面のスカートには、ハイキューパーツのジーレップ 01の2mmを取り付けています。

脚

脚の側面は、マスキングでエヴァプロトイエローと橙黄色に塗り分けています。

バックパック

ランドセルは橙黄色、ダークグレー（エヴォブラック＋メカサフ・スーパーヘヴィ）、ブライトレッドの組み合わせ、ウイングはエヴァプロトイエロー、橙黄色、ルマングリーンの組み合わせです。

ウイングは彫り直したラインモールドに沿って、マスキングでエヴァプロトイエローと橙黄色を塗り分けています。

完成レビュー

フロントビュー

HG ミゲル・アイマン専用機のグレーが入っているように感じたイエロー（エヴァプロトイエローを使用）をベースに、前回#2の塗装編で作成した塗装イメージに近い仕上がりになったと思います。

バストアップ

#1の仮組み・塗装準備編の塗料比較では、はっきりした色分けのオレンジイエローと橙黄色と迷いましたが、エヴァプロトイエローと橙黄色で自然な組み合わせになったと思います。

ホワイトはボディを引き締めていて、ルマングリーン、ブライトレッドがほどよくアクセントになっています。

サイドビュー

サイドのスカートや両腕にも、マイナスモールドやジーレップのメタルパーツを取り付けています。

リアビュー

ボディはソリッドカラー、内部フレームをメタリックカラーで塗装したので、メリハリが出ています。

バックパック・ウイング

エヴァプロトイエローと橙黄色で塗り分けた割合も自然にまとまっていると思います。

ウイング内側の内部フレームもフレームメタリック1で塗装しています。

塗装前後を比較する

塗装前は、ベースカラーのライトグレーとダークグレーで兵器らしさを感じていましたが、塗装後は穏やかな色の組み合わせの中に、レッドやグリーンがワンポイントになっていて、明るい雰囲気になっています。

フロントビュー

バストアップ

サイドビュー

リアビュー

MG モビルジン（ミゲル・アイマン専用機カラー）は、2022年に制作した作品の中で第3位に選んでいます。

まとめ（ふりかえり・塗装レシピ・使用ツール）

今回のふりかえり

スミ入れの粗さなど反省するところはありますが、色の組み合わせは、概ね自分がイメージしていたとおりに仕上がりました。

ベースのイエローに、少しグレーが入っているエヴァプロトイエローを使ったので、モチーフにしたHGキットに近い印象になったと思っています。

HGキットをモチーフにしながらも、イエローの濃淡を組み合わせることでオリジナル感とメリハリを出すために、#1の仮組み・塗装準備編では、イエローの塗料比較をしています。

今回使用したエヴァプロトイエローと橙黄色の組み合わせと、はっきりした色分けのオレンジイエローと橙黄色の組み合わせのどちらかで悩みましたが、色のメリハリよりも、モチーフの色合いに近くなること、自然なまとまりになることを重視して決めています。

結果的に、穏やかな色の組み合わせの中に、レッドやグリーンがワンポイントになっていて、明るい雰囲気に仕上がりました。

#2の塗装編では、塗装前にiPadのアプリで塗装イメージを作成し、具体的な塗り分けのポイントを把握してから塗装しています。

自分の制作イメージとかい離したり、塗装の失敗を防げるので、今後の制作でも塗装イメージを活用していきたいと思います。

ダークグレーやフレームメタリックで塗装した部分は、成型色のブラックのようにメリハリが強くなり過ぎず、イエローとよいコントラストになりました。

初めて使用したメタルパーツも違和感なく溶け込んでいると思います。

キットの成型色とは全く異なる色に仕上げましたが、塗料の比較や塗装イメージの作成は、自分が制作したいイメージが少しずつ具体的になっていくので、楽しい作業になりました。

次回は、RGアストレイゴールドフレームをブラックベースからホワイトベースに塗り替えて制作していきたいと思います。

塗装レシピ

塗料の比較のみに使用したものはこちらです。

使用したツール

今回の制作で使用したキット

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

次回は「RGアストレイゴールドフレームを天ハナカラーで作る #1　仮組み・塗装準備編」の記事を投稿する予定です。