ご覧いただき、ありがとうございます。
前回に続き、HG ベギルペンデをダークシンカリオンカラーで制作していきます。
今回は塗装編となります。
前回の仮組み・塗装準備編で作成した塗装イメージをもとに、使用する塗料の組み合わせを決めてから、塗装作業を進めていきます。
制作のモチーフと使用するキット(HG ベギルペンデ)
制作のモチーフ
制作のモチーフは、新幹線変形ロボシンカリオンZに登場する闇の新幹線・ダークシンカリオンです。
使用するキット
使用するキットは、2023年1月14日に発売されたHG ベギルペンデです。
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塗装イメージ
今回の塗装は、原則的にランナーの色に沿って塗り分け、ノンキネティックシールドの展開する部分などをマスキングで塗り分けたいと思います。
塗装する色は、ダークグレー、ブラック、ビビットなピンクを組み合わせて、シールドなどのアクセントにはメタリックグリーンを使用します。
使用する色の組み合わせ
塗装に使用する色は、ポケモン・色違いレックウザ制作のときに使用したニュートラルグレーⅣ、クリムゾンレッド、Ex- ブラックを使用します。
Ex- ブラックとメタリックカラーはグロス(光沢)仕上げ、それ以外はフラット(ツヤ消し)で仕上げるつもりです。
- ガイアノーツ ニュートラルグレーⅣ(ボディのグレー)
- ガイアノーツ サイバーフォーミュラカラー・クリムゾンレッド(ボディのピンク)
- ガイアノーツ Ex- ブラック(ボディのブラック)
- ガイアノーツ サーフェイサー・エヴォブラック(内部フレームなど)
- GSIクレオス GXメタルバイオレット(頭部、腕部、脚部のアクセントカラー)
- GSIクレオス GXメタルイエローグリーン(シールドやバックパックのアクセントカラー)
GXメタルイエローグリーンは初めて使うけど、若葉のような柔らかい色合いのメタリックグリーンです。
サーフェイサーを塗装する
サーフェイサーは、ガイアノーツのサーフェイサーを使用しています。
グレー
ニュートラルグレーⅣとEx- ブラックを塗装するパーツは、ガイアノーツのサーフェイサー・エヴォ(グレー)を塗装しています。
ピンク
クリムゾンレッドで塗装するパーツは、ガイアノーツのNAZCA ピンクサフを塗装しています。
ブラック
内部フレームなどのパーツは、ガイアノーツのサーフェイサー・エヴォブラックを塗装しています。
サーフェイサー・エヴォブラックは、トップコートを省略してそのまま仕上げの色にするほか、GXメタルイエローグリーンで塗装するパーツの下地にも使用しています。
エアブラシで塗装する
グレー
ボディカラーのグレーは、ガイアノーツのニュートラルグレーⅣを塗装しています。
Ex- ブラックやサーフェイサー・エヴォブラックとのコントラストを出すために、少し明るいニュートラルグレーⅣを選んでいます。
ピンク
ボディカラーのピンクは、サイバーフォーミュラカラー・クリムゾンレッドを塗装しています。
クリムゾンレッドは、とてもインパクトのあるビビットな色だけど、フラットのトップコートを塗装すると色が落ち着いて、周りの色と馴染んでくると思います。
ブラック
ボディカラーのブラックは、ガイアノーツのEx- ブラックを塗装しています。
Ex- ブラックで塗装したパーツは、グロスのトップコートを塗装した後、モデリングワックスを使ってツヤが出るように仕上げるつもりです。
エアブラシ塗装に使用するツール
エアブラシのハンドピースは、GSIクレオスのプロコンBOY・ダブルアクションエアブラシ・0.3mmを使用しています。
エアブラシの塗装では、塗料と溶剤の比率を1:1.5程度にしていることが多いので、ガンプラの制作では、ほぼこのハンドピースだけで塗装をしています。
コンプレッサーの圧力を調整することで、メタリックカラーやサーフェイサーの塗装も問題なく対応可能です。
コンプレッサーは、タミヤのスプレーワークパワーコンプレッサーを使用しています。
タミヤのスプレーワークパワーコンプレッサーは、出力が高いので、サーフェイサーや粒子の粗いメタリックカラーなどを均一に塗装できます。
また、夏季の湿度の高い時期など、こまめに水抜きをする必要があるので、水抜きが簡単にできるのも助かります。
まとめ(ふりかえり・塗装レシピ・使用ツール)
今回のふりかえり
今回の制作は、過去の制作の塗装などを参考にシンプルに制作することがポイントのため、使用する塗料の比較はスキップして、ポケモン・色違いレックウザの塗装で使用した色を踏襲しています。
クリムゾンレッドは強めのビビットな色ですが、フラット(ツヤ消し)のトップコートを塗装するとニュートラルグレーⅣとよく馴染むので、うまくまとまると思っています。
GXメタルイエローグリーンは初めて使いますが、思っていた以上に柔らかい明るい色でした。
通常のメタリックグリーンの方がボディカラーとのコントラストは出るかなと思いますが、せっかくなので新しい色を試してみようと思います。
サーフェイサーと塗装する色の組み合わせは、これまでの制作を踏襲しています。
なお、サーフェイサー・エヴォブラックをそのまま仕上げ、トップコートを省略するのはシンプルに制作することが目的です。
内部フレームのサーフェイサー・エヴォブラックはフラットに仕上がるので、Ex- ブラックで塗装するグロス(光沢)仕上げの部分とブラック同士でメリハリを出したいと思います。
クリムゾンレッドは現時点でかなりビビットな色合いですが、ポケモンの色違いレックウザを制作した経験から、トップコートを塗装すると周囲の色と馴染んでくると思います。
塗装レシピ
- ガイアノーツ ニュートラルグレーⅣ
- ガイアノーツ サイバーフォーミュラカラー・クリムゾンレッド
- ガイアノーツ Ex- ブラック
- ガイアノーツ サーフェイサー・エヴォブラック
- GSIクレオス GXメタルバイオレット
- GSIクレオス GXメタルイエローグリーン
- ガイアノーツ サーフェイサー・エヴォ(グレー)
- ガイアノーツ NAZCA ピンクサフ
- ガイアノーツ サーフェイサー・エヴォブラック
使用したツール
- ゴッドハンド 片刃ニッパーST
- ゴッドハンド アルティメットニッパー
- ダイソー 整理トレー(大)
- タミヤ フィニッシングペーパー、600・800番
- ダイソー スポンジやすり600・800番
- ダイソー ウッドブロック・強力スポンジ両面テープ(幅15mm)
- ハセガワ モデリングスクライバー(けがき針)
- スジボリ堂 BMCタガネ0.15mm
今回の制作で使用したキット
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は「HG ベギルペンデをダークシンカリオンカラーで作る」仕上げ編の記事を投稿する予定です。