ご覧いただき、ありがとうございます。
前回に続き、HG ミカエリスとHG ギャンをキャンディ塗装(騎士ガンダムカラー)で制作しています。
今回は塗装編となります。
制作のモチーフと使用するキット
制作のモチーフ
制作のモチーフは、BB戦士370 LEGEND BB 騎士(ナイト)ガンダムです。
騎士(ナイト)ガンダムを参考に、メタリックカラーのシルバー、ブルー、レッド、イエローを組み合わせたキャンディ塗装に仕上げる予定です。
使用するキットは、2023年1月14日に発売されたHG ミカエリスと、2016年5月16日に発売されたHG ギャン(REVIVE版)です。
HG ミカエリスが発売されたとき、何となくギャンに似ているなと感じていたことをきっかけに一緒に制作しています。
塗装イメージ
サーフェイサーを塗装する(ミカエリス)
ブラック
メタリックカラーで塗装する部分のサーフェイサーは、ガイアノーツのサーフェイサー・エヴォブラックを塗装しています。
メカサフ・スーパーヘヴィ
内部フレームのサーフェイサーは、ガイアノーツのメカサフ・スーパーヘヴィを塗装しています。
メカサフ・スーパーヘヴィで塗装するパーツは、トップコートを使わずにこのまま仕上げの色にします。
サーフェイサーを塗装する(ギャン)
ブラック
ギャンの方もメタリックカラーで塗装するパーツは、ガイアノーツのサーフェイサー・エヴォブラックを塗装しています。
次の画像の上段左はスターブライトブラス、右はピュアーメタリックレッド、中央と下段はフレームメタリック1を塗装します。
メカサフ・スーパーヘヴィ
ギャンの方も、内部フレームのサーフェイサーは、ガイアノーツのメカサフ・スーパーヘヴィを塗装し、仕上げの色にします。
塗装する色の組み合わせ
塗装する色
- シルバー GSIクレオス GXアイスシルバー
- ブルー GSIクレオス GXメタルダークブルー
- レッド タミヤ ピュアーメタリックレッド
- イエロー ガイアノーツ スターブライトブラス
- メタリック ガイアノーツ フレームメタリック1
- グレー メカサフ・スーパーヘヴィ
色の組み合わせ
今回の塗装は、メインカラーに青みのあるシルバーのGXアイスシルバー、サブカラーにGXメタルダークブルーを組み合わせ、ピュアーメタリックレッドとスターブライトブラスをアクセントカラーに使用します。
内部フレームは、フラット仕上げのメカサフ・スーパーヘヴィでキャンディ塗装とメリハリを出そうと思います。
塗装する色の組み合わせは、前回#2の塗装準備編で塗料を比較してから決めています。
エアブラシで塗装する
GXアイスシルバー
シルバーは、GSIクレオスのGXアイスシルバーを塗装しています。
GXアイスシルバーは、青みだけでなく、少し重みのある色合いになっています。
GXメタルダークブルー
メタリックブルーは、GSIクレオスのGXメタルダークブルーを塗装しています。
GXメタルダークブルーは、見る角度によって深みが変わる色合いになっています。
ピュアーメタリックレッド
メタリックレッドは、タミヤのピュアーメタリックレッドを塗装しています。
ピュアーメタリックレッドは、暗過ぎず明る過ぎず、GXメタルダークブルーと同じくらいの明るさになっています。
画像左側はギャンのシールド、右側の小さなパーツは、ミカエリスの脚や腕などのパーツです。
スターブライトブラス
ゴールドは、ガイアノーツのスターブライトブラスを塗装しています。
現時点ではギャンの方だけに塗装していて、ミカエリスはビームブレイザーの裏側の塗り分け(マスキング)に使用します(次回掲載)。
フレームメタリック1
メタリックは、ガイアノーツのフレームメタリック1を塗装しています。
フレームメタリック1は、ギャンのミサイル・シールドとバックパックのみに使用します。
エアブラシ塗装に使用するツール
エアブラシのハンドピースは、GSIクレオスのプロコンBOY・ダブルアクションエアブラシ・0.3mmを使用しています。
エアブラシの塗装では、塗料と溶剤の比率を1:1.5程度にしていることが多いので、ガンプラの制作では、ほぼこのハンドピースだけで塗装をしています。
コンプレッサーの圧力を調整することで、メタリックカラーやサーフェイサーの塗装も問題なく対応可能です。
コンプレッサーは、タミヤのスプレーワークパワーコンプレッサーを使用しています。
タミヤのスプレーワークパワーコンプレッサーは、出力が高いので、サーフェイサーや粒子の粗いメタリックカラーなどを均一に塗装できます。
また、夏季の湿度の高い時期など、こまめに水抜きをする必要があるので、水抜きが簡単にできるのも助かります。
まとめ(ふりかえり・塗装レシピ・使用ツール)
今回のふりかえり
今回の行程は、前回の#2塗装準備編で決めた色の組み合わせに沿って作業を進めています。
作業の中でもっとも注意したポイントは、エアブラシの水抜きです。
湿度の高い時期に入り、グロス仕上げ(ツヤあり)に仕上げるため、塗装面が荒れないよう慎重に水抜きをしながら塗装を進めています。
想定していた以上に水分が多かったので、これからの夏の時期は特に注意したいと思います。
昨年、キャンディ塗装でHG キュベレイMk-Ⅱを制作したときは、サーフェイサーの上にグロスのピュアブラックを塗装して、下地処理をていねいに行っていました。
その後に制作したキャンディ塗装のHG ダリルバルデでは、ピュアブラックを省略してみたところ、充分な光沢が得られたと感じたので、作業効率を優先し、今回もピュアブラックを省略しています。
GXアイスシルバーは、青みがあるだけでなく、金属のような重みを感じる色になりました。
角ばったところのあるミカエリス、曲面が多いギャンのどちらにもよくマッチしていて、騎士の鎧のような雰囲気になっていると思います。
GXメタルダークブルーは、深海のような深みのある色合いで、他の色と組み合わせるだけでなく、いずれキャンディ塗装のメインカラーで使用してみたいと思っています。
メタリックレッドは、いったんプライマリーメタリックレッドを使用するつもりでしたが、GXアイスシルバーとGXメタルダークブルーを塗装した段階で、ピュアーメタリックレッドに変更しています。
個人的な印象ですが、プライマリーメタリックレッドよりもピュアーメタリックレッドの方が他の2色と色の明るさが揃うかなと感じたことが理由です。
スターブライトブラスは、ゴールドの中でイエローに近い色なので、他の3色とよくマッチすると思います。
今回でギャンの塗装はほぼ完了していますが、ミカエリスの方はビームブレイザーの裏側を細かくマスキングで塗り分けます。
次回は、マスキングからエングレービングシールなどを活用したドレスアップなどの仕上げ作業を進めていく予定です。
塗装レシピ
- GSIクレオス GXアイスシルバー
- GSIクレオス GXメタルダークブルー
- タミヤ ピュアーメタリックレッド
- ガイアノーツ スターブライトブラス
- ガイアノーツ フレームメタリック1
- ガイアノーツ サーフェイサー・エヴォブラック
- ガイアノーツ メカサフ・スーパーヘヴィ
塗料の比較のみに使用したものはこちらです。
- ガイアノーツ Ex- シルバー
- ガイアノーツ スターブライトアイアン
- ガイアノーツ フレームメタリック2
- ガイアノーツ プライマリーメタリックブルー
- ガイアノーツ プライマリーメタリックレッド
- GSIクレオス GXメタルブラッディレッド
使用したツール
- ゴッドハンド 片刃ニッパーST
- ゴッドハンド アルティメットニッパー
- タミヤ フィニッシングペーパー、600・800番
- ダイソー スポンジやすり(細目)600・800番
- ダイソー ウッドブロック・強力スポンジ両面テープ(幅15mm)
- ゴッドハンド ショートパワーピンバイス
- ゴッドハンド ドリルビット5本組A、B
- ゴッドハンド スピンブレード
- ダイソー 整理トレー(大)
今回の制作で使用したキット(HG ミカエリス)
今回の制作で使用したキット(HG ギャン)
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は「HG ミカエリスとHG ギャンをキャンディ塗装(騎士ガンダムカラー)で作る」仕上げ編の記事を投稿する予定です。