FULL MECHANICS レイダーガンダムを(リサーキュレーションカラー・パープル)で作る #6 完成編

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全塗装で制作したフルメカニクス・レイダーガンダム(リサーキュレーションカラー・パープル)記事のアイキャッチ6

ご覧いただき、ありがとうございます。

前回に続き、FULL MECHANICS レイダーガンダムを(リサーキュレーションカラー・ネオンパープル)で制作しています。

今回は完成編となります。

この記事の内容
  • 完成レビュー(前後左右などから見た完成後の印象)
  • 塗装前後の印象の変化
  • 塗装前に作成した塗装イメージとの比較
  • アクションベースを使用したポージング

複雑なマスキングやデカールの失敗などがあったけど、無事に完成してホッとしているよ。

前後左右などから見た完成後の印象や塗装前後の印象の変化などをていねいにお伝えしようね。

目次

制作のモチーフと使用するキット

制作のモチーフ

制作のモチーフは、バンダイがイベントなどの限定で販売しているMG 1/100 ガンダムエクシア(リサーキュレーションカラー・ネオンパープル)です。

使用するキット

使用するキットは、2022年5月21日に発売されたFULL MECHANICS 1/100 レイダーガンダムです。

リサーキュレーションカラーで制作する全塗装・フルメカニクス・レイダーガンダムの仮組みレビュー(フロントビュー2)

塗装イメージと関連記事

塗装イメージ

ボディカラーは、ブラックの一部を、ダークグレーと塗り分けて、単調にならないよう工夫したいと思います。

パープルは、ガンダムエクシア(リサーキュレーションカラー・ネオンパープル)を参考に、内部フレームやボディの一部を、ガンダムエクシアよりも青みのあるバイオレット寄りの色で塗装します。

リサーキュレーションカラーで制作する全塗装・フルメカニクス・レイダーガンダムの塗装イメージ2
ibisPaintXで輪郭線を追加した線画
リサーキュレーションカラーで制作する全塗装・フルメカニクス・レイダーガンダムの塗装イメージ3
塗り分けが完了した塗装イメージ

塗装イメージの作成手順は、下記の記事に詳しく掲載しています。

使用したツールと塗料のまとめ記事

FULL MECHANICS レイダーガンダム(リサーキュレーションカラー・パープル)の制作で使用したツールと塗料は下記の記事にまとめています。

完成レビュー

フラット(ツヤ消し)のブラックとニュートラルグレーⅤと、グロス(ツヤあり)のGXメタルバイオレットがよいコントラストになっていて、概ねイメージどおりに完成しています。

フロントビュー

メインカラーのサーフェイサー・エヴォブラックとニュートラルグレーⅤの組み合わせも、メリハリが強くなり過ぎず、自然なコントラストになりました。

モチーフのMG 1/100 ガンダムエクシア(リサーキュレーションカラー・ネオンパープルのイメージを再現できたかな。

全塗装で制作したフルメカニクス・レイダーガンダム(リサーキュレーションカラー・パープル)の完成レビュー18
全塗装で制作したフルメカニクス・レイダーガンダム(リサーキュレーションカラー・パープル)の完成レビュー16
全塗装で制作したフルメカニクス・レイダーガンダム(リサーキュレーションカラー・パープル)の完成レビュー11

バストアップ

細かく塗り分けた頭部のツインアイや左右のスリット、エネルギー砲やスカートのスリットなどが、ボディカラーによく映えています。

ミラーシルバーのデカールや胸部に取り付けたマイナスモールドのメタルパーツもワンポイントになっているね。

全塗装で制作したフルメカニクス・レイダーガンダム(リサーキュレーションカラー・パープル)の完成レビュー17

サイドビュー・左

肩アーマーの側面や腕の側面、クローユニットの内側をフレームメタリック2で塗装しましたが、キラリとよく光っていて、ボディカラーとGXメタルバイオレットの両方によくマッチしています。

肩アーマーや腕の側面は、マスキングで周りの色と塗り分けているよ。

全塗装で制作したフルメカニクス・レイダーガンダム(リサーキュレーションカラー・パープル)の完成レビュー19

リアビュー

ウイングは、フラットの部分をGXメタルバイオレットをマスキングで塗り分けたので、モノトーンになり過ぎず、色のバランスがよくなりました。

剥がれてしまったラインデカールの代わりにキット付属のシールを貼ったけど、かえって存在感が出てよかったね。

全塗装で制作したフルメカニクス・レイダーガンダム(リサーキュレーションカラー・パープル)の完成レビュー7

バーニアのフレームメタリック2やミラーシルバーのデカールが、ボディカラーのワンポイントになっています。

クロームシルバーを使った筆塗り、メタルパーツもワンポイントになっているね。

全塗装で制作したフルメカニクス・レイダーガンダム(リサーキュレーションカラー・パープル)の完成レビュー8

トップビュー

上から見ると、肩のアーマーやスカートなど、内部フレームから見えているGXメタルバイオレットがよく見えています。

全塗装で制作したフルメカニクス・レイダーガンダム(リサーキュレーションカラー・パープル)の完成レビュー1

サイドビュー・右

シールドカノンは、本体をニュートラルグレーⅤとサーフェイサー・エヴォブラックで塗り分け、GXメタルバイオレットの部分はマスキングなどの塗り分けています。

グリーンの部分は、UVレジンを入れているよ。

全塗装で制作したフルメカニクス・レイダーガンダム(リサーキュレーションカラー・パープル)の完成レビュー9

UVレジンは、前回#5の仕上げ編(その2)で入れています。

脚部は、マスキングなどでサーフェイサー・エヴォブラックとニュートラルグレーⅤで塗り分けましたが、自然にまとまっていると思います。

全塗装で制作したフルメカニクス・レイダーガンダム(リサーキュレーションカラー・パープル)の完成レビュー10

マスキングは、#4の仕上げ編(その1)に掲載しています。

塗装前後を比較する

塗装前のブラック、レッド、イエローの鮮やかな組み合わせから、ブラックとバイオレットの組み合わせで、全体的に深みを感じる雰囲気になりました。

仮組みのときに感じていた禍々しさや悪役感は少し落ち着いた気がしています。

フロントビュー

リサーキュレーションカラーで制作する全塗装・フルメカニクス・レイダーガンダムの仮組みレビュー(フロントビュー1)
塗装前
全塗装で制作したフルメカニクス・レイダーガンダム(リサーキュレーションカラー・パープル)の完成レビュー18
塗装後

バストアップ

リサーキュレーションカラーで制作する全塗装・フルメカニクス・レイダーガンダムの仮組みレビュー(バストアップ1)
塗装前
全塗装で制作したフルメカニクス・レイダーガンダム(リサーキュレーションカラー・パープル)の完成レビュー17
塗装後

サイドビュー

リサーキュレーションカラーで制作する全塗装・フルメカニクス・レイダーガンダムの仮組みレビュー(サイドビュー1)
塗装前
全塗装で制作したフルメカニクス・レイダーガンダム(リサーキュレーションカラー・パープル)の完成レビュー19
塗装後

リアビュー

リサーキュレーションカラーで制作する全塗装・フルメカニクス・レイダーガンダムの仮組みレビュー(リアビュー1)
塗装前
全塗装で制作したフルメカニクス・レイダーガンダム(リサーキュレーションカラー・パープル)の完成レビュー7
塗装後

トップビュー

リサーキュレーションカラーで制作する全塗装・フルメカニクス・レイダーガンダムの仮組みレビュー(トップビュー)
塗装前
全塗装で制作したフルメカニクス・レイダーガンダム(リサーキュレーションカラー・パープル)の完成レビュー1
塗装後

塗装イメージと比較する

バイオレットの色合いは変わっていますが、塗り分けは塗装イメージどおりになりました。

リサーキュレーションカラーで制作する全塗装・フルメカニクス・レイダーガンダムの塗装イメージ3
全塗装で制作したフルメカニクス・レイダーガンダム(リサーキュレーションカラー・パープル)の完成レビュー18

塗装イメージの作成は、下記の記事に掲載しています。

【関連作品】FULL MECHANICS フォビドゥンガンダム(エールカラミティカラー)

兄弟機のFULL MECHANICS フォビドゥンガンダムをエールカラミティカラーで制作しています。

完成画像

エールカラミティカラーの全塗装で制作するフルメカニクス・フォビドゥンガンダム(完成レビュー13)
完成画像

塗装に使用した色

FULL MECHANICS フォビドゥンガンダム(エールカラミティカラー)の塗装には次の色を使用しています。

使用した塗料のリスト
  • GSIクレオス シャロウオーシャンブルー
  • GSIクレオス ディープオーシャンブルー
  • フィニッシャーズ スーパーシェルホワイト
  • GSIクレオス スーパーイタリアンレッド
  • ガイアノーツ フレームメタリック2
エールカラミティカラーの全塗装で制作するフルメカニクス・フォビドゥンガンダム(塗料の比較6)

制作過程の記事

FULL MECHANICS フォビドゥンガンダム(エールカラミティカラー)の制作過程は、下記のリンクからご覧いただけます。ぜひあわせてご覧ください。

アクションポーズ

アクションベース4に載せてポージングをしています。

1/100スケールで、バックパックのウイングや武器が大きいので、とても迫力があります。

全塗装で制作したフルメカニクス・レイダーガンダム(リサーキュレーションカラー・パープル)の完成レビュー13
全塗装で制作したフルメカニクス・レイダーガンダム(リサーキュレーションカラー・パープル)の完成レビュー14

ミョルニョルはリード線と専用スタンドで射出状態を再現できます。

全塗装で制作したフルメカニクス・レイダーガンダム(リサーキュレーションカラー・パープル)の完成レビュー15

FULL MECHANICS レイダーガンダム(リサーキュレーションカラー・パープル)は、2022年に制作した作品の中で第4位に選んでいます。

まとめ(ふりかえり・塗装レシピ・使用ツール)

制作全体のふりかえり

複雑なマスキングなどの根気のいる作業や、デカールが剥がれるミスなど、いろいろありましたが、思っていたとおりのイメージに完成して、ホッとしています。

個人的には、塗装前の鮮やかな印象よりも、塗装後の深みを感じる印象のほうが好みです。

今回の制作では、ボディカラーの色の選択が一番のポイントだったと思います。

#2の塗装準備編で、ブラックと組み合わせるダークグレーとパープルの塗料を比較しています。

ダークグレーは、ネイビーやパープルを感じない色で、ブラックとニュートラルな組み合わせにしたいと思っていましたが、ニュートラルグレーⅤがちょうどよい色になりました。

もう少し明るい色(ニュートラルグレーⅣなど)にしていたら、メリハリが強くなり過ぎて、ゴチャゴチャした印象になったかなと思うので、よい選択だったと思います。

パープルは、比較した色の中では青みのある色を選んだものの、塗装イメージよりはパープル寄りの仕上がりになりました。

結果的に、GXメタルバイオレットは、ブラックなどと組み合わせると深みのある印象になったので、うまくハマったと思っています。

制作の中で大変だったのは、サーフェイサー・エヴォブラックとGXメタルバイオレットを塗り分けるパーツのマスキング、デカール、トップコートの工程です。

次の作業手順で制作しましたが、乾燥などに時間がかかり、なかなか前に進むことができず、心理的に辛い工程でした。

  • ブラックの部分をマスキングしてから、GXメタルバイオレットを塗装
  • GXメタルバイオレットの部分に、グロスのトップコートを塗装
  • GXメタルバイオレットの部分をマスキング
  • デカールの貼り付け
  • ブラックの部分にフラットのトップコートを塗装

GXメタルバイオレットもフラット仕上げにしていれば、シンプルな作業で済んだのですが、ブラックやダークグレーとコントラストを出したいと思い、今回の手順にしています。

手間と時間がかかったぶん、完成してみるとよいコントラストになったと思うので、乗り越えてよかったと思います。

今回の制作は、塗装する色の種類も少ないので、シンプルに制作できるかなと思っていましたが、マスキングや作業ミスの手直しなど、予想以上に負荷のかかる制作になりました。

リサーキュレーションカラーは、思っていた以上にカッコいいので、他に発売されている別のリサーキュレーションカラーのキットをモチーフにして、また制作したいと思っています。

塗装レシピ

メモ
  • ガイアノーツ サーフェイサー・エヴォブラック
  • ガイアノーツ ニュートラルグレーⅤ
  • GSIクレオス GXメタルバイオレット
  • ガイアノーツ フレームメタリック2
  • タミヤ ペイントマーカー・クロームシルバー
  • ガイアノーツ Ex- フラットクリアー
  • ガイアノーツ Ex- クリアー
  • ガイアノーツ Ex- シルバー

塗料の比較のみに使用したものはこちらです。

  • GSIクレオス ジャーマングレー
  • ガイアノーツ ダークブルーイッシュパープル
  • ガイアノーツ スレートブラック
  • ガイアノーツ ミッドナイトブルー
  • GSIクレオス クリアパープル
  • GSIクレオス クリアバイオレット
  • GSIクレオス GXメタルバイオレット
  • GSIクレオス アメジストパープル(下地はガイアノーツのEx- ブラック)

使用したツール

メモ
  • タミヤ 薄刃ニッパー(ゲートカット用)
  • ゴッドハンド アルティメットニッパー
  • スリーコインズ スライド式カトラリーケース
  • ダイソー インテリアトレイ
  • ダイソー キューティクルプッシャー
  • タミヤ フィニッシングペーパー
  • ダイソー スポンジやすり(細目)
  • ダイソー ウッドブロック・強力スポンジ両面テープ(幅15mm)
  • プロクソン ペンサンダー
  • ハセガワ モデリングスクライバー(けがき針)
  • スジボリ堂 BMCタガネ0.2mm
  • ゴッドハンド ショートパワーピンバイス
  • ゴッドハンド ドリルビット5本組B
  • ゴッドハンド スピンブレード
  • HJモデラーズ コーションA(ミラーシルバー)
  • GMコーションデカール アヴィエーションティスト・ドイツ語表記#1(パープル)
  • GMラインデカール ニューロン・シルバー
  • HJモデラーズ マーキング01(ミラーシルバー)
  • HJモデラーズ センサー01(ミラーシルバー)
  • マイナスモールド メタルパーツ
  • ハイキューパーツ ジーレップ 01 1.5mm
  • 1mmのメタルボール
  • ダイソー シードビーズ・シルバー
  • ウェーブ ベーシックエッチング丸④
  • ダイソー UVレジン液
  • GSIクレオス Mr.グルー・アプリケーター
  • ガイアノーツ M-09 UVライト

今回の制作で使用したキット

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

次回は、「HG ダリルバルデをキャンディ塗装で作る」仮組み編の記事を投稿する予定です。

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