HG ゲルググメナースをシン・マツナガ専用機カラーで作る #1 仮組み編

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HGゲルググメナースをシン・マツナガ専用機カラーで作る(アイキャッチ1)

ご覧いただき、ありがとうございます。

今回から、HG ゲルググメナースをシン・マツナガ専用機カラーで制作します。

今回は仮組み編となります。

この記事の内容
  • 制作のモチーフ(HG シン・マツナガ専用ゲルググJ(イェーガー))と使用するキットの内容
  • 仮組み(HGゲルググなどとの比較)
  • 仮組みレビュー

レッドのHG ゲルググメナース(ルナマリア・ホーク専用機)をホワイトをベースにしたカラーリングが特徴のシン・マツナガ専用機カラーに塗り替えて制作するよ。

オマージュ元のゲルググの画像などを交えながら、キットの印象をていねいにお伝えしようね。

目次

使用したツールと塗料のまとめ記事

HG ゲルググメナースの制作に使用したツールと塗料は、下記の記事にまとめています。

制作のモチーフと使用するキット

制作のモチーフ

制作のモチーフは、プレミアムバンダイ限定で販売されたHG シン・マツナガ専用ゲルググJ(イェーガー)です。

宇宙世紀シリーズ・ジオン軍で「ソロモンの白狼」と呼ばれたエースパイロットのシン・マツナガ専用機で、ホワイトをベースにしたカラーリングが特徴だよ。

宇宙世紀シリーズとCosmic Era(SEED)シリーズで登場する世界は異なるので、あり得ない設定ですが、ゲルググメナースはゲルググをオマージュした機体なので、このような遊びもありかなと思います。

使用するキット

使用するキットは、2024年3月23日に発売されたばかりのHG ゲルググメナース(ルナマリア・ホーク専用機)です。

一般機とは異なる赤いカラーリングがルナマリア機の特徴だね。

赤いカラーリングからホワイトやグレーなどに塗り替えて、モノトーンでシックな仕上がりを目指します。

HGゲルググメナースをシン・マツナガ専用機カラーで作る(仮組み12)
仮組みが完了したゲルググメナース

HG ゲルググメナース・キットの内容

説明書

組み立ての順序は、頭部、ボディ、腕部、ウエスト、脚部、バックパック、武器・シールドになっています。

説明書は最初の見開きのみカラーで、後はモノクロで印刷されているよ。

組み立てる部分ごとに使用するランナーが表示されているのと、使うパーツが一つのランナーにまとまっている部分が多いから、組み立てやすい印象だよ。

HGゲルググメナースをシン・マツナガ専用機カラーで作る(説明書)

ランナー

新しいキットのため、他のキットから流用されたランナーはありません。

ランナーAはマルチカラーで、レールガン、ライフル、バックパックのパーツが含まれています。

バックパックのパーツは、ランナーAとBにまとめられているよ。

HGゲルググメナースをシン・マツナガ専用機カラーで作る(ランナー1)

ランナーBもマルチカラーで、すべてバックパックのパーツになっています。

ランナーAとBはバックパックの組み立てまで使わないから、机の上を整理しながら作業を進められるね。

HGゲルググメナースをシン・マツナガ専用機カラーで作る(ランナー2)

ランナーCとDは、それぞれ1と2に分かれていて、対になる手脚などのパーツと、ボディや頭部などの単独パーツが含まれています。

HGゲルググメナースをシン・マツナガ専用機カラーで作る(ランナー3)
HGゲルググメナースをシン・マツナガ専用機カラーで作る(ランナー4)

ランナーDのレッドは、サーモンピンクのような色合いになっているよ。

HGゲルググメナースをシン・マツナガ専用機カラーで作る(ランナー5)
HGゲルググメナースをシン・マツナガ専用機カラーで作る(ランナー6)

ランナーE1はレッドとコントラストになるワインレッドで、オリジナルのゲルググに比べると全体的にシャープなフォルムになっています。

ランナーE1はビームライフル(大)のパーツだよ。

HGゲルググメナースをシン・マツナガ専用機カラーで作る(ランナー7)

ランナーF1はのホワイト、F2は軟質素材のナギナタのパーツです。

F1のパーツはグレーなどに塗り替えて、塗装のアクセントにするつもりだよ。

HGゲルググメナースをシン・マツナガ専用機カラーで作る(ランナー8)

ネイビーのランナーG、ピンクのH1のパーツもアクセントになるよう塗装する予定です。

最近のキットには珍しくポリキャップが使われているよ。

HGゲルググメナースをシン・マツナガ専用機カラーで作る(ランナー9)

HG ライジングフリーダムと同様、シールで色を補う部分が多く、特にバックパックのウィングは大部分をシールで色を補う必要があります。

HGゲルググメナースをシン・マツナガ専用機カラーで作る(シール)

組み立てる(仮組み)

説明書に沿って組み立てていきますが、適宜過去に制作したHG ゲルググの画像を交えて比較しています。

ランナーカット

ランナーからの切り出しには、ゴッドハンドの片刃ニッパーSTを使用し、ゴッドハンドのアルティメットニッパーでゲートを二度切りしています。

全塗装CROSS CONTRAST COLORで制作するHGライジングフリーダム(仮組み2)
【参考】ランナーカット直後(HG ライジングフリーダムのパーツ)

アルティメットニッパーは、ゲート跡を「押し潰す」のではなく、「スッと切る」感覚で、ゲート跡がほとんど目立たなくなります。

全塗装CROSS CONTRAST COLORで制作するHGライジングフリーダム(仮組み3)
【参考】二度切り後(HG ライジングフリーダムのパーツ)

頭部

頭部は動力パイプ状の部分がグレーのほか、レッドとホワイトとシンプルな色分けになっています。

モノアイには、ハイキューパーツのサークルステッカー(グリーン)を仮で貼っているよ。

HGゲルググメナースをシン・マツナガ専用機カラーで作る(仮組み11)

ゲルググメナースの頭部は、オマージュ元のゲルググと前世代機のモビルジンのデザインを足して2で割ったような雰囲気を感じます。

HG ゲルググに比べるとフォルムだけでなく、パーツの色分けにもガンプラの進化を感じるね。

ゲルググキャンディ塗装塗装前レビューのトップビュー
HG ゲルググの頭部
全塗装で制作するMGミゲル・アイマン専用モビルジン(完成レビュー1)
MG モビルジンの頭部

モノアイは凸モールドで表現されていて、左右に動かせるようになっているよ。

HGゲルググメナースをシン・マツナガ専用機カラーで作る(仮組み12)
HGゲルググメナースをシン・マツナガ専用機カラーで作る(仮組み13)

ボディ

ワインレッド一色だったHG ゲルググに比べると、ワインレッドをベースにレッド、グレー、ネイビーで細かく色分けされています。

HGゲルググメナースをシン・マツナガ専用機カラーで作る(仮組み4)

ゲルググメナースはシャープなデザインで、ウエストも絞られた現代的なデザインになっているね。

ゲルググキャンディ塗装仮組みのボディ
HG ゲルググのボディ

HG ライジングフリーダムなどと同じく、新しい可動構造(SEEDアクションシステム)が採用されているので、ウエストの部分が前後左右に大きく動くようになっています。

HGゲルググメナースをシン・マツナガ専用機カラーで作る(仮組み2)

スカート

フロントスカートは、細かくパーツが組み合わされていて、立体感を感じるデザインです。

HGゲルググメナースをシン・マツナガ専用機カラーで作る(仮組み5)

リアスカートは正面に比べると色分けがあっさりしているので、中央のモールド部分を塗り分けて色を追加する予定です。

HGゲルググメナースをシン・マツナガ専用機カラーで作る(仮組み6)

スカートの裏側には、5連のバーニアが隠れているよ。

HGゲルググメナースをシン・マツナガ専用機カラーで作る(仮組み7)

腕部

腕部は、レッドを基本にホワイトとグレーがアクセントになっています。

肩のアーマーや腕に合わせ目があるけど、段落ちモールドになっているので、そのまま仕上げるつもりだよ。

HGゲルググメナースをシン・マツナガ専用機カラーで作る(仮組み8)

HG ゲルググのイメージを残しつつ、パーツ分けや色分けが充実して、メリハリのあるデザインにブラッシュアップされているね。

ゲルググキャンディ塗装仮組みレビューのバストアップ
HG ゲルググの上半身

脚部

脚部は、レッドを基本に、ネイビーとホワイト、ピンクがアクセントになっていて、うまく活用すると塗り分けがしやすそうです。

足のつま先が大きく動くから、ポージングがしやすそうだね。

HGゲルググメナースをシン・マツナガ専用機カラーで作る(仮組み9)

ボディや腕などの部分に比べると、ほぼゲルググのフォルムを踏襲しているね。

ゲルググキャンディ塗装仮組みの脚
HG ゲルググの脚部
ゲルググキャンディ塗装仮組みの足
HG ゲルググの脚部

後ろ脚など、色分けが不十分なところもあります。

HGゲルググメナースをシン・マツナガ専用機カラーで作る(仮組み3)

バックパック

バックパックのランドセルやレールガンや誘導弾の発射筒は細かく色分けされていますが、大きなウィングはグレー一色なので、シールかマスキングなどで色を補う必要があります。

HGゲルググメナースをシン・マツナガ専用機カラーで作る(仮組み10)

下のシールを使って、グレー、ワインレッド、ホワイトに色を分けるようになっているよ。

HGゲルググメナースをシン・マツナガ専用機カラーで作る(シール)

武器・シールド

武器は3種類用意されていて、サイズが異なるビームライフルのほか、柄の長さを変えられるビームナギナタも付属しています。

HGゲルググメナースをシン・マツナガ専用機カラーで作る(仮組み14)

仮組みレビュー

フロントビュー

曲面で構成された部分とスクエアな部分がうまく組み合わされていて、力強さとスリムさが溶け込んだ均整の取れたプロポーションをしています。

HGゲルググメナースをシン・マツナガ専用機カラーで作る(仮組みレビュー1)

口もとのパーツが大きく可動範囲が狭いから、HG ライジングフリーダムやHG イモータルジャスティスに比べると見下ろすポーズは苦手だね。

HGゲルググメナースをシン・マツナガ専用機カラーで作る(仮組みレビュー8)

ゲルググに比べると、同じHGキットでも色分けが格段に進化していて、塗装しなくても十分カッコよさを感じるね。

ゲルググキャンディ塗装仮組みレビューのフロントビュー
HG ゲルググの仮組み(フロントビュー)

バストアップ

オマージュ元のゲルググに比べるとヘルメットの奥行きが少なく、モノアイがよく見えるので、より精悍な印象を受けるマスクをしています。

HGゲルググメナースをシン・マツナガ専用機カラーで作る(仮組みレビュー3)

サイドビュー

大きなシールドやバックパックを装備していますが、自立は安定しています。

HGゲルググメナースをシン・マツナガ専用機カラーで作る(仮組みレビュー4)

専用の持ち手は付属していないけど、ビームライフルの保持はしっかりしているよ。

HGゲルググメナースをシン・マツナガ専用機カラーで作る(仮組みレビュー6)

リアビュー

大きなウィングのほか、レールガンや誘導弾発射筒、よく目立つスラスターなどを装備しているので、正面よりもメカメカしさを感じます。

ウィングだけでなく、色分けが今ひとつなリアスカートや後ろ脚のモールドを塗り分けるつもりだよ。

HGゲルググメナースをシン・マツナガ専用機カラーで作る(仮組みレビュー5)

まとめ(ふりかえり・塗装レシピ・使用ツール)

今回のふりかえり

今回の制作のモチーフには、ホワイトをベースにしたカラーリングが特徴のシン・マツナガ専用ゲルググJ(イェーガー)を選んでいます。

他に、ブルーベースのスラッシュザクファントム(イザーク・ジュール専用機カラー)、またはイエローベースのモビルジン(ミゲル・アイマン専用機カラー)も考えました。

スラッシュザクファントム(イザーク・ジュール専用機カラー)は、明るいブルーをベースにした爽やかなカラーリングですが、最近制作したHG イモータルジャスティスガンダムと被ってしまいます。

モビルジン(ミゲル・アイマン専用機カラー)も、過去にMGキットを使って制作しています

そのため、レッドからホワイトに塗り替えて雰囲気が大きく変わりそうな、シン・マツナガ専用ゲルググJ(イェーガー)に決めています。

全塗装リアルタイプカラーで制作するHGイモータルジャスティス(完成2)
HG イモータルジャスティスガンダム(リアルタイプカラー)
全塗装で制作するMGミゲル・アイマン専用モビルジン(完成レビュー4)
MG モビルジン(ミゲル・アイマン専用機カラー)

組み立ては、特に迷うことなくスムーズに進みました。

パーツが比較的大きいことと、使用するランナーも部分ごとにある程度まとまっていて、よく配慮されているキットだと思います。

仮組みを終えてみると、曲面で構成された部分とスクエアな部分がうまく組み合わされていて、力強さとスリムさが溶け込んだ均整の取れたプロポーションをしています。

各部分ごとにオマージュ元のゲルググに似ているのはもちろんですが、全体から受ける印象は、どちらかというとモビルジンに近く感じます。

精悍なマスクとスクエアなボディなどがそのような印象を与えているのかと思います。

ところどころ細かい色分けが省略されているので、慎重に塗装する部分がありそうですが、レッドからホワイトに塗り替えて、どのように印象が変わるか楽しみにしています。

使用したツール

メモ
  • ゴッドハンド 片刃ニッパーST
  • ゴッドハンド アルティメットニッパー

今回の制作で使用したキット

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

次回は「HG ゲルググメナースをシン・マツナガ専用機カラーで作る」塗装準備編の記事を投稿する予定です。

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