RG トールギスEWをROBOT魂ゴーストガンダムカラーでリメイクする #1 塗装準備編

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RGトールギス制作第1回記事のアイキャッチ

ご覧いただき、ありがとうございます。

今回から2回に分けて、メルカリで入手したRG トールギスEWをROBOT魂ゴーストガンダム風カラーでリメイクしていきます。

今回は、塗装準備編となります。

この記事の内容
  • 制作のモチーフとメルカリで入手したRG トールギスEWの状態
  • 仮組みレビュー
  • 塗装する色の比較(シルバー・ホワイト)と塗装する色の組み合わせ

RGのキットをリメイクするのは初めてで、説明書が付属していないから、パーツを傷めないよう注意して作業するよ。

ゴーストガンダム風に塗装するには、シルバーやホワイトの塗料選びが大事だから、色合いや印象の違いなどをていねいにお伝えしようね。

目次

制作のモチーフとメルカリで入手したRG トールギスEWの状態

制作のモチーフ

制作のモチーフは、機動戦士クロスボーン・ガンダムに登場するゴーストガンダムです。

ROBOT魂で商品化されたゴーストガンダムのシルバー、ホワイト、ディープレッドの色分けを参考に、RG トールギスEWをリメイクしていきます。

入手したキット

今回入手したRGトールギスは、次のような状態の品(メルカリの出品ページより抜粋)で、価格は1,900円でした。

入手したRGトールギスの状態
  • ゲートカット跡処理はニッパーのみ、シール貼り付け済み
  • 長期保管に伴うホコリの付着あり
  • 手首の差し替え、ビームエフェクト、取扱説明書が欠損
  • 関節などの状態は良好
  • 未塗装品

定価は2,750円なので、欠損パーツがあるぶん割安に入手することができたよ。

ビームエフェクトのパーツがないのはちょっと残念だけど、関節の状態が良好なのは安心だね。

全塗装でゴーストガンダム風にリメイクするRGトールギスの仮組みレビュー(フロントビュー)

仮組みレビュー

ほぼ組み立て済みの状態で入手したので、仮組みレビューからスタートします。

フロントビュー

頭部の赤いトサカや円形のシールドなど、他に似ているMSがない、中世の騎士のような印象を受ける独特なデザインになっています。

一般的なMSと比べると、スカートが小さく、脚にしなやかさやゴツゴツしたところがないので、スッキリしているね。

全塗装でゴーストガンダム風にリメイクするRGトールギスの仮組みレビュー(フロントビュー)

バストアップ

RGのキットらしく、ホワイト(明るい色とグレーがかった色の2色)、イエロー、レッド、ダークグレーで細かく色分けされていて、レッドのコーションデカールもよく映えていると思います。

目の部分は、クリアパーツにブルーのシールで表現されているよ。

全塗装でゴーストガンダム風にリメイクするRGトールギスの仮組みレビュー(バストアップ)

サイドビュー・左

全体的にイエローがよいアクセントになっているので、塗装はキットの色分けを踏襲して、同じようにボディカラーとアクセントにしたいと思っています。

脚の接地部分は小さいですが、自立は安定しています。

シールドは、肩の部分(グレー)を外側に展開して取り付ける独特の構造になっているね。

シールドの紋章は、似たようなデザインのデカールを探してみようね。

全塗装でゴーストガンダム風にリメイクするRGトールギスの仮組みレビュー(サイドビュー左)

リアビュー

バックパックやスカートは展開すると、内部のフレームやバーニアが見えるようになっています。

右脚のかかとの部分のパーツが外れているのを見逃していたよ。

バックパックのランドセルや小さなウイングなどには、細かくモールドが施されているね。

全塗装でゴーストガンダム風にリメイクするRGトールギスの仮組みレビュー(リアビュー)

トップビュー

上から見ると、腕のフレームが露出しているところも、他のMSではあまり見かけない独特のデザインだと思います。

肩のアーマーは、外側からホワイト、イエロー、ダークグレーの三重構造になっているよ。

全塗装でゴーストガンダム風にリメイクするRGトールギスの仮組みレビュー(トップビュー)

サイドビュー・右

ライフルも、左肩のシールドと同じく、展開した肩の部分に取り付ける構造になっています。

ボディやバックパック、ライフルを除くと、腕や脚などは円形や曲線のパーツを組み合わせた構造になっているね。

全塗装でゴーストガンダム風にリメイクするRGトールギスの仮組みレビュー(サイドビュー右)

塗装前の準備をする

ガンプラなどの仮組み・加工の工程でよく使用しているツールは、下記の記事にまとめています。

分解する

塗装前の準備のため分解しようとしましたが、説明書が付属しておらず、トールギスが独特の構造をしていることなどが原因で、パーツを破損する心配がありました。

説明書はバンダイの取説ページで確認することができます。

パーツを分解した全塗装でゴーストガンダム風にリメイクするRGトールギス3
パーツを分解した全塗装でゴーストガンダム風にリメイクするRGトールギス2

ゲート跡を消す・モールドを彫り直す

ゲート跡をタミヤのフィニッシングペーパーや、百均(ダイソー)のスポンジやすり、600・800番などで消していきます。

脚のパーツのモールドなどは、ハセガワのモデリングスクライバー(けがき針)スジボリ堂のBMCタガネ0.2mmを使用して彫り直しています。

モールドを彫り直したので、スミ入れされていた色がキレイに落ちているよ。

シールが貼り付け済みだったので、このタイミングですべて剥がしているよ。

ゲート跡を消す前の全塗装で制作したRGトールギスのパーツ
ゲート跡処理、モールド彫り直し前
ゲート跡を消した後の全塗装で制作したRGトールギスのパーツ
ゲート跡処理、モールド彫り直し後

過去記事でもご紹介したとおり、紙やすりは、画像のように百均(ダイソー)のウッドブロックに同じく百均(ダイソー)の強力スポンジ両面テープ(幅15mm)で貼り付けて使用しています。

百均スポンジやすり細目
ガンプラのゲート跡や合わせ目消しに使用する百均のツール

組み立てや塗装前加工に使用している百均ツールは、下記の記事にまとめています。

パーツを洗浄する

塗装前の加工作業が完了したので、網目が細かくて、パーツをなくしてしまう心配が少ない百均(ダイソー)の粉ふるいでパーツを洗浄しています。

パーツを分解した全塗装でゴーストガンダム風にリメイクするRGトールギス4

塗装する色を比較する

仮組みレビューでお伝えしましたが、RG トールギスEWは、ボディカラーのホワイトに明るい色とグレーがかった色の2色が使われています。

今回は、ROBOT魂ゴーストガンダム風カラーに制作するので、このホワイトの部分を、成型色の色分けに沿って、シルバーとホワイトで塗り分けます。

仕上がりのイメージを確認するために、シルバーとホワイトの塗料を比較しています。

塗料の比較は、百均のクリアスプーンに、サーフェイサー、比較する色、トップコート(ホワイトのみ)の順に塗装した状態で行っています。

できるだけ実際の色に近くなるよう画像を調整していますが、使用するモニター等の環境により、本文の説明と異なっていたり、色の違いが分かりづらい場合があります。

また、それぞれの色の説明は、筆者が感じた印象となりますので、ご了承ください。

シルバー

シルバーは、次の3種類で比較しています(下地は、ガイアノーツのサーフェイサー・エヴォブラックを使用)。

なお、塗料の比較はトップコートなしで比較していますが、実際の塗装はフラット(ツヤ消し)に仕上げる予定です(色合いの違いを確認しています)。

比較に用意した塗料
  • ガイアノーツ Ex- シルバー
  • ガイアノーツ スターブライトジュラルミン
  • ガイアノーツ フレームメタリック1

画像は、左からEx- シルバー、スターブライトジュラルミン、フレームメタリック1の順です。

シルバーは、重みのある色を使用したいので、ニュートラルなEx-シルバーから順に、ブラックが強い色を候補にしています。

スターブライトジュラルミンは、Ex- シルバーと比べると、少しブラックを感じる暗めの色になっているよ。

この3色の比較でフレームメタリック1は、他の2色と違って、メタルブラックに近い色になっているね。

RGトールギスの塗装に使用するシルバーの比較サンプル

ホワイト

ホワイトは、次の3種類で比較しています(下地は、ガイアノーツのサーフェイサー・エヴォホワイトを使用)。

なお、ファンデーションホワイトとニュートラルグレーⅠはフラット(ツヤ消し)のトップコート、パールコールドホワイトは、グロス(ツヤあり)のトップコートを塗装して比較しています。

比較に用意した塗料
  • GSIクレオス MSホワイト
  • ガイアノーツ ニュートラルグレーⅠ
  • ガイアノーツ パールコールドホワイト

画像は、左からMSホワイト、ニュートラルグレーⅠ、パールコールドホワイトの順です。

グレーを感じるソリッドカラーのホワイトと、メタリックと相性がよさそうなパールカラーのホワイトを候補にしています。

MSホワイト、青みのあるグレー、ニュートラルグレーⅠは、黄色みのあるグレーが入っていて、暖かみを感じるね。

RGトールギスの塗装に使用するホワイトの比較サンプル

パールコールドホワイトは、少し青みの入っているグレーに、キメの細かいパール粒子が輝いているよ。

RGトールギスの塗装に使用するパールコールドホワイト

塗装前に塗料比較を行った制作は、下記の記事にまとめています。

塗装する色を決める

塗装する色

シルバーとホワイトの塗料を比較した結果、今回のRG トールギスEWの塗装には、次の色を使用します。

使用した塗料のリスト
  • シルバー ガイアノーツ スターブライトジュラルミン
  • ホワイト ガイアノーツ パールコールドホワイト
  • レッド ガイアノーツ パールローズディープレッド(成型色がイエローのパーツ)
  • ガンメタ1 ガイアノーツ フレームメタリック1(内部のフレームなど)
  • ガンメタ2 ガイアノーツ サーフェイサー・エヴォガンメタ(内部のフレームの塗り分け)
  • グレー ガイアノーツ メカサフ・スーパーヘヴィ(脚やライフルの一部など)

色の組み合わせ

今回の塗装は、ニュートラルなシルバーよりも少し暗いスターブライトジュラルミンと、パールカラーで少しグレーを感じるパールコールドホワイトをベースにしています。

同じパールカラーで濃い目のパールローズディープレッドをアクセントカラーに使用します。

仮組みのときに、中世の騎士のような印象を受けたので、鎧をイメージして重めの組み合わせにしているよ。

内部のフレームは、フレームメタリック1とサーフェイサー・エヴォガンメタで、メリハリをつけようと思っているよ。

RGトールギスの塗装に使用するスターブライトジュラルミンとパールコールドホワイトの組み合わせ

まとめ(ふりかえり・塗装レシピ・使用したツール)

今回のふりかえり

過去に制作した、HG ゴッグに続き、メルカリで入手したキットをリメイクしています。

欠損パーツはありますが、ホコリがあることを除けば状態がよく、店頭でもあまり見かけないキットを定価よりかなり安く入手することができました。

ROBOT魂で商品化されたゴーストガンダムを見て、中世の騎士のようなフォルムのトールギスであれば、同じような色分けでも違和感なく仕上がるかなと思って、今回の制作を始めています。

今回の制作の最初の関門は、分解でした。

同じくメルカリで入手したHG フェニーチェ・リナーシタとHG ゴッグはパーツの数がそれほど多くなかったので、分解は容易でしたが、説明書がなく、パーツが多かったので、最初は作業がなかなか進みませんでした。

ホビーサーチさんのサイトで説明書が公開されていたので、作業は順調に進み、塗装時の塗り分けをイメージしながら分解することができました。

分解してよくわかりましたが、RGのキットでとても精密な構造になっているので、パーツの色分けを踏襲して塗装する予定です。

ただし、構造が精密なぶん、シールドやライフルの取り付け部分、バックパックの内部など、ちょっと強度が弱いかなと感じる部分がありました。

塗料の比較では、仮組みのときに、中世の騎士のような印象を受けたので、鎧をイメージして重めの組み合わせにしています。

ベースになるシルバーは、あまりブラックが強くなり過ぎない、スターブライトジュラルミンがちょうどいい色合いでした。

次回の塗装・完成編では、今回決めた色分けに沿ってエアブラシで塗装し、ゴーストガンダム風に仕上げていく予定です。

塗装レシピ

メモ
  • ガイアノーツ Ex- シルバー(比較のみ)
  • ガイアノーツ スターブライトジュラルミン
  • ガイアノーツ フレームメタリック1
  • GSIクレオス MSホワイト(比較のみ)
  • ガイアノーツ ニュートラルグレーⅠ(比較のみ)
  • ガイアノーツ パールコールドホワイト

使用したツール

メモ
  • タミヤ フィニッシングペーパー600、800番
  • ダイソー スポンジやすり(細目)
  • ダイソーのウッドブロックとダイソーの強力スポンジ両面テープ(幅15mm)
  • ハセガワ モデリングスクライバー(けがき針)
  • スジボリ堂 BMCタガネ0.2mm
  • ダイソー 粉ふるい

今回の制作で使用したキット

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

次回は、RG トールギスEWをROBOT魂ゴーストガンダムカラーでリメイクする」塗装・完成編の記事を投稿する予定です。

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