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今回は、MG フリーダムガンダム Ver.2.0制作の際に、紛失したパーツを複製した手順をご紹介します。
今回の主な内容
- 複製したフリーダムのパーツと使用した素材(百均のおゆプラとUVレジン)
- パーツ複製の手順(おゆプラを使ったパーツの型取り、レジンなどを流し込んだ複製の手順)
- パーツの角や厚みを調整して、塗装、デカール貼りなどで仕上げる手順

【ガンプラ全塗装】MG フリーダムガンダム Ver.2.0を作る #4 仕上げ編で掲載した紛失したパーツの複製手順についてご紹介するよ。
パーツ複製に初めてチャレンジしたので、仕上がりは粗くなってしまったけど、作業の注意点などはていねいにご紹介しようね。

複製したパーツと使用した素材
複製したパーツ
MG フリーダムガンダム Ver.2.0を制作の際に複製したパーツは、背面ウイングユニットのパーツです。
下記記事「【ガンプラ全塗装】MG フリーダムガンダム Ver.2.0を作る #4 仕上げ編」の段階で、パーツを紛失したので、複製にチャレンジしています。

左側が複製したパーツで、右側がオリジナルのパーツだよ。
複製したパーツは、角やモールドに甘いところがあるね。


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使用した素材
パーツ複製に使用した素材は、百均(ダイソー)の「おゆプラ(お湯でやわらかくして何度でも作れるねんど)」と速乾UVレジン液クリア・ハードです。

今回はオレンジとクリアのおゆプラを使用しているよ。


UVレジン液を使用した制作は、下記の記事にまとめているよ。

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パーツを複製する
おゆプラを柔らかくする
今回複製するパーツは、平べったい、比較的大きなパーツなので、一袋あたり3個入っているおゆプラを一つにまとめて使用しています。

一度沸騰したお湯を紙コップに入れ、おゆプラを浸けると1〜2分くらいで柔らかくなったよ。
お湯から取り出したおゆプラはとても熱いので、キッチンペーパーで水分を拭き取るなど、注意して作業を進めていたね。


おゆプラは3個を一つにまとめるので、2〜3回お湯に浸けて、気泡が入らないよう注意しながら、均質になるまで練っているよ。
お湯が冷めると、おゆプラが柔らかくなりにくくなるので、新しいお湯に取り替えながら作業していたね。



型取りをする
おゆプラが柔らかいうちに、複製する元パーツを押し込んで型取りをしています。

パーツの周りに割り箸で穴を開けて、上下の型を組み合わせるときの目安にしているよ。

オレンジのおゆプラと同じように練って柔らかくしたクリアのおゆプラを上からかぶせてよく押し込み、冷えて固まるまで10分ほど待っていたよ。


型にレジンを流し込む
冷えて固まった型に、UVレジンを流し込みます。

おゆプラ全体の左右の幅がパーツの肩の大きさとギリギリになってしまったので、レジンが溢れてしまわないよう注意して作業を進めたよ。
この段階で気泡をよく取り除いておくことが重要だね。



乾燥して固まったレジンのパーツ
レジン液の硬化には、ガイアノーツのM-09 UVライトを使用しています。

パーツが大きいので、30分ほどライトを照射していたよ。
パーツ周囲のバリを取り除くと、全体的な形はほぼ複製できているように見えるね。



サーフェイサーを塗装して調整する
ガイアノーツのサーフェイサー・エヴォスカイブルーを塗装してから、パーツの角や厚みを調整しています。
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【Akabeko Factory】ガンプラなどの制作に使用しているサーフェイサー・トップコート
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特にパーツの左上と下の部分の厚みが大きかったので、できるだけ均一になるよう調整しているよ。
今回の作業でも、プロクソンのペンサンダーが活躍したね。



まだまだ角の部分などの仕上がりが甘いので、もう一度やり直そうかと考えましたが、フリーダム制作全体のスケジュールに間に合わなかったので、下記画像の状態で調整を終了しています。


塗装してスミ入れとデカールなどで仕上げる
ブルーを塗装する
他のフリーダムのブルーのパーツと同様、GSIクレオスのコバルトブルーを塗装しています。


スミ入れ・デカール・つや消しトップコート
スミ入れ・デカール・つや消しトップコートで仕上げ、内部フレームのパーツと組み合わせています。

つや消しトップコートのおかげで細かな傷が目立たなくなってよかったよ。
内部フレームのパーツと組み立ててもしっかりと嵌ってよかったね。



フリーダムに取り付ける
複製したパーツをフリーダムの背面ウイング(左側)に取り付けています。

仕上がりは粗いですが、後ろ側ですし、少し距離を空けて見るとそれほど気にならないのでよしとしています。

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ほかのパーツで再チャレンジする
メルカリで入手したMG V2ガンダムver.Kaの脚のパーツを解体中に破損してしまっていたので、パーツ複製に再挑戦しています。
複製に使用する素材は、UVレジンに加え、シーフォースのUV接着パテを使用してみました。
1回目チャレンジ(失敗)
表面はきれいに型が取れましたが、裏面は取り付け部分の型が甘く、失敗してしまいました。

1回目でレジンを使用したパーツは、気泡が多くて完全に失敗してしまったので、下記の画像はUVパテで複製したパーツだよ。


2回目チャレンジ
1回目とパーツを押し込む力や、パーツとおゆプラの間のスキマを細かく調整して、2回目の型取りをしたところ、表裏ともにきれいに型が取れました。


サーフェイサーを塗装し、紙やすりで何度か表面を整えたら、無事に内部フレームに取り付けられたね。



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まとめ(ふりかえり・塗装レシピ・使用ツール)
今回のふりかえり
今回は、MG フリーダムガンダム Ver.2.0を制作する途中で紛失したパーツの複製についてご紹介しました。
最初に申し上げると、今回の記事は「やり方を教える」ことを目的としておりません。
もっと上手に、もっと詳しく紹介されているサイトや動画などはたくさんありますので、手順を真似るのであれば、そちらの諸先輩方の情報を参考にしていただければと思います。
今回の記事は、筆者も諸先輩方のサイトや動画を参考にさせていただき、制作した手順をまとめたものです。
パーツ複製に初めて取り組んだ筆者がどのような点に気をつけて作業をしたか、記事に盛り込んだつもりですので、同じような立場の方の失敗が少しでも減る助けになれば幸いです。
また、諸先輩方のサイトや動画では、今回のような平べったい、比較的大きいパーツの複製を紹介されているものはそれほど多くなかったので、そのあたりも参考になればと思っています。
振り返ると、型取りが甘かったので、仕上がりも粗くなってしまったと思います。
今回は奇跡的に一回でご紹介したパーツが複製でき、少々粗いなと思いつつも、制作したフリーダムを記事に載せるスケジュールに間に合わず、今回の仕上がりとなりました。
自分なりにパーツ複製のポイントは2つあったと感じています。
1つ目は型をしっかり取ること。そのためには、おゆプラが熱く、柔らかいうちに型取りをすることが重要でした。
また、パーツを型に押し付ける向きを変えてみたり、パーツを押し込む力を調整するなど、よい仕上がりになるまで、繰り返したほうがいいと思います。
2つ目のポイントは、流し込んだレジンなどに気泡ができないように注意することです。
上下の型を組み合わせたときに空気が入ってしまったり、型の隅々までレジンなどが入り切らなかったりなど、原因はいくつかあると思います。
特にレジンは他の素材に比べて粘度が少ないので、気泡が入りやすいと思います。
V2ガンダムの複製では、1回目の失敗を踏まえ、1つ目の型に押し込む力を強めにし、パーツの隅々まで型が行き届くよう、ヘラを使って慎重に型取りをしています。
また、ある程度固まるまで手で型をしっかりと押さえ、気泡が入らないよう工夫した結果、オリジナルのパーツに近いものを複製できました。
今回、パーツ複製にチャレンジしましたが、一番いいのは、パーツを紛失したり破損したりしないことだと思いますので、これまで以上に慎重に作業していこうと思います。
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塗装レシピ
使用したツール
今回の制作で使用したキット
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は「HG キュベレイMk-Ⅱ(プルツー専用機)をキャンディ塗装で作る」仮組み編の記事を投稿する予定です。