MG エクリプスガンダムを作る #1 仮組み編

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MGエクリプスガンダムのアイキャッチ

ご覧いただき、ありがとうございます。

今回から、MG エクリプスガンダムを制作します。

今回は仮組み編となります。

この記事の内容
  • 制作のポイントと使用するキット
  • 仮組みと仮組みレビュー(キットの印象と塗装のポイントのチェックなど)
  • ラインモールドと円形モールドの彫り直し

MG エクリプスガンダムとMG フリーダムガンダムver.2.0を同時に制作して、完成した後にいろいろ比較してみたいと考えているよ。

エクリプスとフリーダムで、ホワイトやブルー、ネイビーなど、塗料の組み合わせを変えて制作したいね。

目次

制作のポイントと使用するキット

制作のポイント

今回から全5回に分けて、MG エクリプスガンダムを制作していきますが、その次は、MG フリーダムガンダム ver.2.0を全5回で掲載する予定です。

エクリプスガンダムは、フリーダムガンダムの設計を一部流用したとされていますが、デザインされた時期は約20年の差があるので、見た目もだいぶ異なります。

2つのキットをほぼ同時に制作することで、両MSのデザインや組み立てなど、似ているところ、異なっているところを比較してみたいと思います。

なお、今回はカスタムカラーではなく、キット本来の設定色に沿って制作します。

双方の設定された配色(ホワイト、ブルー、ネイビー、レッドなど)は似ていますが、使用する塗料の色合いやデカールなどを変えて、どのように印象が変わるかも試していきたいと思います。

使用するキット

使用するキットは、MG 1/100エクリプスガンダムです(この記事では「エクリプス」と呼ぶことにします)。

昨年発売された当初は入手困難でしたが、最近は店頭で見かけることも多くなり、やっと入手することができました。

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使用したツールと塗料のまとめ記事

完成したMG エクリプスとMG フリーダムの比較記事

組み立てる(仮組み)

説明書に沿って組み立てていきます。ランナーからのカットには、タミヤの薄刃ニッパー(ゲートカット用)を使用しています。

組み立ての順序は、顔とボディ、腕、脚、腰、ビームサーベル、ビームシールドと変形機構の順になっています。

説明書は、組み立てのほか、MA形態へ変形する解説、各種背面パックの説明もあるので、30ページとボリュームが多めになっているよ。

フリーダムとの共通パーツ

ランナーIとJがフリーダムと共通のパーツになっていて、使用しないパーツのほうが多くなっています。

全塗装・MGエクリプスガンダムのフリーダム共通パーツ

頭部・ボディ

顔の部分は、ボディに組み込む構造になっています。

他のMSと比べて、胸の部分がかなり突き出したデザインになっているのが特徴だね。

全塗装・MGエクリプスガンダムの仮組みのボディ
全塗装・MGエクリプスガンダムの仮組みのボディ

スカート

スカートは、かなり細めのデザインになっているので、脚がよく見えるようになると思います。

この部分は、ホワイトで濃淡をつけようと考えているよ。

円形のモールドは彫りが浅いので、あとで彫り直したほうがいいね。

全塗装・MGエクリプスガンダムの仮組みの腰の部分

腕部

肩と腕も一体の構造になっていて、上部には、別売りのソードストライカーや、ランチャーストライカーを取り付けることができますが、いずれ入手できたら取り付けてみたいと思います。

この部分は、グレーの内部フレームがよく見えるから、この画像を参考にして塗り忘れのないよう注意するよ。

全塗装・MGエクリプスガンダムの仮組みの腕の部分
全塗装・MGエクリプスガンダムの仮組みの腕の部分

内部フレームのグレーも色を使い分けて、立体感が出るように工夫したいね。

全塗装・MGエクリプスガンダムの仮組みの腕の部分
全塗装・MGエクリプスガンダムの仮組みの腕の部分

脚部

足を取り付ける部分のパーツは、フレームがよく見えるので、他のグレー部分とは色を変えて立体感を出そうと思います。

全塗装・MGエクリプスガンダムの仮組みの足の関節
全塗装・MGエクリプスガンダムの仮組みの脚部

脚の表、裏側の部分は、内部フレームがスリットなどで見える部分が多いので、塗り忘れがないよう注意するよ。

全塗装・MGエクリプスガンダムの脚部
全塗装・MGエクリプスガンダムの仮組みレの脚部

足の接地部分はとても小さいので、安定して自立できるか少し心配だね。

全塗装・MGエクリプスガンダムの仮組みの足の部分
全塗装・MGエクリプスガンダムの仮組みの脚の部分

ビームサーベル

ビームサーベルは腰の両側に取り付けます。魚のように見えるデザインです。

サーベルは、鞘から取り出し、クリアパーツ(クリアグリーン)を取り付けるようになっているよ。

全塗装・MGエクリプスガンダムの仮組みのビームサーベル

ビームシールド

ビームシールドは、両腕に取り付けます。

ビームシールドもクリアパーツを取り付けるようになっているよ。

全塗装・MGエクリプスガンダムの仮組みのシールド

仮組みレビュー

フロントビュー

パッケージや商品ホームページなどのイメージどおり、ウイングや尖っている部分が多いです。

また、パーツ数が多く、しっかりモールドが入っているので、とてもボリュームが大きく、肩幅もあるので、どっしりとした印象です。

ストライクやフリーダムなどと比べると、ボディなどにブルーやレッドのパーツが少ないので、ホワイトの部分がより目立っています。

足が小さいので心配していたけど、バックパックがなく、関節がしっかりしているので、自立は安定しているよ。

全塗装・MGエクリプスガンダムのフロントビュー

各部のアップ

顔は、ツインアイの周りや、両サイドのスリットもグレーの別パーツになっています。

二の腕など合わせ目になりそうな部分は、段落ちモールドになっているよ。

全塗装・MGエクリプスガンダムのバストアップ

足の部分は、細かくスリットが入っているので、塗り忘れがないよう注意したいと思います。

全塗装・MGエクリプスガンダムの仮組みレビュー

リアビュー

後方もウイングや尖った部分が目立つ印象です。

脚の部分は、モールドをが多いので、マスキングなどの塗り分けやスミ入れなどで仕上げたいと思います。

全塗装・MGエクリプスガンダムのリアビュー

ランドセル中央の穴には、マニューバストライカーパックや、エーストライカーパックを取り付けるようになっています。

全塗装・MGエクリプスガンダムのリアビュー

トップビュー

上から見ると、ボディと腕の取り付け部分やウイングの取り付け部分のグレーが目立つので、可動に影響しないよう、慎重に塗装したいと思います。

全塗装・MGエクリプスガンダムのトップビュー

塗装前の加工をする

ゲート跡を消す

塗装作業のために、一旦解体してゲート跡をタミヤのフィニッシングペーパー、600・800番やペンサンダーで消しています。

全塗装・MGエクリプスガンダムのゲート跡処理
処理前
全塗装・MGエクリプスガンダムのゲート跡処理
処理後

過去記事でもご紹介したとおり、紙やすりは、画像のように百均(ダイソー)のウッドブロックに同じく百均(ダイソー)の強力スポンジ両面テープ(幅15mm)で貼り付けて使用しています。

ガンプラのゲート跡や合わせ目消しに使用する百均のツール
ウッドブロックに貼った紙やすり

仮組みと塗装前の加工に使用した百均ツールは、下記の記事にまとめています。

モールドを彫り直す

段差になっているところ、色を塗り分けたいと考えているところを中心に、ハセガワのモデリングスクライバー(けがき針)スジボリ堂のBMCタガネ0.2mmを使用して彫り直しています。

全塗装・MGエクリプスガンダムのモールド彫り直し

彫りにくい部分は、ハイキューパーツのスジボリ用ガイドテープ(6mm)を使用しているよ。

全塗装・MGエクリプスガンダムのモールド彫り直し

彫りの浅い円形のモールドは、ゴッドハンドのショートパワーピンバイス、ドリルビット5本組B、スピンブレードを使って彫り直しています。

全塗装・MGエクリプスガンダムのモールド彫り直し
全塗装・MGエクリプスガンダムのモールド彫り直し

合わせ目消しやモールドの追加はありませんでしたが、パーツ数が多いので、彫り直しにだいぶ時間がかかりました。

全塗装・MGエクリプスガンダムのモールド彫り直し
全塗装・MGエクリプスガンダムのモールド彫り直し

MG エクリプスガンダムは、2022年に制作した作品の中で第7位に選んでいます。

まとめ(ふりかえり・塗装レシピ・使用ツール)

今回のふりかえり

冒頭でもお伝えしましたとおり、今回はエクリプスとフリーダムを続けて制作し、似ているところ、違っているところを比較していきたいと思います。

次に制作するフリーダムの完成後に、両MSを並べて比較したいと思いますが、ベースカラーのホワイトやブルー、レッドなど、使用する色を変えて、塗装でどのように印象が変わるかも試していきます。

エクリプスの組み立ての印象は、顔とボディ、ボディと腕の取り付け部分など、繊細で独特な構成になっているな、というところです。

特に、内部フレームの肩や脚の可動部分は、構造が複雑なので、仮組みのあと解体する場合は、事前にパイプカットをして外れやすくしておくなど、慎重に作業する必要がありました。

仮組みが完成すると、ボリューム感があり、明るいホワイトの印象が強いので、塗装するときもこの印象を大事にしたいと思います。

足の設置部分が極端に小さい割にしっかり立つことができましたが、マニューバストライカーを取り付けたらどうなるか、いずれ試してみたいと思います。

また、脚の内部フレームがよく見えることがわかったので、塗装漏れに注意し、グレーの濃淡で立体感を出したいと思っています。

最新のMGキットなので、合わせ目消しやモールド追加は必要ないと思っていましたが、段差の部分やマスキングしたい部分を中心に彫り直しを行っています。

次回は、ホワイトやブルー、レッドの塗料比較をして、エクリプス、フリーダムそれぞれで使用する色を決めた後、サーフェイサーの塗装を進めていきます。

使用したツール

メモ
  • タミヤ 薄刃ニッパー(ゲートカット用)
  • タミヤ フィニッシングペーパー600・800番
  • プレミアムバンダイ限定 ペンサンダー・シャア専用モデル
  • ハセガワ モデリングスクライバー(けがき針)
  • スジボリ堂 BMCタガネ0.2mm
  • ハイキューパーツ スジボリ用ガイドテープ(6mm)
  • ゴッドハンド ショートパワーピンバイス
  • ゴッドハンド ドリルビット5本組B
  • ゴッドハンド スピンブレード

今回の制作で使用したキット

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

次回は「MG エクリプスガンダムを作る」塗装準備編の記事を投稿する予定です。

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