FULL MECHANICS ガンダムエアリアルをリサーキュレーションカラー・ブルーで作る #5 完成編

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全塗装リサーキュレーションカラー・ブルーで制作するHFULL MECHANICSガンダムエアリアル(アイキャッチ5)

ご覧いただき、ありがとうございます。

前回に続き、FULL MECHANICS ガンダムエアリアルをリサーキュレーションカラー・ブルーで制作していきます。

今回は完成編となります。

この記事の内容
  • 最終組み立て(仮組みとの部分ごとの比較)
  • 完成レビューと塗装前後、塗装イメージとの比較
  • ポージング

ここまでツヤや塗膜を大切に、慎重に制作してきたから、最終組み立ても慎重に進めていくよ。

完成したときの印象や塗装前後で変わった雰囲気などを画像を使って、ていねいにお伝えしようね。

目次

制作のモチーフと使用するキット

制作のモチーフ

制作のモチーフは、2023年10月に開催されたイベント、GUNDAM NEXT FUTURE限定で発売されたHG 1/144 ガンダムエアリアル(リサーキュレーションカラー・ネオンブルー)です。

ブラックの成型色をベースに、ネオンブルーの成型色が組み合わされた、スタイリッシュなカラーリングになっています。

通常版のHG ガンダムエアリアルは、ガンダムルブリスカラーで制作していますので、あわせてご覧いただけるとうれしいです。

使用するキット

使用するキットは、2023年4月22日に発売されたFULL MECHANICS 1/100 ガンダムエアリアルです。

全塗装リサーキュレーションカラー・ブルーで制作するHFULL MECHANICSガンダムエアリアル(仮組みレビュー7)

塗装イメージと関連記事

塗装イメージと塗り分けのポイント

ブルーを塗装する部分は、モチーフのHG 1/144 ガンダムエアリアル(リサーキュレーションカラー・ネオンブルー)を踏襲しています。

ボディカラーのブラックは、一部を濃度の異なるブラック、またはガンメタ系の色と塗り分けて、単調にならないよう工夫しています。

ブルーは、HG 1/144 ガンダムエアリアル(リサーキュレーションカラー・ネオンブルー)よりも深みのある色を使います。

全塗装リサーキュレーションカラー・ブルーで制作するHFULL MECHANICSガンダムエアリアル(塗装イメージ3)
塗り分けが完了した塗装イメージ

塗装イメージの作成手順は、下記の記事に詳しく掲載しています。

使用したツールと塗料のまとめ記事

FULL MECHANICS ガンダムエアリアル(リサーキュレーションカラー・ブルー)の制作で使用したツールと塗料は下記の記事にまとめています。

最終組み立て

最終組み立ては、仮組みの画像と比較しながら進めていきます。

頭部

頭部は、成型色がレッド、グリーン、イエローの部分をGXディープクリアーブルー(下地はGXラフシルバー)で塗り分けています。

額のメッキパーツ(レッド)とクリアパーツは塗装せずにそのまま使っているよ。

全塗装リサーキュレーションカラー・ブルーで制作するHFULL MECHANICSガンダムエアリアル(仮組み5)
塗装前
全塗装リサーキュレーションカラー・ブルーで制作するHFULL MECHANICSガンダムエアリアル(最終組み立て2)
塗装後

塗装イメージを作成した段階では、正面のアンテナとマスクをメタリックブラックにするつもりでしたが、ヘルメット左右をメタリックブラックに変更しています。

全塗装リサーキュレーションカラー・ブルーで制作するHFULL MECHANICSガンダムエアリアル(仮組み7)
塗装前
全塗装リサーキュレーションカラー・ブルーで制作するHFULL MECHANICSガンダムエアリアル(最終組み立て1)
塗装後

ボディ

ボディは、外側の部分をブラックメインに腹部をメタリックブラックにしてメリハリを出しています。

全塗装リサーキュレーションカラー・ブルーで制作するHFULL MECHANICSガンダムエアリアル(仮組み14)
塗装前
全塗装リサーキュレーションカラー・ブルーで制作するHFULL MECHANICSガンダムエアリアル(最終組み立て4)
塗装後

首周りやウエストの部分はメカサフ・スーパーヘヴィのフラット(ツヤ消し)仕上げにして、色だけでなく仕上げのメリハリを出しています。

仕上げに違いを出すことでボディのツヤをより際立たせることを狙っているよ。

全塗装リサーキュレーションカラー・ブルーで制作するHFULL MECHANICSガンダムエアリアル(仮組み8)
塗装前
全塗装リサーキュレーションカラー・ブルーで制作するHFULL MECHANICSガンダムエアリアル(最終組み立て3)
塗装後

スカート

塗装前のスカートはホワイトトレッドのみのシンプルな色分けでしたが、塗装後はフロントスカートをメタリックブラックで塗り分けて単調にならないようにしています。

全塗装リサーキュレーションカラー・ブルーで制作するHFULL MECHANICSガンダムエアリアル(仮組み9)
塗装前
全塗装リサーキュレーションカラー・ブルーで制作するHFULL MECHANICSガンダムエアリアル(最終組み立て5)
塗装後

腕部

腕部はフレームが露出している部分が多いので、仕上げの違いによるメリハリがよく出ています。

全塗装リサーキュレーションカラー・ブルーで制作するHFULL MECHANICSガンダムエアリアル(仮組み11)
塗装前
全塗装リサーキュレーションカラー・ブルーで制作するHFULL MECHANICSガンダムエアリアル(最終組み立て6)
塗装後

脚部

脚部はボリュームのある太ももやしなやかなスネの部分など、曲面で構成されているのでブラックのツヤがよく出ています。

脚部はマスキングを使ってふくらはぎやつま先の部分などをブラックとメタリックブラックで塗り分けてアクセントにしているよ。

全塗装リサーキュレーションカラー・ブルーで制作するHFULL MECHANICSガンダムエアリアル(仮組み10)
塗装前
全塗装リサーキュレーションカラー・ブルーで制作するHFULL MECHANICSガンダムエアリアル(最終組み立て7)
塗装後

ライフル

ビームライフルはメカサフ・スーパーヘヴィをベースに、スコープの部分だけGXディープクリアーブルー(下地はGXラフシルバー)で塗り分けています。

メカサフ・スーパーヘヴィのパーツはそのまま仕上げたけど、デカールを貼ってトップコートを塗装してもよかったね。

全塗装リサーキュレーションカラー・ブルーで制作するHFULL MECHANICSガンダムエアリアル(仮組み13)
塗装前
全塗装リサーキュレーションカラー・ブルーで制作するHFULL MECHANICSガンダムエアリアル(最終組み立て9)
塗装後

シールド

シールドはツヤありだけでなく、成型色がグレーの部分をメカサフ・スーパーヘヴィのフラット仕上げにしたところがポイントです。

全塗装リサーキュレーションカラー・ブルーで制作するHFULL MECHANICSガンダムエアリアル(仮組み12)
塗装前
全塗装リサーキュレーションカラー・ブルーで制作するHFULL MECHANICSガンダムエアリアル(最終組み立て8)
塗装後

完成レビュー

傷やホコリが目立ちやすいブラックのツヤあり仕上げのため、慎重に制作してきましたが、ほぼイメージどおりに完成しています。

フロントビュー

モチーフのHG 1/144 ガンダムエアリアル(リサーキュレーションカラー・ネオンブルー)の塗り分けをベースに、メタリックブラックを追加して軽くメリハリを出しましたが、違和感なくまとまっています。

ヘルメットのひさしが大きいから、ツインアイが見えづらくなったのが少し残念だったかな。

全塗装リサーキュレーションカラー・ブルーで制作するHFULL MECHANICSガンダムエアリアル(完成レビュー1)
ノーマルフォーム

シールドを分解し、腕や脚などに取り付けることで、ビットオンフォームを再現可能です。

シェルユニットのレッドのパーツはそのまま使ったけど、ブラックやブルーと違和感なくなじんでいるね。

全塗装リサーキュレーションカラー・ブルーで制作するHFULL MECHANICSガンダムエアリアル(完成レビュー12)
ビットオンフォーム

バストアップ

ボディ正面に使用したメタリックブラックは濃い目の色を選びましたが、ブラックとほどよくコントラストが出ていると思います。

濃いめのブルーを選んだから、モチーフのガンダムエアリアル(リサーキュレーションカラー・ネオンブルー)より深みを感じる仕上がりになっているよ。

全塗装リサーキュレーションカラー・ブルーで制作するHFULL MECHANICSガンダムエアリアル(完成レビュー2)

メタリックブラックやブルーは、#2の塗装準備編で塗料を比較してから、塗装する色を決めているよ。

サイドビュー

今回の制作では、ブラックのツヤをメインにするため、デカールの貼り付けを控えめにしています。

全塗装リサーキュレーションカラー・ブルーで制作するHFULL MECHANICSガンダムエアリアル(完成レビュー6)

リアビュー

FULL MECHANICS ガンダムエアリアルはフレームが露出する部分が多いので、ツヤありとツヤ消しのメリハリがよく出ていると思います。

全塗装リサーキュレーションカラー・ブルーで制作するHFULL MECHANICSガンダムエアリアル(完成レビュー5)

塗装前後を比較する

塗装前は明るい主役感のある雰囲気でしたが、塗装後はギラギラとしたヒール感のある雰囲気に変わっています。

フロントビュー

全塗装リサーキュレーションカラー・ブルーで制作するHFULL MECHANICSガンダムエアリアル(仮組みレビュー1)
塗装前
全塗装リサーキュレーションカラー・ブルーで制作するHFULL MECHANICSガンダムエアリアル(完成レビュー1)
塗装後

バストアップ

全塗装リサーキュレーションカラー・ブルーで制作するHFULL MECHANICSガンダムエアリアル(仮組みレビュー2)
塗装前
全塗装リサーキュレーションカラー・ブルーで制作するHFULL MECHANICSガンダムエアリアル(完成レビュー2)
塗装後

サイドビュー

全塗装リサーキュレーションカラー・ブルーで制作するHFULL MECHANICSガンダムエアリアル(仮組みレビュー3)
塗装前
全塗装リサーキュレーションカラー・ブルーで制作するHFULL MECHANICSガンダムエアリアル(完成レビュー4)
塗装後

リアビュー

全塗装リサーキュレーションカラー・ブルーで制作するHFULL MECHANICSガンダムエアリアル(仮組みレビュー4)
塗装前
全塗装リサーキュレーションカラー・ブルーで制作するHFULL MECHANICSガンダムエアリアル(完成レビュー5)
塗装後

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塗装イメージと比較する

塗装イメージと変えたのはヘルメットの塗り分けとつま先部分のみで、それ以外はイメージどおりに塗装しています。

全塗装リサーキュレーションカラー・ブルーで制作するHFULL MECHANICSガンダムエアリアル(塗装イメージ3)
塗り分けが完了した塗装イメージ
全塗装リサーキュレーションカラー・ブルーで制作するHFULL MECHANICSガンダムエアリアル(完成レビュー1)
フロントビュー

アクションポーズ

アクションベースを使ってポージングをしています。

付属しているクリアパーツがブルーなので、ボディの塗装とよくマッチしています。

全塗装リサーキュレーションカラー・ブルーで制作するHFULL MECHANICSガンダムエアリアル(完成レビュー9)
全塗装リサーキュレーションカラー・ブルーで制作するHFULL MECHANICSガンダムエアリアル(完成レビュー7)
全塗装リサーキュレーションカラー・ブルーで制作するHFULL MECHANICSガンダムエアリアル(完成レビュー8)
全塗装リサーキュレーションカラー・ブルーで制作するHFULL MECHANICSガンダムエアリアル(完成レビュー14)
全塗装リサーキュレーションカラー・ブルーで制作するHFULL MECHANICSガンダムエアリアル(完成レビュー11)

まとめ(ふりかえり・塗装レシピ・使用ツール)

制作全体のふりかえり

限定品のHG 1/144 ガンダムエアリアル(リサーキュレーションカラー・ネオンブルー)をFULL MECHANICS版のガンダムエアリアルを使って再現することができました。

モチーフの塗り分けどおりに塗装するのではなく、ブラックとメタリックブラックを組み合わせたり、濃いめのブルーで深みのある仕上がりにするなど、自分なりの工夫を折り込むこともできました。

少し前にHG ガンダムファラクトをプリズムブルーブラック塗装で塗装して制作しましたが、HGと異なりパーツ数が多く慎重に作業を進めたので、思いのほか完成までに時間がかかりました。

今回の制作のポイントは、塗り分けを決める(塗装イメージを作る)ところと使用する塗料を決めるところだったと思います。

塗り分けのところでは、ブラックとメタリックブラックで軽くメリハリを出すのがこだわったところなので、色の組み合わせや全身の配置など、イメージどおりになりました。

ブルーの部分はモチーフの塗り分けを踏襲したのですが、もう少しブルーの部分が多い方がカッコよかったかなとも感じています(以前制作したRG ゴッドガンダムくらいのイメージ)。

フレームの一部をブルーにしたり、レッドのメッキを落としてブルーに塗装する手もあったと思うので、今後の制作に活かしていくつもりです。

プリズムブルーブラック塗装で制作するHGガンダムファラクト35
HG ガンダムファラクト
グロスブラックとクリアーレッドのカスタムカラーで制作したRGゴッドガンダム(完成レビュー5)
RG ゴッドガンダム

使用する塗料は、メタリックとブルーの塗料を比較して、イメージどおりの色を見つけることができました。

メタリックの色が明るいと、ブラックとメリハリがつき過ぎて一体感がなくなったかなと思うので、よい選択になりました。

また、漠然と感じていたメタリックの色の違いや粒子の粗さの違いを、塗料サンプルの作成を通して把握できたのも今後につながる収穫になったと思っています。

ブルーは全体に占める割合を多くしていれば、もっと明るい色でもよかったと思いますが、今回くらいの割合であれば濃い目の色がよくマッチしたと思います。

塗り分けや塗料の決め方、ツヤ出しのための塗装など、考えたり慎重な作業が多い制作になりましたが、収穫の多い作品になりました。

次回からはHG サザビーをクリスマス風のカスタムカラーで制作します。

この制作が2023年最後の作品で、2回に分けて投稿する予定です。

塗装レシピ

メモ
  • ガイアノーツ Ex- ブラック
  • タミヤ メタリックブラック
  • GSIクレオス GXラフシルバー
  • GSIクレオス GXディープクリアーブルー
  • ガイアノーツ メカサフ・スーパーヘヴィ
  • ガイアノーツ サーフェイサー・エヴォ(グレー)
  • ガイアノーツ サーフェイサー・エヴォブラック
  • タミヤ エナメル塗料・ガンメタル
  • タミヤ スミ入れ塗料・ブラック
  • ガイアノーツ Ex- クリアー

塗料の比較のみに使用したものはこちらです。

  • ガイアノーツ プリズムブルーブラック
  • GSIクレオス ロシアンエアクラフトブルー(2)
  • GSIクレオス LASCIVUS Aura 濡烏
  • ガイアノーツ ヘキサカラー ヘキサブラック
  • ガイアノーツ 勇者カラー ブレイブブラック
  • GSIクレオス 黒鉄色
  • GSIクレオス ガンメタル
  • ガイアノーツ スターブライトアイアン
  • GSIクレオス GXメタルブラック
  • ガイアノーツ フレームメタリック1+スモークグレー
  • ガイアノーツ フレームメタリック2+スモークグレー
  • GSIクレオス クリスタルカラー サファイアブルー
  • ガイアノーツ プライマリーメタリックブルー
  • ガイアノーツ クリアーブルー

使用したツール

メモ
  • ゴッドハンド 片刃ニッパーST
  • ゴッドハンド アルティメットニッパー
  • スリーコインズ スライド式カトラリーケース
  • タミヤ フィニッシングペーパー、600・800番
  • ダイソー ウッドブロック・強力スポンジ両面テープ(幅15mm)
  • ダイソー スポンジやすり(細目)
  • ホビージャパン HJモデラーズデカール コーションA ミラーシルバー
  • ホビージャパン HJモデラーズデカール マーキング01 ミラーシルバー
  • タミヤ モデリングワックス

今回の制作で使用したキット

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

次回は、「HG サザビーをクリスマスナイトスペシャルカラーで作る」仮組み・塗装編の記事を投稿する予定です。

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