HG ゴッグを百均マスキングダイカットシールで迷彩カラーにリメイクする #1 仮組み編

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メルカリリメイク・全塗装HGゴッグ迷彩カラーのアイキャッチ

ご覧いただき、ありがとうございます。

今回からHG ゴッグを百均マスキングダイカットシールで迷彩カラーにリメイクします。

今回は、仮組み編となります。

この記事の内容
  • 制作のモチーフとメルカリで入手したキットの状態
  • メルカリで入手したHGゴッグの塗装前レビュー
  • ゲート跡処理、合わせ目消し、モールド彫り直しなど

百均で見つけたマスキングダイカットシールを使用して、迷彩カラーができないか、チャレンジしてみるよ。

塗装前の加工作業はていねいに進めていこうね。

目次

制作のモチーフとメルカリで入手したキット

制作のモチーフ

制作のモチーフは、ガンプラブログをされている「ZBOK-今夜もガンプラ!!」様が制作されていた迷彩ズゴックです。

完成品だけでなく、塗装の手順やマスキングのやり方など参考にさせていただきました。ありがとうございます。

メルカリで入手したキット

今回の制作に使用したキットは、HG 1/144 ゴッグで、入手した商品の状態は、次のとおりでした。

  • 製作状態 素組み、ランナーカット跡はニッパーのみ
  • 素材の状態よい、ホコリあり、関節状態大変よい
  • 欠損品はなし

使用したツールと塗料のまとめ記事

仮組みレビュー

入手したゴッグは、組み立て済みの状態で届いたので、仮組みレビューから始めます。

フロントビュー

頭部や腕部など、ゲートをカットした跡が目立っていますが、商品の説明に記載されていたようなホコリや汚れはほとんどなく、良好な状態でした。

概ね、ブラウン、ベージュ、ダークグレーのシンプルな色の組み合わせで、過去に制作した水陸両用MSのズゴックや、ハイゴックと共通しています。

脚の接地面積が大きいから、安定して自立しているし、関節の状態もしっかりしているよ。

HGゴッグ迷彩カラー塗装前レビューのフロントビュー

HG ズゴック、HG ハイゴッグの制作記事は下記のリンクからご覧ください。

バストアップ

メガ粒子砲のレッドは別パーツで色分けされていますが、隣の部分はモールドで表現されています。

ウエスト周りのフォルムは、ズゴックに似ているね。

HGゴッグ迷彩カラー塗装前レビューのボディ

サイドビュー・左

腕の部分は、ハンドパーツと接続する部分を除き、内部の骨格が全く見えないようになっています。

腕とハンドパーツ、クローの部分は、別々の色で塗り分けるつもりだよ。

HGゴッグ迷彩カラー塗装前レビューの左サイド

リアビュー

バックパックは、ランドセルとバーニアのみの、とてもシンプルな形をしています。

外から見える部分では、バックパックとひざ関節のパーツがライトグレーになっているよ。

HGゴッグ迷彩カラー塗装前レビューのリアビュー

トップビュー

ボディの前後には、合わせ目がありますが、大きな肩アーマーに隠れるので、それほど目立たないかなと思います。

モノアイの部分は、シールで表現されているよ。

HGゴッグ迷彩カラー塗装前レビューのトップピュー

ハンドパーツ(クロー)

クロー(指)の数は、ズゴック(3本)やハイゴッグ(4本)と異なり、5本になっています。

クローの先端は、シャープになるよう整えるつもりだよ。

HGゴッグ迷彩カラー塗装前レビューのツメのアップ

分解する

説明書

説明書は付属していないので、バンダイのWEB取説ベージを参考に分解します。

ボディ

ボディは、ベージュのパーツにレッドのメガ粒子砲のパーツを取り付けてから、ブラウンのパーツで挟み込む構造になっています。

レッドのメガ粒子砲のパーツがあるから、単純に接着するだけの合わせ目消しはできないね。

ウエスト・バックパック

腰の部分にも前後に合わせ目ができます。

ウエストの内側も目立ちそうなので、忘れずに塗装しようね。

バックパックは、とてもシンプルなので、バーニアを塗り分けて、デカールを貼り付けるつもりだよ。

脚部

脚のももの部分は段落ちモールドで表現されていますが、すねの部分は左右に合わせ目ができます。

この部分は正面でとても目立つから、ゲート跡や合わせ目の処理をていねいに進めていくよ。

頭部

頭部は2パーツのシンプルな構成で、モノアイが大きいので、塗装とクリアパーツを組み合わせたいと思います。

腕部・クロー

ハンドパーツにも合わせ目があります。

塗装前の加工をする(合わせ目消し・モールドの追加など)

ペンサンダーの導入

ゲート跡の処理や合わせ目消しを効率的に進めるために、プレミアムバンダイ限定のペンサンダー・シャア専用モデルを購入しました。

今回制作するゴッグのような合わせ目の処理が必要になるキットや、パーツ数が多いキットの制作がスムーズになればと思っています。

プレミアムバンダイ限定のシャア専用ペンサンダー

通常品は、Amazonなどで販売されています。

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ゲート跡を消す

今回入手したゴッグは、ゲート跡が粗いパーツが多かったので、タミヤの薄刃ニッパー(ゲートカット用)や百均のカッターなどで処理した後、ペンサンダーで整えています。

800番のヤスリを取り付けて使用してみたら、あっという間にゲート跡が消えて、作業を効率的に進めることができたよ。

ゲート跡処理中の迷彩カラーゴッグのパーツ

合わせ目を消す

合わせ目消しは、脚のパーツのみ、次の手順で行っています。

  • タミヤの瞬間接着剤・イージーサンディングをパーツの両面に塗る
  • 瞬間接着剤が少しあふれるようにして、パーツを組み合わせる
  • あふれ具合が不十分なところは、イージーサンディングを少量盛り付ける
  • 急いで仕上げたい時は、ガイアノーツのM-08 クイックハードスプレーなどを使用する
  • 合わせ目がきれいに消えたかの目印となるサーフェイサーを軽く塗装する
  • サーフェイサーが消えるまで600〜800番のヤスリ(今回はペンサンダーを使用)で削る
ゲート跡処理中の迷彩カラーゴッグのパーツ
合わせ目を消すパーツ
合わせ目処理加工中の迷彩カラーハイゴッグのパーツ
イージーサンディングを両面に塗る
合わせ目処理加工中の迷彩カラーハイゴッグのパーツ
パーツを組み合わせる
合わせ目処理加工中の迷彩カラーハイゴッグのパーツ
目印となるサフを吹く

ボディの合わせ目は、上部や腕に隠れて目立ちにくい割に、メガ粒子砲の後ハメなど、作業が難しいので見送っています。

ラインモールドを彫り直す

ラインや角形のモールドは、ハセガワのモデリングスクライバー(けがき針)スジボリ堂のBMCタガネ2.0mm(一部0.4mmも使用)で彫り直しています。

モールドを彫り直したHGゴッグのパーツ
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円形モールドを彫り直す

円形のモールドは、ゴッドハンドのショートパワーピンバイス、ドリルビット5本組B、スピンブレードを使って1mmの穴を彫り直しています。

円形のモールドには、仕上げの段階でメタルボールを取り付けるつもりだよ。

モールドを彫り直したHGゴッグのパーツ
モールドを彫り直したHGゴッグのパーツ
ゴッドハンドのショートパワーピンバイス、スピンブレード
ピンバイスとスピンブレード
ゴッドハンドのドリルビット5本組AとC
ドリルビット

段落ちモールドを追加する

ボディ上面や側面、ハンドパーツの合わせ目は、スジボリ堂のBMCダンボなどを使用して段落ちモールドにしています(ボディのライン幅は0.4mm、ハンドパーツのライン幅は0.2mmにしています)。

クローのシャープに整える

左右で10本あるクロー(ツメ)は、ペンサンダーを使用して、先端をシャープに整えています。

ツメをシャープに加工する前のゴッグのパーツ
ツメをシャープに加工したゴッグのパーツ

HG ゴッグ(百均マスキングダイカットシール・迷彩カラー)は、2022年に制作した作品の中で第6位に選んでいます。

まとめ(ふりかえり・塗装レシピ・使用ツール)

今回のふりかえり

前回のHG百式(旧キット)に続き、メルカリで入手したキットをリメイクします。

2022年5月ごろに再生産されたようで、ガンダムベースでも見かけましたが、今回リメイクするキットは、品薄だったときに入手したものです。

パーツ数はとても少ないので、組み立てはとてもスムーズだと思います。

加工のポイントは、胴体の合わせ目の処理だと思います。

後ハメ加工をされている手順も紹介されていたのですが、本文にも記載のとおり、あまり目立ちにくいと感じたことと、迷彩塗装で少しカバーされるかなと思い、段落ちモールドにしています。

前回の百式では、段落ちモールドにした部分が最後まで目立ってしまったので、今回は違和感なくなるよう仕上げていきたいと思います。

ペンサンダーは、ゲート跡の処理や合わせ目消しの作業スピードが一気に早くなり、もっと早く導入すればよかったと思っています。

あまり限定品には手を出さないのですが、デザインも気に入っていますし、よい買い物をしたと思っています。

次回の塗装準備編では、迷彩カラーの塗装イメージを作成してから、サーフェイサーなどの塗装を進めていきます。

使用したツール

メモ
  • プレミアムバンダイ限定 ペンサンダー・シャア専用モデル
  • タミヤ 薄刃ニッパー(ゲートカット用)
  • タミヤ 瞬間接着剤イージーサンディング
  • タミヤ フィニッシングペーパー800番
  • ガイアノーツ M-08 クイックハードスプレー
  • ゴッドハンド ショートパワーピンバイス
  • ゴッドハンド ドリルビット5本組B
  • ゴッドハンド スピンブレード
  • ハセガワ モデリングスクライバー(けがき針)
  • スジボリ堂 BMCタガネ0.2、0.4mm
  • スジボリ堂 BMCダンボ

今回の制作で使用したキット

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

次回は「HG ゴッグを百均マスキングテープで迷彩カラーにリメイクする」塗装準備編の記事を投稿する予定です。

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