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前回に続き、FULL MECHANICS レイダーガンダムを(リサーキュレーションカラー・パープル)で制作していきます。
今回は仕上げ編(その2)となります。
今回の主な内容
- トップコートの塗装(特にサーフェイサー・エヴォブラックとGXメタルバイオレットを塗り分けたパーツの手順)
- 最終仕上げ(メタルパーツの取り付け・シールドカノンのUVレジン入れ)
- 最終組み立て(各部分の印象の変化と主な塗り分けのポイント)

しっかり塗装した部分が多いから、関節部分などの塗膜を傷めないよう注意して組み立てていくよ。
いくつかミスをしてしまった部分もあるから、その原因などもていねいにお伝えしようね。

FULL MECHANICS レイダーガンダム(リサーキュレーションカラー・パープル)の制作で使用したツールと塗料は下記の記事にまとめています。
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【ガンプラ全塗装・ガンダムSEED】FULL MECHANICS レイダーガンダム(リサーキュレーションカラー・パープル)で使用したツールと塗料のまとめ
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制作のモチーフとFULL MECHANICS レイダーガンダム・キットの内容
制作のモチーフ
制作のモチーフは、バンダイがイベントなどの限定で販売しているMG 1/100 ガンダムエクシア(リサーキュレーションカラー・ネオンパープル)です。
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MG 1/100 ガンダムエクシア(リサーキュレーションカラー・ネオンパープル)
(株)BANDAI SPIRITS ホビー事業部運営の「ガンプラ」を主体とした総合施設”ガンダムベース(THE GUND ...
www.gundam-base.net
使用するキット
使用するキットは、FULL MECHANICS 1/100 レイダーガンダムです。

2022年05月に発売されたばかりの最新キットだよ。
最近(2022年11月時点)は、店頭で見かける機会が増えたように感じるね。


塗装イメージ
ボディカラーは、ブラックの一部を、ダークグレーと塗り分けて、単調にならないよう工夫したいと思います。
パープルは、ガンダムエクシア(リサーキュレーションカラー・ネオンパープル)を参考に、内部フレームやボディの一部を、ガンダムエクシアよりも青みのあるバイオレット寄りの色で塗装します。

塗装イメージの作成手順は、下記の記事に詳しく掲載しています。
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iPadのアプリ(SengaChan・ibisPaintX)を使用してガンプラの塗装イメージ(下絵)を作る
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トップコートを塗装する
トップコートは、ガイアノーツのものを使用しています。
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【Akabeko Factory】ガンプラなどの制作に使用しているサーフェイサー・トップコート
本ページはアフィリエイト広告を利用しています。 ご覧いただき、ありがとうございます。 今回は、塗装の下地として使用してい ...
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Ex- フラットクリアー
サーフェイサー・エヴォブラックとニュートラルグレーⅤのパーツは、ガイアノーツのEx- フラットクリアーを塗装しています。

Ex- フラットクリアーは、希釈を調整して、しっとりした光沢感の残る仕上がりにしているよ。

もともとフラット(ツヤ消し)のサーフェイサー・エヴォブラックと、グロス(ツヤあり)のニュートラルグレーⅤが自然になじんできたね。



#2の塗装準備編で6色のブラック・グレーから、サーフェイサー・エヴォブラックとニュートラルグレーⅤを組み合わせましたが、メリハリが強くなり過ぎず、ほぼイメージどおりになりました。

今回は、パープルやネイビーを感じない、ノーマルなグレーとブラックの組み合わせにしているよ。

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【ガンプラ全塗装・ガンダムSEED】FULL MECHANICS レイダーガンダムを(リサーキュレーションカラー・パープル)で作る #2 塗装準備編
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肩のアーマーには、HG ベギルベウの制作で使用したGMラインデカールのニューロン・シルバーやHJモデラーズのセンサー01(ミラーシルバー)などのデカールも貼っているよ。

Ex-クリアー
GXメタルバイオレットのパーツは、ガイアノーツのEx- クリアーを塗装しています。


フレームメタリック2は、塗料そのままの仕上がりが好きなので、トップコートは省略しているよ。

Ex- フラットクリアーとEx-クリアー
マスキングで、サーフェイサー・エヴォブラックとGXメタルバイオレットを塗り分けたパーツは、次の手順で塗装しています。
- ブラックの部分をマスキングしてから、GXメタルバイオレットを塗装
- GXメタルバイオレットの部分に、Ex-クリアーを塗装
- GXメタルバイオレットの部分をマスキング
- デカールの貼り付け
- ブラックの部分にEx- フラットクリアーを塗装




最終仕上げ(メタルパーツ・UVレジン)
メタルパーツ
#1の仮組み編で追加した円形モールドには、マイナスモールドのメタルパーツ(ボディ)ハイキューパーツのジーレップ 01の1.5mm(クローユニット)を取り付けています。

クローユニットのパープルの部分には、1mmのメタルボールも取り付けているよ。


ミョルニョルには、シルバーのラインをガイアノーツのEx- シルバーで塗り分けた後、円形モールドにウェーブのベーシックエッチング丸④の2mmを取り付けています。

UVレジン
シールドカノンには、キット付属のホイルシールを貼ってから、百均(ダイソー)のUVレジン液を入れて、ワンポイントにしています。
UVレジン液は、商品の説明欄などをよく確認してから、室内の換気、マスクや手袋の着用などに十分注意してください。
- キットに付属しているホイルシールなどを貼る(またはハイキューパーツのサークルステッカーの余白部分など)
- レジン液をGSIクレオスのMr.グルー・アプリケーターなどで慎重に流し込む
- ガイアノーツのM-09 UVライトなどを使用してUVレジン液を十分に硬化させる

最終組み立て
仮組みの時に撮影した画像と比較しながら、最終組み立てを進めていきます(画像は、左側が仮組み、右が最終組み立てのもの)。
頭部
頭部は、塗装前のイエロー、レッドなどの鮮やかな印象から、モノトーンをベースにしたシックな雰囲気に変わっています。


ボディ
ボディは、塗装前はの落ち着いた色のブラックとライトパープルをベースに、レッドとイエローのワンポイントが鮮やかな組み合わせでしたが、塗装後は全体的に深みを感じる印象です。

ライトパープルのパーツをニュートラルグレーⅤ、レッドとイエローのパーツをGXメタルバイオレットで塗装しているよ。


腕部
肩と腕は、ブラックとニュートラルグレーⅤのメリハリが強くなり過ぎず、GXメタルバイオレットがよいアクセントになっています。


肩アーマーの内部から展開するライフルは、フレームメタリック2とGXメタルバイオレットの組み合わせにして、ボディカラーとコントラストになるようにしているよ。



脚部
脚はブラックとGXメタルバイオレットの組み合わせを基本にしていますが、バーニアの中心部などに使用したフレームメタリック2が、ブラックやバイオレットの両方とよいコントラストになっています。

金属感のあるキメの細かいフレームメタリック2がブラックやGXメタルバイオレットを引き締めているように感じるよ。


メタリックカラーやトップコートをしっかり塗装したので、関節の可動を心配していましたが、塗装を傷めることなく可動できています(塗装前に可動部分のクリアランスを調整しています)。
ニュートラルグレーⅤは、スカートや全体のバランスを見て、側面の凸モールドや足の甲部分などに控えめに使っているよ。



そのほか、#4 仕上げ編(その1)で使用したデカールでは物足りなかった部分には、HJモデラーズのマーキング01(ミラーシルバー)も追加で貼って、アクセントにしています。
スカート
正面のスカートはブラックとニュートラルグレーⅤをマスキングで塗り分け、スリットから見える部分をGXメタルバイオレットで塗装しています。


リアスカートも正面と同様、ブラックとスリットから見える部分をGXメタルバイオレットで塗装しています。

リアスカートには、百均(ダイソー)のシードビーズ・シルバーの2mmを取り付けて、スミ入れしたシルバーとともにアクセントになるようにしているよ。


左右のスカートに装着するクローユニットは、ブラックとGXメタルバイオレットの組み合わせで、スミ入れしたシルバーとメタルパーツがアクセントになるようにしています。
クローの内側のパーツは、表面のみ塗装し、クローの部分も塗料が内側に入らないようにしていたけど、組み立てにくくなってしまったから、次回以降はもっと慎重に作業しようね。



バックパック
バックパックは、戦闘機などをイメージして、ニュートラルグレーⅤをメインカラーにしています。


ブラックとGXメタルバイオレットは、マスキングで塗り分け、キット付属のシールを貼っています。


FULL MECHANICS レイダーガンダム(リサーキュレーションカラー・パープル)は、2022年に制作した作品の中で第4位に選んでいます。
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【Akabeko Factory】2022年に制作したガンプラなどのふりかえり
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まとめ(ふりかえり・塗装レシピ・使用ツール)
今回のふりかえり
前回#3の記事でも触れましたが、今回はサーフェイサー・エヴォブラックとニュートラルグレーⅤをフラット(ツヤ消し)で、GXメタルバイオレットをグロス(ツヤあり)仕上げで制作しています。
そのため、サーフェイサー・エヴォブラックとGXメタルバイオレットをマスキングで塗り分けるパーツは、デカールの貼り付けや、トップコートを塗装する手順を間違えないよう慎重に作業しています。
作業は複雑になりましたが、フラット(ツヤ消し)ブラックやニュートラルグレーⅤとグロス(ツヤあり)のメタルバイオレットのコントラストがより鮮やかになったので、手間を掛けてよかったと思っています。
少しパープルを感じるキメの細かいメタリックのフレームメタリック2は、暗い色のブラックやニュートラルグレーⅤの中では明るい色に感じ、予想以上によいコントラストになりました。
今回の作業では、2つミスを犯してしまいました。
1つ目は、本文でも触れたクローユニットのハメ込みで、仮組みの段階でも塗料が入り込むと組み立てが難しくなると予想していました。
あらかじめやすりをかけておいたり、塗料が入り込まないよう注意していましたが、完全にハメ込めない部分が出てしまったのがとても残念です。
もう一つは、ウイングのラインデカールが剥がれてしまったことです(左下画像)。


トップコートの後、GXメタルバイオレットで塗装した部分の一部をフレームメタリック2で塗装(右上画像)するために、ブラックの部分をマスキングしたところ、デカールが剥がれてしまいました。
よりよく仕上げたいと思って発生したミスですが、デカールの部分を紙などで覆って保護してからマスキングすれば防げたと思います。
このようなトライ&エラーはよい経験になるので、次回以降の制作に活かしていこうと思います。
なお、いったんブラックの塗装を600番と800番の紙やすりで落とした後、ブラックの塗装、キット付属シールの貼り付け、トップコートの順に作業をやり直しています。
2つミスをしてしまいましたが、組み立てを終えた段階で、色の組み合わせはイメージどおりに仕上がっているので、完成が楽しみになっています。
あわせて読みたい
塗装レシピ
塗料の比較のみに使用したものはこちらです。
- GSIクレオス ジャーマングレー
- ガイアノーツ ダークブルーイッシュパープル
- ガイアノーツ スレートブラック
- ガイアノーツ ミッドナイトブルー
- GSIクレオス クリアパープル
- GSIクレオス クリアバイオレット
- GSIクレオス GXメタルバイオレット
- GSIクレオス アメジストパープル(下地はガイアノーツのEx- ブラック)
使用したツール
今回の制作で使用したキット
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は「FULL MECHANICS レイダーガンダムを(リサーキュレーションカラー・パープル)で作る」完成編の記事を投稿する予定です。