RG ゴッドガンダムをカスタムカラー(グロスブラック・クリアーレッド)で作る #4 仕上げ編

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グロスブラックとクリアーレッドのカスタムカラーで制作したRGゴッドガンダム記事のアイキャッチ4

ご覧いただき、ありがとうございます。

前回に続き、RG ゴッドガンダムをカスタムカラー(グロスブラック・クリアーレッド)で制作していきます。

今回は仕上げ編となります。

この記事の内容
  • マスキングの塗り分け(レッドとグレー、グレーとブラック)
  • トップコートとモデリングワックスでツヤ出し
  • ツインアイや細かい部分の塗装(プライマリーメタリックブルー)

今回はデカールやメタルパーツを使わずに、表面の仕上げを中心に仕上げていくよ。

マスキングや細かい部分の塗装など、ていねいに作業を進めようね。

目次

制作のモチーフと使用するキット

制作のモチーフ

制作のモチーフは、昨年3月に制作したRG サザビー・カスタムカラー(GXメタルレッド)です。

使用した塗料のリスト
  • ブラック(ベースカラー) ガイアノーツ サーフェイサー・エヴォブラック
  • ブラック(サブカラー) ガイアノーツ ボトムズカラー・スレートブラック
  • レッド GSIクレオス GXメタルレッド
  • ゴールド Ex- ゴールド
  • グレー ガイアノーツ フレームメタリック1

RG サザビーは、漆黒のサーフェイサー・エヴォブラックをベースに、穏やかな色合いのGXメタルレッドとEx- ゴールドを組み合わせ、フラット(ツヤ消し)仕上げで制作しました。

全塗装・カスタムカラーで制作したRGサザビーの完成レビュー

今回はRG サザビーの配色を参考に、ブラックとレッド系のクリアカラーを使って、グロス(ツヤあり)仕上げで制作したいと思います。

使用するキット

使用するキットは、2022年8月13日に発売されたRG 1/144 ゴッドガンダムです。

ヒトの動きの再現が徹底追求されており、「腕組み」ポーズの再現ができるほど手脚や胴体の可動が広くなっています。

ゴッドガンダムの設定やアニメを詳しく知らないのですが、全体的に流線型の印象を受けるので、グロス仕上げでも違和感なく仕上がるかなと思っています。

グロスブラックとクリアールージュのカスタムカラーで制作するRGゴッドガンダムのパーツ(仮組みレビュー1)
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塗装イメージ

ボディカラーは、ブラック、レッド、グレーを組み合わせます。

グロスブラックとクリアールージュのカスタムカラーで制作するRGゴッドガンダムのパーツ(仮組みレビュー3)
iPadアプリで作成した塗装イメージ

塗装イメージの作成手順は、下記の記事に詳しく掲載しています。

ツールと塗料のまとめ記事

RG ゴッドガンダム・カスタムカラー(グロスブラック・クリアーレッド)の制作で使用したツールと塗料は下記の記事にまとめています。

マスキングで塗り分ける

レッド(キャンディ塗装)とグレー

両肩、スカート、脚の太ももに入るレッドのストライプを塗り分けるために、メカサフ・スーパーヘヴィで塗装したパーツをマスキングしています。

グロスブラックとクリアーレッドのカスタムカラーで制作するRGゴッドガンダムのパーツ(マスキング1)

レッドはGXラフゴールド、クリアーレッド、トップコートの順に塗装してから、マスキングを剥がしているよ。

グロスブラックとクリアーレッドのカスタムカラーで制作するRGゴッドガンダムのパーツ(マスキング2)

レッドのストライプ以外の部分は外から見えないので、多少の塗料の滲みは気にせずに仕上げているよ。

グロスブラックとクリアーレッドのカスタムカラーで制作するRGゴッドガンダムのパーツ(マスキング5)

胸部下のアーチ状のストライプ部分も肩や脚などと同じように塗り分けているよ。

グロスブラックとクリアーレッドのカスタムカラーで制作するRGゴッドガンダムのパーツ(マスキング3)

脚のくるぶしのパーツはブラックとレッドの配色バランスを取る大事なパーツになっているよ。

グロスブラックとクリアーレッドのカスタムカラーで制作するRGゴッドガンダムのパーツ(マスキング4)

ブラックとグレー

左右のスカートとふくらはぎの裏側を、次の手順でニュートラルグレーⅤとEx- ブラックと塗り分けています。

  • ニュートラルグレーⅤを塗装
  • トップコート(Ex- フラットクリアー)を塗装
  • マスキングしてEx- ブラックを塗装
  • Ex- ブラックの部分にトップコート(Ex- クリアー)を塗装
グロスブラックとクリアーレッドのカスタムカラーで制作するRGゴッドガンダムのパーツ(マスキング6)

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トップコートを塗装する

トップコートは、ガイアノーツのEx- クリアーEx- フラットクリアーを塗装した色により使い分けています。

クリアーレッド

レッドのキャンディ塗装(GXラフゴールドの上にクリアーレッド)をしたパーツは、ガイアノーツのEx- クリアーを塗装し、グロス(ツヤあり)仕上げにしています。

グロスブラックとクリアーレッドのカスタムカラーで制作するRGゴッドガンダムのパーツ(トップコート5)

GXラフゴールドを下地に使ったから、下地シルバーよりも深みのあるキャンディ塗装に仕上がっているよ。

グロスブラックとクリアーレッドのカスタムカラーで制作するRGゴッドガンダムのパーツ(トップコート4)
グロスブラックとクリアーレッドのカスタムカラーで制作するRGゴッドガンダムのパーツ(トップコート6)

ブラック

Ex- ブラックを塗装したパーツは、ガイアノーツのガイアノーツのEx- クリアーを塗装し、グロス(ツヤあり)仕上げにしています。

グロスブラックとクリアーレッドのカスタムカラーで制作するRGゴッドガンダムのパーツ(トップコート1)
グロスブラックとクリアーレッドのカスタムカラーで制作するRGゴッドガンダムのパーツ(トップコート2)

ニュートラルグレーⅤ

ニュートラルグレーⅤを塗装したパーツは、Ex- フラットクリアーを塗装し、フラット(ツヤ消し)仕上げにしています。

グロス仕上げのレッド・ブラックとフラット仕上げのニュートラルグレーⅤで、色だけでなく仕上がりのメリハリを出しているよ。

グロスブラックとクリアーレッドのカスタムカラーで制作するRGゴッドガンダムのパーツ(トップコート3)

モデリングワックスでツヤを出す

トップコートが乾燥したら、レッドとEx- ブラックで塗装したパーツを、タミヤのモデリングワックスコンパウンド用クロスで磨いてツヤを出しています。

グロスブラックとクリアーレッドのカスタムカラーで制作するRGゴッドガンダムのパーツ(ツヤ出し4)

モデリングワックスで磨いたら、さらに透明感のある濡れたような艶に仕上がっているよ。

グロスブラックとクリアーレッドのカスタムカラーで制作するRGゴッドガンダムのパーツ(ツヤ出し1)
太もものパーツ
グロスブラックとクリアーレッドのカスタムカラーで制作するRGゴッドガンダムのパーツ(ツヤ出し2)
膝のパーツ
グロスブラックとクリアーレッドのカスタムカラーで制作するRGゴッドガンダムのパーツ(ツヤ出し5)

細かい部分をプライマリーメタリックブルーで塗装する

ツインアイ

ツインアイは、ガイアノーツのプライマリーメタリックブルーで塗装してから、タミヤのエナメル塗料・ダークグレイで隈取りしています。

グロスブラックとクリアーレッドのカスタムカラーで制作するRGゴッドガンダムのパーツ(ツインアイ1)
プライマリーメタリックブルーを塗装
グロスブラックとクリアーレッドのカスタムカラーで制作するRGゴッドガンダムのパーツ(ツインアイ2)
ダークグレイで隈取り塗装

識別灯の発光表現

外側の装甲から見える内部フレームの一部をプライマリーメタリックブルーで塗装して、識別灯の発光状態を再現しています。

グロスブラックとクリアーレッドのカスタムカラーで制作するRGゴッドガンダムのパーツ(プライマリーメタリックブルー1)
左上からウエスト、つま先、前後のスカートのパーツ

主にフラット仕上げにしたニュートラルグレーⅤのアクセントになる部分を塗装しているよ。

グロスブラックとクリアーレッドのカスタムカラーで制作するRGゴッドガンダムのパーツ(プライマリーメタリックブルー3)
ウエスト
グロスブラックとクリアーレッドのカスタムカラーで制作するRGゴッドガンダムのパーツ(プライマリーメタリックブルー2)
スカート
グロスブラックとクリアーレッドのカスタムカラーで制作するRGゴッドガンダムのパーツ(プライマリーメタリックブルー5)
ふくらはぎ側面
グロスブラックとクリアーレッドのカスタムカラーで制作するRGゴッドガンダムのパーツ(プライマリーメタリックブルー4)
つま先

識別灯の発光表現は、RG νガンダム・RX93ff(GUNDAM SIDE-F限定)カラーや、MG Zガンダム Ver.Ka(RG リミテッドカラー)でも行っています。

ガンプラなどの仕上げの工程でよく使用しているツールは、下記の記事にまとめています。

まとめ(ふりかえり・塗装レシピ・使用ツール)

今回のふりかえり

RG ゴッドガンダムは細かくパーツ分けされているので、設定どおりの色で塗装する場合はほぼマスキング不要かと思います。

今回はレッドをバランスよく全身に配置したかったので、マスキングでレッドとグレーを塗り分けています。

塗装前の両肩、スカート、脚の太もものストライプは、ホワイトやブルーの外部装甲に対し、グレーがアクセントになっていますが、逆に外部装甲をブラック、ストライプをレッドのアクセントにしています。

他にも胸部下やくるぶしの部分を塗り分けたことで、塗装イメージに沿って、レッドを全身にバランスよく配置できたと思います。

ニュートラルグレーⅤとEx- ブラックの塗り分けは、色だけでなく仕上げの違いでメリハリを出しています。

一つのパーツの中にフラットとグロスになる部分があるので、トップコートを間に挟んで作業を進めるところがポイントです。

  • ニュートラルグレーⅤを塗装
  • トップコート(Ex- フラットクリアー)を塗装
  • マスキングしてEx- ブラックを塗装
  • Ex- ブラックの部分にトップコート(Ex- クリアー)を塗装

今回の制作では、デカールやメタルパーツなどは使用せずに仕上げるので、プライマリーメタリックブルーで細かいところに色を入れています。

イメージしたのは、ガンダム立像の発光状態です。

ニュートラルグレーⅤで塗装した部分はメカサフ・スーパーヘヴィで塗装した内部フレームと色の違いがはっきりしていないので、プライマリーメタリックブルーを入れてメリハリを出しています。

ツインアイは当初、グリーンにするつもりでしたが、レッドとの相性がよさそうだったので、ブルーに変えています。

なお、ブラックの部分にホワイトやゴールドのデカールを貼ることを考えましたが、逆にシンプルな方が光沢のよさがより映えると思っています。

次回(完成編)は最終組み立てから完成レビューとなります。

塗装レシピ

メモ
  • ガイアノーツ Ex- ブラック
  • GSIクレオス GXラフゴールド
  • ガイアノーツ クリアーレッド
  • ガイアノーツ ニュートラルグレーⅤ
  • ガイアノーツ メカサフ・スーパーヘヴィ
  • ガイアノーツ サーフェイサー・エヴォ(グレー)
  • ガイアノーツ サーフェイサー・エヴォブラック
  • ガイアノーツ Ex- クリアー
  • ガイアノーツ Ex- フラットクリアー
  • ガイアノーツ プライマリーメタリックブルー

塗料の比較のみに使用したものはこちらです。

  • GSIクレオス GXクリアールージュ

エアブラシ塗装に使用するツール

エアブラシのハンドピースは、GSIクレオスのプロコンBOY・ダブルアクションエアブラシ・0.3mmを使用しています。

エアブラシの塗装では、塗料と溶剤の比率を1:1.5程度にしていることが多いので、ガンプラの制作では、ほぼこのハンドピースだけで塗装をしています。

コンプレッサーの圧力を調整することで、メタリックカラーやサーフェイサーの塗装も問題なく対応可能です。

コンプレッサーは、タミヤのスプレーワークパワーコンプレッサーを使用しています。

タミヤのスプレーワークパワーコンプレッサーは、出力が高いので、サーフェイサーや粒子の粗いメタリックカラーなどを均一に塗装できます。

また、夏季の湿度の高い時期など、こまめに水抜きをする必要があるので、水抜きが簡単にできるのも助かります。

ハンドピース、コンプレッサー以外の塗装環境は、下記の記事に詳しく掲載しています。

使用したツール

メモ
  • ゴッドハンド 片刃ニッパーST
  • ゴッドハンド アルティメットニッパー
  • ダイソー 整理トレー(大)
  • タミヤ フィニッシングペーパー、600・800番
  • ダイソー ウッドブロック・強力スポンジ両面テープ(幅15mm)
  • タミヤ モデリングワックス
  • タミヤ コンパウンド用クロス

今回の制作で使用したキット

BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。

次回はRG ゴッドガンダムをカスタムカラー(グロスブラック・クリアーレッド)で作る」完成編の記事を投稿する予定です。

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