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前回に続き、RG νガンダムをRX93ff(GUNDAM SIDE-F限定)カラーで制作していきます。
今回は塗装準備編となります。
今回の主な内容
- iPad描画アプリを使った塗装イメージの作成(SengaChanとibisPaintX)
- ホワイト(全8色)、ブルーの(全7色)、イエロー(全5色)の塗料比較
- 塗装する色の決定と色の組み合わせ

今回は塗装イメージを作成した後、ホワイト、ブルー、イエローなどの塗装で使用する色を比較して、塗装する色を決めていくよ。
ホワイトやブルーは、色の明るさや色合いが近い色が多いから、画像を使って色の印象をお伝えしようね。

RG νガンダム・RX93ff(GUNDAM SIDE-F限定)カラーの制作で使用したツールと塗料は下記の記事にまとめています。
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【ガンプラ全塗装】RG νガンダムをRX93ff(GUNDAM SIDE-F限定)カラーで使用したツールと塗料のまとめ
当ページのリンクには、広告が含まれています。 ご覧いただき、ありがとうございます。 今回の記事は、RG νガンダムをRX ...
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制作のモチーフとRG νガンダム・キットの内容
制作のモチーフ
制作のモチーフは、2022年4月にオープンしたららぽーと福岡に設置されている実物大νガンダム立像「RX-93ff νガンダム」です。
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RG 1/144 RX-93ff νガンダム − 商品情報|THE GUNDAM BASE - ガンダムベース公式サイト
(株)BANDAI SPIRITS ホビー事業部運営の「ガンプラ」を主体とした総合施設”ガンダムベース(THE GUND ...
www.gundam-base.net
ネット画像などの断片的な情報しか持っていませんが、できるだけイメージが近くなるよう工夫していこうと思います。

背面のロングレンジ・フィン・ファンネルを自作するのは、自分にはハードルが高過ぎるので、主に塗装で工夫していくよ。
RX-93ff立像の画像は、下記「電撃ホビーウェブ」様の記事を参考にしているよ。

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【ガンダムパーク福岡 現地レポート②】実物大νガンダム立像「RX-93ff νガンダム」を撮り下ろしフォトで徹底紹介! | 電撃ホビーウェブ
「三井ショッピングパーク ららぽーと福岡」にて、ついに一般公開がはじまった実物大νガンダム立像!現地で撮り下ろしたオープ ...
hobby.dengeki.com
使用するキット
制作に使用するキットは、RG 1/144 νガンダムです。
定期的に再生産されているようなので、最近発売されたRG のキットよりは店頭で見かける機会が多いように思います。

腕や脚の関節など一部をリアリスティックデカールで補う必要があるけれど、ホワイトの部分だけでも3色使用されていて、RGのキットらしく細かい色分けになっているよ。
背面のフィン・ファンネルやシールドの取り付け部分が少し不安定だけど、脚を曲げると装甲がスライドして内部フレームが見えるギミックなどがあって、ポージングも楽しめるキットになっているよ。


RX-93ffカラーに塗装するためのポイント
RX-93ffは、通常のRG νガンダムと比較すると、ボディカラーがネイビーから濃淡のブルーの組み合わせに変更されています。
RX-93ff立像の画像は、下記「電撃ホビーウェブ」様の記事を参考にしています。
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【ガンダムパーク福岡 現地レポート②】実物大νガンダム立像「RX-93ff νガンダム」を撮り下ろしフォトで徹底紹介! | 電撃ホビーウェブ
「三井ショッピングパーク ららぽーと福岡」にて、ついに一般公開がはじまった実物大νガンダム立像!現地で撮り下ろしたオープ ...
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まずは、塗装イメージを作成し、塗り分ける部分や全体のイメージをつかんでから、塗装に使用する色を比較・決定していきたいと思います。
iPadのアプリで塗装イメージを作る(SengaChanとibisPaintX)
塗装イメージは、SengaChan(iOS版のみ)とibisPaintXというアプリを使用して作成しています(どちらも無料でインストール可能)。
塗装イメージの作成は、下記の記事に詳しく掲載しています。
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iPadのアプリ(SengaChan・ibisPaintX)を使用してガンプラの塗装イメージ(下絵)を作る
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SengaChan(線画を抽出する)
- SengaChanで画像から線画を抽出し、画像を保存する
- モードとシャープネス、しきい値を設定する(モードを「分割」、シャープネスを「中」か「高」、しきい値を「低」に設定)
- 線画を保存し、SengaChanを終了する

ibisPaintX(線画を加工する)
- 先ほど保存した線画をibisPaintXで開く
- 黒側と白側の色を調整して線画の輪郭線をできるだけ明確にする
- 保存ボタンを押していったん画像を保存する
- 保存した画像の途切れている輪郭線をブラシでつなぐ(この作業が不十分だと隣の部分まで同じ色に塗りつぶされる)

ibisPaintX(線画に色を入れる)
- 作業レイヤーを追加し、輪郭線のレイヤー1、塗りつぶしに使うレイヤー2を追加する
- 塗りつぶしを使って、レイヤー2の輪郭線の内側を塗りつぶす
- 塗りつぶしが完了したら、レイヤー1とレイヤー2を入れ替え、輪郭線が前面になるようにする
- PNG保存を選び、ibisPaintXを終了する

塗料を比較する(ホワイト・3色)
塗料の比較は、百均のクリアスプーンに、サーフェイサー、比較する色、フラット(つや消し)のトップコートの順に塗装した状態で行っています。
できるだけ実際の色に近くなるよう画像を調整していますが、使用するモニター等の環境により、本文の説明と異なっていたり、色の違いが分かりづらい場合があります。
また、それぞれの色の説明は、筆者が感じた印象となりますので、ご了承ください。
用意した塗料
ブルーの比較に使用したのは、次の8種類で、下地はすべて、ガイアノーツのサーフェイサー・エヴォホワイトを使用しています。
- ガイアノーツ アルティメットホワイト
- GSIクレオス クールホワイト
- フィニッシャーズ ファンデーションホワイト
- ガイアノーツ サーフェイサー・エヴォホワイト
- GSIクレオス キャラクターホワイト
- GSIクレオス MSホワイト
- フィニッシャーズ スーパーシェルホワイト
- ガイアノーツ ニュートラルグレーⅠ
塗料の比較
アルティメットホワイト、クールホワイト、ファンデーションホワイトの3色は、ほぼ同じくらいの明るさで、あまり差を感じませんが、強いてあげるなら、クールホワイトに少しグレーを感じるかなという印象です。


サーフェイサー・エヴォホワイトは、ほかの3色に比べると少し暗い印象だよ。
落ち着いたホワイトの比較では、キャラクターホワイトが一番明るく、そのほかの色は、グレーの色の暖かみに差があるという印象です。

MSホワイトとスーパーシェルホワイトは、青みのあるグレーが入っていて、MSホワイトのほうが少し明るい色になっているよ。


ニュートラルグレーⅠは、この3色の中では黄色みが入っていて、一番暖かみを感じるかな。
過去記事HG ガンダムルブリスを作る #2 塗装準備編でもホワイトの塗料を比較してから、使用する色を決めているよ。


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【ガンプラ全塗装・水星の魔女】HG ガンダムルブリスを作る #2 塗装準備編
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塗料を比較する(ブルー)
用意した塗料
ブルーの比較に使用したのは、次の7種類で、下地はすべて、ガイアノーツのサーフェイサー・エヴォスカイブルーを使用しています。
- GSIクレオス コバルトブルー
- フィニッシャーズ スーパーファインコバルト
- GSIクレオス MSブルー
- GSIクレオス インディブルー
- GSIクレオス MSブルーZ系
- GSIクレオス キャラクターブルー
- フィニッシャーズ ピュアブルー
塗料の比較
左から明るい順に並べていて、上段が明るいブルーで塗装する色の候補、下段が濃いブルーで塗装する色の候補です。


ブルーもほぼ同じような色があって、名前を伏せると見分けがつかない色があるね。
スーパーファインコバルト、キャラクターブルー、ピュアブルーには、わずかにパープルを感じるよ。


スーパーファインコバルトは、コバルトブルーより少し濃い色になっているよ。
画像ではわかりにくいけど、インディブルーは、少しくすんだ感じのあるブルーで、MSブルーより濃い色になっているよ。


MSブルーZ系、キャラクターブルー、ピュアブルーの順に濃度が濃くなっていって、ピュアブルーは藍色に近いブルーという印象だよ。
過去記事MG エクリプスガンダムを作る #2 塗装準備編でもブルーの塗料を比較してから、エクリプスとフリーダムで使用する色を決めているよ。


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【ガンプラ全塗装・ガンダムSEED ECRIPSE】MG エクリプスガンダムを作る #2 塗装準備編
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塗料を比較する(イエロー)
用意した塗料
イエローの比較に使用したのは、次の5種類で、下地はすべて、ガイアノーツのサーフェイサー・エヴォレモンイエローを使用しています。
- ガイアノーツ サンシャインイエロー
- ガイアノーツ オレンジイエロー
- ガイアノーツ 橙黄色
- ガイアノーツ ビビッドオレンジ
- ガイアノーツ NAZCA マンダリンオレンジ
塗料の比較
モチーフのRX-93ffの画像を見ると、イエローに少しオレンジを感じるので、ニュートラルなサンシャインイエローから、ほぼオレンジに近いNAZCA マンダリンオレンジの順に並べて比較しています。


今回の制作では、オレンジイエロー、橙黄色、ビビッドオレンジあたりが選択肢になるかな。
サンシャインイエローはオレンジの入っていないニュートラルなイエロー、マンダリンオレンジは少しオレンジが強過ぎるかな。

塗装前に塗料比較を行った制作は、下記の記事にまとめています。
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【Akabeko Factory】ガンプラなどを塗装する前に塗料を比較した記事の一覧(2022年)
当ページのリンクには、広告が含まれています。 ご覧いただき、ありがとうございます。 今回は、2022年に掲載した記事の中 ...
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使用する色を決める
塗装する色
ホワイト、ブルー、イエローの塗料を比較した結果、RX93ff(GUNDAM SIDE-F限定)風カラーの塗装には、次の色を使用します。
ホワイト(3色)
ホワイトは、落ち着いたホワイトの中で一番明るいキャラクターホワイトをベースに、グレーの暖かみが異なるMSホワイトとニュートラルグレーⅠで塗り分けます。

モチーフのRX-93ff立像のホワイトは、アルティメットホワイトなどのような明るいホワイトより落ち着いて見えるので、キャラクターホワイトを選んでいるよ。

ブルー(2色)
ブルーは、濃淡の組み合わせの選択肢が最も多かったのですが、スッキリした色合いで、柔らかにメリハリが出そうなMSブルーZ系とコバルトブルーの組み合わせを選んでいます。

イエロー
イエローは、オレンジ色が入っている色の中で、橙黄色と迷いましたが、実物画像の印象から、少しイエローに近いオレンジイエローを選んでいます。

ブライトレッド
レッドは、過去に制作したMG エクリプスガンダムのようなビビッドなコントラスト(ディープレッド)や、HG ブラックライダーのような落ち着いた色合い(グレーサフ+ブライトレッドの組み合わせで塗装)ではなく、ニュートラルな仕上がりにしたいので、ピンクサフの上にブライトレッドを塗装します。
先ほど触れたMG エクリプスガンダムを作る #2 塗装準備編とHG ブラックライダーをダズル迷彩でSD グリーンベレーガンダム風に作る #2 塗装準備編も参考に見てみてね。

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【ガンプラ全塗装】HG ブラックライダーをダズル迷彩でSD グリーンベレーガンダム風に作る #2 塗装準備編
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色の組み合わせ
今回の色の組み合わせは、あまりコントラストが強くなり過ぎない、ニュートラルな色の組み合わせを目指します。

RG νガンダムRX93ff(GUNDAM SIDE-F限定)カラーは、2022年に制作した作品の中で第1位に選んでいます。
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【Akabeko Factory】2022年に制作したガンプラなどのふりかえり
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まとめ(ふりかえり・塗装レシピ・使用ツール)
今回のふりかえり
今回も塗り分ける部分や、全体のイメージをつかむために、iPadアプリで塗装イメージを作成しています。
ボディの塗り分けはネットの画像でほぼ把握できたのですが、フィン・ファンネルをどのようにして実物に近づけて塗装するか、何度か試行錯誤して今回の塗り分けに決めています。
イメージでは見えていませんが、フィン・ファンネル背面のネイビーで成形されているパーツは、MSブルーZを塗装する予定です。
今回記事のメインはホワイト、ブルーの塗料比較になります。
ホワイトとブルーの塗料は、以前制作したエクリプスガンダムやガンダムルブリスで比較した色の中から選んでいますが、どちらも色の明るさや色合いが似ている色が多く、組み合わせに迷いましたが、今回の色を選んでいます。
- ホワイト(明るい色から順に、キャラクターホワイト、MSホワイト、ニュートラルグレーⅠ)
- ブルー(明るい色から順に、コバルトブルー、MSブルーZ)
ベースのホワイトは、3色の違いを出すために、アルティメットホワイトのような明るい色にするつもりでしたが、モチーフの立像を見ると明るくなり過ぎると感じたので、キャラクターホワイトを選んでいます。
わずかな色の明るさや暖かみの差になりますが、MSホワイト、ニュートラルグレーと塗り分けたいと思っています。
ブルーは、藍色に近いピュアブルーは少しイメージと違ったので、まず候補から外しています。
ほかの濃淡の組み合わせであれば、どれも問題なくまとまったかなと思いますが、今回はメリハリが柔らかに出そうなコバルトブルーとMSブルーZを選んでいます。
イエローやレッドを含めて、今回はビビッドな色を選んでいないので、ニュートラルな仕上がりになればと思っています。
次回の塗装編は、今回決めた色に沿ったサーフェイサーを塗装した後、仕上げの色を塗装していく予定です。
あわせて読みたい
塗装レシピ
塗料の比較のみに使用したものはこちらです。
- ガイアノーツ アルティメットホワイト
- GSIクレオス クールホワイト
- フィニッシャーズ ファンデーションホワイト
- フィニッシャーズ スーパーシェルホワイト
- フィニッシャーズ スーパーファインコバルト
- GSIクレオス MSブルー
- GSIクレオス インディブルー
- GSIクレオス キャラクターブルー
- フィニッシャーズ ピュアブルー
- ガイアノーツ サンシャインイエロー
- ガイアノーツ 橙黄色
- ガイアノーツ ビビットオレンジ
- ガイアノーツ NAZCA マンダリンオレンジ
使用したツール
アルティメットニッパーは、ゲート跡を「押し潰す」のではなく、「スッと切る」感覚で、ゲート跡がほとんど目立たなくなります。
今回の制作で使用したキット
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は「RG νガンダムをRX93ff(GUNDAM SIDE-F限定)カラーで作る」塗装編の記事を投稿する予定です。